板谷内科クリニックブログ

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糖尿病・代謝内科

食べても痩せるのは糖尿病の症状?原因と対策について解説

糖尿病・代謝内科に関する記事です。
この記事では「糖尿病で痩せてしまう原因」について解説していきます。後半部分では「糖尿病で痩せた時の対処法」について解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 【目次】 糖尿病とは 糖尿病で痩せるのはなぜ? 糖尿病以外で痩せてしまう原因 どのくらい痩せたら糖尿病の可能性があるか? 糖尿病症状で痩せた時の対処法 糖尿病症状による痩せを防ぐには 糖尿病治療ならいつでも当院にご相談ください   糖尿病とは 糖尿病はインスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖が増えてしまう病気です。長期間にわたり血糖濃度が高い状態が続くと、血管が傷つき、将来的に心臓病、失明、腎不全など、深刻な合併症を引き起こすことがあります。そのため、糖尿病の症状が見られた際には、放置せずに速やかに糖尿病専門医の診察を受けることが重要です。なお、糖尿病は症状の自覚が難しい病気です。血糖値が少し高い段階では、自覚する症状はほぼありません。しかし、血糖値が高い状態が続くと「視力の低下」「頻尿」「体重減少」などの症状が現れることがあります。これらの症状が見られた場合には、糖尿病の可能性があるため、速やかに医療機関を受診することが重要です。「日本糖尿病学会」でも同様の見解を述べています。   糖尿病で痩せるのはなぜ? 1型糖尿病では、膵臓がインスリンをほとんど分泌しなくなるため、細胞が糖を取り込むことができません。その結果、体は利用可能なエネルギー源としての糖を欠乏し、代わりに脂肪や筋肉を分解してエネルギーを供給しようとします。これが体重減少の主な原因です。一方、2型糖尿病では、インスリン抵抗性が生じ、インスリンの効きが悪くなります。そのため、血糖値が高くても細胞に十分なエネルギーが供給されず、体はエネルギーを確保するために脂肪や筋肉を分解します。これも体重減少の一因となります。さらに、糖尿病では高血糖が続くと、余分な糖が尿に排出されるため、多尿になります。この過程で大量の水分が失われるため、脱水状態が生じ、これも体重減少に寄与します。糖尿病による体重減少は、表面的には「痩せることができる」という利点のように見えるかもしれませんが、実際には深刻な健康問題を示すサインです。体重減少は、栄養不良や体力低下、さらには免疫力の低下を引き起こし、さまざまな合併症を招くリスクがあります。したがって、糖尿病の症状としての体重減少には十分な注意が必要です。なお、1型糖尿病の場合は、2型糖尿病よりも突然かつ急激に体重が減るのが特徴です。1型糖尿病と2型糖尿病の違いについては「糖尿病情報センター」や「糖尿病とは?原因と症状」をご覧ください。   糖尿病以外で痩せてしまう原因 体重減少は必ずしも望ましいわけではありません。特に意図せずに痩せる場合、その背後にはさまざまな健康問題が潜んでいることがあります。例えば、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)です。この病気では甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、新陳代謝が異常に高まります。その結果、食欲があっても体重が減少することがあります。次に、消化器系の問題も原因となることがあります。例えば、クローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患では、栄養吸収が妨げられ、体重減少が起こります。これに伴い、腹痛、下痢、血便などの症状が見られることが多いです。また、がんも体重減少の大きな原因の一つです。特に胃がんや大腸がん、肺がんなどは、食欲不振や栄養吸収の障害を引き起こし、体重が減少することがあります。さらに、精神的な要因も無視できません。うつ病やストレスが長期間続くと、食欲不振や過剰なエネルギー消費が生じ、体重が減少することがあります。特にうつ病では、無力感や興味の喪失が伴い、食生活が乱れることが多いです。最後に、慢性感染症も体重減少の一因となります。例えば、結核やHIV感染症では、長期にわたる炎症反応や栄養吸収の障害により、体重減少が見られることがあります。これらの病状は、早期発見と適切な治療が重要です。意図しない体重減少が見られる場合は、早めに医師の診察を受けることを強くお勧めします。なお、糖尿病の慢性合併症については「都賀で糖尿病の慢性合併症にお悩みの方へ」で解説していますので、ご興味のある方はご覧ください。   どのくらい痩せたら糖尿病の可能性があるか? 意図的に減量していないにもかかわらず、6~12カ月で体重が4.5kg、または体重の5%以上減少した場合、何らかの病気が隠れている可能性があります。したがって、思いがけない体重減少について心当たりのある方は放置せず、お近くの医療機関を受診してください。また、体重減少に伴って、次のような症状がある方も注意が必要です。 ・立ちくらみ ・全身の倦怠感、疲労感 ・喉が渇いて沢山の水がほしくなる ・手足のしびれ、冷え、むくみ ・皮膚のかゆみ、乾燥 ・よく食べるのに体重が減っている ・目がかすむ ・視力の低下 ・残尿感がある ・尿の臭いが気になる 上記の症状は糖尿病の初期症状の可能性があります。したがって、これらの症状が体重減少とともに現れた場合、早急に医療機関を受診することが重要です。   糖尿病症状で痩せた時の対処法 糖尿病による体重減少が起こった場合、まずは糖尿病の管理を見直すことが重要です。医師の指導のもとで適切な食事療法を行い、血糖値の安定を図ってください。また、適度な運動を取り入れることも推奨されます。有酸素運動や筋力トレーニングは血糖コントロールに役立ち、体重の安定や筋肉の維持に寄与します。さらに、ストレス管理も重要です。ストレスが過剰だと血糖値の乱れを引き起こすことがありますので、リラクゼーション法や趣味の時間を取ることが推奨されます。糖尿病を悪化させないためには、総合的なアプローチで、生活習慣の見直しと定期的な医療チェックを行うことが重要です。糖尿病は自覚症状のないままに進行し、将来的に心臓病や失明、腎不全など、より重篤な合併症を引き起こす可能性がありますので、ご注意ください。なお、体重が増加傾向にある場合は、まだ糖尿病の初期段階です。しかし、体重が急激に減少し始めた場合は、糖尿病が非常に悪化している可能性があります。そのため、体重が急激に減少し始めた際は早急に専門医の診察を受け、適切な治療を開始する必要があります。   糖尿病症状による痩せを防ぐには 糖尿病症状による痩せを防ぐには、健康的な生活習慣を実践することが重要です。以下、具体的な方法です。 【糖尿病に効果的な予防法1】運動 糖尿病予防において、運動は極めて有効な手段です。運動は体内の「インスリン」の効率的な利用を促進し、筋肉が血糖を取り込むのを助けます。また、運動によって体重が減少し、肥満や過体重のリスクが低下します。そのため、インスリン抵抗性が改善され、糖尿病の発症リスクが軽減されます。さらに、運動は心血管の健康にも寄与します。血圧やコレステロール値の改善が期待できるため、糖尿病に関連する心血管疾患のリスクを低減します。また、運動はストレスの軽減にも効果があります。ストレスは血糖値の上昇に繋がるため、精神的な健康を保つことも糖尿病予防に重要です。このように、運動は血糖値管理、心血管の健康向上、ストレス軽減など、様々な面から糖尿病予防に役立ちます。したがって、運動は糖尿病予防において非常に効果的な手段と言えます。なお、糖尿病予防に効果的な運動には、「有酸素運動」と「レジスタンス運動」があります。 <有酸素運動> 有酸素運動とは、筋肉を収縮させる際のエネルギーに酸素を使う運動のことです。ウォーキング、ジョギング、サイクリングなどが一般的な有酸素運動の例になります。有酸素運動は時間をかけて体を動かすため「心肺機能の向上」や「体脂肪の減少」などの効果が期待できます。なお、一般的に「週150分以上」の有酸素運動が推奨されています。この目標に向かって努力することで、健康的な生活習慣を築くことができます。 <レジスタンス運動> レジスタンス運動とは、筋肉に負荷をかける動きを繰り返し行う運動のことです。ウエイトトレーニング、体幹トレーニング、ゴムチューブを使ったエクササイズなどがレジスタンス運動の例になります。レジスタンス運動は、筋肉量を増やし、血糖値の管理をサポートするのに役立ちます。また、筋力トレーニングは骨密度を向上させ、骨粗鬆症のリスクを減らすのにも効果的です。そのため、糖尿病予防に極めて効果的な運動だと考えられています。なお、レジスタンス運動は、筋肉量の増加、筋力の向上、筋持久力の向上を促す筋力トレーニングとして、高齢者からアスリートまで広く行われています。 【糖尿病に効果的な予防法2】バランスの取れた食事 糖尿病予防には、バランスの取れた食事が欠かせません。特に重要な栄養素として、食物繊維、良質なタンパク質、ビタミン、ミネラルなどが挙げられます。食物繊維は血糖値の急上昇を抑え、満腹感を持続させるため「全粒穀物」や「野菜」など、食物繊維が豊富に含まれている食品を積極的に摂取してください。 また、良質なタンパク質は血糖値を安定させる役割を果たします。良質なタンパク質は、豆類、魚、鶏肉などに含まれるため、これらの食品をバランスよく取り入れることが重要です。さらに、ビタミンやミネラルは代謝をサポートし、免疫力を強化します。特にビタミンDやマグネシウムは、糖尿病のリスクを低減する可能性があるため、積極的に摂取してください。なお、バランスの取れた食事の基本は、食材の多様性と適切な量です。定期的に食事を摂り、過剰なカロリーや糖分、飽和脂肪を避けることが大切です。このような食事習慣を維持することで、糖尿病予防に大きく貢献します。したがって、普段からバランスの取れた食事を心掛けてください。   糖尿病治療ならいつでも当院にご相談ください 糖尿病になっても初期段階では自覚症状がありません。そのため健康診断や、ほかの病気の検査をしている時に偶然見つかるということも多々あります。健康診断で糖尿病の可能性を指摘された方はもちろん、日常生活の乱れを自覚していて、「糖尿病の症状かもしれない…」と気づかれた方は、早めに受診することをお勧めします。なお、当院では、患者さん一人ひとりの状態に合わせた総合的な治療を提供しています。糖尿病の初期段階から進行した症例まで幅広く対応しておりますので、糖尿病の症状に心当たりのある方、もしくは検診などで血糖値に異常を指摘された方などいらっしゃいましたら、まずお気軽にご相談ください。 当日の順番予約はこちらから

2024.06.26

糖尿病・代謝内科

【専門医監修】糖尿病予防に効く食事|合併症予防のための食事療法

糖尿病・代謝内科に関する記事です。
この記事では「糖尿病予防に効果的な食事」について解説していきます。後半部分では「糖尿病予防のための生活習慣」について解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 【目次】 糖尿病予防に効果的な食事とは? 糖尿病予防に良い食材とその効果 糖尿病予防のための食事の摂り方 糖尿病予防に効果的なメニュー例 糖尿病予防のための生活習慣   糖尿病予防に効果的な食事とは? 糖尿病予防には、バランスの取れた食事が欠かせません。特に重要な栄養素として、食物繊維、良質なタンパク質、ビタミン、ミネラルなどが挙げられます。食物繊維は血糖値の急上昇を抑え、満腹感を持続させるため「全粒穀物」や「野菜」など、食物繊維が豊富に含まれている食品を積極的に摂取してください。 また、良質なタンパク質は血糖値を安定させる役割を果たします。良質なタンパク質は、豆類、魚、鶏肉などに含まれるため、これらの食品をバランスよく取り入れることが重要です。さらに、ビタミンやミネラルは代謝をサポートし、免疫力を強化します。特にビタミンDやマグネシウムは、糖尿病のリスクを低減する可能性があるため、積極的に摂取してください。なお、バランスの取れた食事の基本は、食材の多様性と適切な量です。定期的に食事を摂り、過剰なカロリーや糖分、飽和脂肪を避けることが大切です。このような食事習慣を維持することで、糖尿病予防に大きく貢献します。したがって、普段からバランスの取れた食事を心掛けてください。「厚生労働省のサイト」や「千葉栄養士会のホームページ」でも同様の見解を述べています。   糖尿病予防に良い食材とその効果 糖尿病予防に役立つ食材には、以下のものがあります。 【糖尿病予防に良い食材とその効果1】緑黄色野菜 緑黄色野菜は低カロリーで食物繊維が豊富なうえ、糖質や脂質の代謝に必要なビタミンやミネラルも多く含んでいます。特にブロッコリーや小松菜には、糖の代謝を促進する葉酸が豊富です。したがって野菜を選ぶ際は、緑黄色野菜を中心に摂取してください。ただし、南瓜やれんこん、芋類は糖質が多いため、食べ過ぎには注意が必要です。 【糖尿病予防に良い食材とその効果2】魚 アジ、さば、さんまなどの青魚には、インスリン分泌を改善する脂肪が豊富に含まれています。特に、これらの魚に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)は、抗炎症作用があり、インスリンの感受性を高める効果があります。これにより血糖値の管理が容易になり、糖尿病予防に役立ちます。また、EPAとDHAは心血管の健康にも寄与するため、全身の健康維持にも効果的です。青魚を定期的に摂取することで、これらの健康効果を得ることができます。 【糖尿病予防に良い食材とその効果3】きのこ きのこは低カロリーで食物繊維が豊富です。食物繊維は糖の吸収を遅らせるため、血糖値の上昇を抑制します。さらに、きのこに含まれるβ-グルカンは胃や腸で膨らみ、満腹感を得やすくし、お通じの調子も整えます。したがって糖尿病予防には、きのこ類を積極的に摂取することがお勧めです。 【糖尿病予防に良い食材とその効果4】豚肉 豚肉にはビタミンB1が含まれており、このビタミンは糖を分解してエネルギーに変える働きがあります。したがって、ビタミンB1を積極的に補給して糖代謝を高め、血糖値をコントロールしてください。なお、ビタミンB1が不足すると、糖が分解されずに血糖値が上がることがありますので、ご注意ください。 【糖尿病予防に良い食材とその効果5】大豆製品(高野豆腐) 高野豆腐にはレジスタントプロテインが含まれており、これは食物繊維と似た働きをします。レジスタントプロテインは糖質の吸収を緩やかにし、血糖値の急上昇を防ぎます。したがって、高野豆腐を積極的に食事に取り入れてください。 【糖尿病予防に良い食材とその効果6】乳製品 乳製品はカルシウムやビタミンDを豊富に含み、骨の健康を維持するのに役立ちますが、糖尿病予防にも効果的です。低脂肪または無脂肪の乳製品を選ぶことで、カロリーや飽和脂肪の摂取を抑えつつ、健康的な栄養を得ることができます。特にヨーグルトには、プロバイオティクスが含まれており、腸内環境を整え、インスリン感受性を改善する効果があります。また、ギリシャヨーグルトは高たんぱくで低脂肪の選択肢としてお勧めです。なお、牛乳を選ぶ際は、無脂肪または低脂肪のものを選んでください。これにより、必要な栄養素を摂取しながら、カロリーと飽和脂肪の摂取を抑えることができます。 【糖尿病予防に良い食材とその効果7】海藻 海藻類は全般的に低カロリーで、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富です。特に「めかぶ」はお勧めです。ネバネバ成分が血糖値の上昇を緩やかにします。 【糖尿病予防に良い食材とその効果8】玄米や胚芽米 玄米や胚芽米にはクロムというミネラルが含まれています。クロムはインスリンが糖を細胞に取り込む際に助けとなり、インスリンの働きをスムーズにします。そのため、白米の代わりに玄米や胚芽米を選ぶことで、血糖値の管理がしやすくなります。なお、血糖値を下げるのに効果的な食べ物については「血糖値を下げるのに効果的な食べ物を紹介」に詳しく記載しておりますので、ご興味のある方はご覧ください。   糖尿病予防のための食事の摂り方 糖尿病予防において、食べ方も重要です。適切な摂取方法を心掛けることで、血糖値のコントロールや体重の管理が促進されます。糖尿病予防のための食事の摂り方については、以下をご覧ください。 【糖尿病予防のための食事の摂り方1】野菜類から食べる 食事を始める際は、野菜類から摂ることが重要です。野菜や豆類を最初に摂ることで、食後の血糖値の上昇を緩やかにし、食事全体のカロリー摂取量を調整することができます。 【糖尿病予防のための食事の摂り方2】ゆっくり食べる 急いで食事をすると、食べすぎの原因となるだけでなく、血糖値の急激な上昇をもたらす可能性があります。食事をゆっくりと楽しむことで、適切な量を摂取しやすくなります。 【糖尿病予防のための食事の摂り方3】規則正しい食事を心掛ける 日々の食事を3食、規則正しく摂ることが重要です。不規則な食事や食事を抜くことは血糖値の乱れを招きやすく、糖尿病のリスクを高めますので、ご注意ください。「東京都保険医療局の公式サイト」でも同様の見解を述べています。 【糖尿病予防のための食事の摂り方4】間食は控える 間食は血糖値の急激な上昇を招き、糖尿病リスクを高める可能性があります。できる限り間食を控え、規則正しい食事を心掛けてください。 【糖尿病予防のための食事の摂り方5】腹八分目 食べ過ぎは血糖値の乱れや肥満の原因となります。食事を摂る際は腹八分目に留め、適度な量を摂取してください。 【糖尿病予防のための食事の摂り方6】よく噛んで食べる 食事をゆっくり噛むことで、満腹感を早く感じることができます。十分に噛んで食べる習慣を身につけてください。「糖尿病食の調理と食べ方のコツ」でも同様の見解を述べています。   糖尿病予防に効果的なメニュー例 糖尿病予防のためには、バランスの取れた食事が重要です。以下、糖尿病予防に効果的なメニューの例です。 <朝食> 野菜たっぷりのオムレツ 玄米パン ヨーグルト(無糖) <昼食> レタス、トマト、キュウリ、ピーマンなどの野菜 グリルチキン オリーブオイルとレモンのドレッシング フルーツ(いちごやブルーベリーなど) <夕食> サーモンのステーキ ほうれん草とトマトのソテー ひよこ豆のハーブサラダ 茹でたサツマイモ これらの食事は野菜や果物、たんぱく質、食物繊維を豊富に含んでいるため、血糖値の急激な上昇を防ぎます。したがって、糖尿病予防に役立つ食事療法の一例として参考になります。なお、糖尿病予防に役立つメニューの例について詳しく知りたい方は「糖尿病情報センターのホームページ」をご覧ください。   糖尿病予防のための生活習慣 糖尿病は、日常生活における食事や運動の習慣に大きく影響される病気です。そのため、糖尿病予防のためには、健康的な生活習慣を身につけることが重要です。まずは、バランスの取れた食事を心掛けてください。毎日の食事では、野菜、果物、全粒穀物、健康な脂肪、たんぱく質を含む食品を適切な割合で摂取してください。また、運動も糖尿病予防に効果的です。適度な運動を続けることで、血糖値をコントロールし、体重を維持するのに役立ちます。さらに、十分な睡眠をとり、ストレスを管理することも大切です。睡眠不足やストレスは血糖値やホルモンバランスに悪影響を与える可能性がありますので、ご注意ください。なお、糖尿病になっても初期段階では自覚症状がありません。そのため、健康診断や他の病気の検査を受けている時に偶然発見されることが多々あります。健康診断で糖尿病の可能性を指摘された方はもちろん、日常生活の乱れを自覚して「糖尿病の症状かもしれない…」と感じた方は、早めに受診することをお勧めします。糖尿病の症状に心当たりのある方、もしくは検診などで血糖値に異常を指摘された方などいらっしゃいましたら、まずお気軽にご相談ください。 当日の順番予約はこちらから

2024.05.25

内科

血糖値スパイクとは?眠気・頭痛・治らない原因と対策

内科に関する記事です。
この記事では、「血糖値スパイク」について解説していきます。後半部分では、「血糖値スパイクを予防・改善するための具体的な方法」について解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 【目次】 血糖値スパイクとは何か? 血糖値スパイクの原因 血糖値スパイクと眠気の関係 血糖値スパイクと頭痛の関係 血糖値スパイクが治らない原因と対策 血糖値スパイクを予防・改善するための具体的な方法 血糖値スパイクと日常生活の管理   血糖値スパイクとは何か? 血糖値スパイクとは、普段の血糖値は正常なのにもかかわらず、食後に限って血糖値が急上昇、急降下する現象を指します。この現象は、血糖値のグラフがまるで突出した「スパイク」のように上昇することから「血糖値スパイク」と呼ばれています。通常、食後2時間経過時の血糖値は140mg/dL未満であるべきですが、血糖値スパイクの場合は、この基準値を超えて140mg/dL以上になることがあります(健康な方は空腹時血糖値が70~110mg/dL程度です)。なお、血糖値スパイクが繰り返されると、いくつかの健康リスクが生じます。まず、インスリンの過剰分泌を引き起こし、これが長期的にはインスリン抵抗性を高め、2型糖尿病のリスクを増大させます。また、高血糖状態は血管にダメージを与え、動脈硬化を進行させる可能性があります。これにより、心血管疾患のリスクが増加します。さらに、頻繁な血糖値スパイクは、エネルギーの急激な変動を引き起こし、疲労感や集中力の低下を招くことがあります。したがって、血糖値スパイクは早期発見、早期対応が大切です。「厚生労働省のサイト」や「全国健康保険協会のサイト」でも同様の見解を述べております。   血糖値スパイクの原因 血糖値スパイクは、インスリンの分泌が正常に行なわれないことが原因です。老化や肥満などの影響でインスリンを分泌する膵臓の機能が衰えると、適切な量のインスリンを分泌できなかったり、インスリンを分泌するタイミングが遅れたりします。その結果、ブドウ糖を細胞内に取り込めず、血液中のブドウ糖の濃度が急激に上昇し、食後高血糖と呼ばれる状態になります。なお、食事、ストレス、運動不足も血糖値に影響を与える要因です。まず、食事においては、白米やパン、砂糖を多く含む食品は、血糖値を急上昇させます。また、一度に大量の炭水化物を摂取することも血糖値スパイクを引き起こします。次に、ストレスは体内でコルチゾールというホルモンを分泌させ、これが血糖値を上昇させます。そのため、ストレスが長期間続くと、血糖値スパイクが頻繁に起こる可能性があります。最後に、運動不足も血糖値スパイクの一因です。運動は血糖値を下げる効果がありますが、運動不足になるとその効果が得られず、血糖値が高いまま維持されやすくなります。したがって、定期的に運動をするなどの対策が重要です。「血糖値スパイクについて解説しているサイト」でも同様の見解を述べております。   血糖値スパイクと眠気の関係 食事を摂ることで血糖値が上昇します。特に、炭水化物を多く含む食事を摂ると急激な血糖値の上昇が起こります。この急激な血糖値の変動は一時的にエネルギー供給を増加させる反面、その後の急激な下降につながります。この血糖値の急激な変化が、食後に眠気を感じる一因となります。なお、血糖値スパイクによる眠気を予防するためには、いくつかの具体的な対策が有効です。まず、低GI食品を選ぶことが重要です。これには、全粒穀物、野菜、果物、ナッツなどが含まれます。次に、食事のバランスを保つことも大切です。炭水化物、タンパク質、脂質をバランス良く摂取することで、血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。また、食後の軽い運動も効果的です。例えば、短い散歩をすることで、血糖値の上昇を抑え、眠気を防ぐことができます。さらに、ストレス管理も重要です。ストレスは血糖値に影響を与え、血糖値スパイクを引き起こす可能性があります。リラクゼーション法や適度な運動、十分な睡眠を取ることで、ストレスを軽減し、血糖値の安定に寄与します。これらの対策を実践することで、血糖値スパイクによる眠気を予防し、生活の質を向上させることができます。食後の眠気対策について詳しく知りたい方は「【医師監修】食後の眠気はなぜ起こるのか?原因と対策を解説」をご覧ください。   血糖値スパイクと頭痛の関係 高血糖が続くと、血液の流れが悪くなるため、首筋・肩・背中にコリが生じやすくなり、それによって慢性的な頭痛が引き起こされることがあります。また、血糖値の急激な変動は、神経系に影響を与え、頭痛を誘発する可能性があります。頭痛を予防するためには、生活習慣の改善が重要です。まず、食事の内容に注意してください。低GI食品を中心に摂取し、急激な血糖値の変動を防ぐことが大切です。また、ストレスを避けることも頭痛予防に効果的です。ストレスは血糖値の変動を促進し、頭痛を引き起こす可能性がありますので、リラクゼーション法やストレス管理技術を取り入れて、ストレスを軽減することが重要です。さらに、適度な運動も頭痛を予防するのに役立ちます。定期的な運動は血糖値の安定化につながり、頭痛の発作を減少させる効果があります。これらの生活習慣の改善ポイントを実践することで、血糖値スパイクによる頭痛のリスクを低減し、健康な生活を送ることができます。   血糖値スパイクが治らない原因と対策 血糖値スパイクが治らない原因は多岐にわたります。まず、食生活の乱れが挙げられます。過剰な糖質や脂質の摂取は血糖値を急上昇させます。また、運動不足も要因の一つです。適切な運動を欠くと、血糖値をコントロールするための筋肉が減少し、スパイクを防ぐための血糖値調節が困難になります。さらに、ストレスや睡眠不足も影響を与えます。ストレスや睡眠不足はホルモンバランスを乱し、血糖値の調節を妨げます。このような要因を改善することで、血糖値スパイクの問題を軽減できる可能性があります。なお、これらの要因は糖尿病とも関係しています。糖尿病では、インスリンの働きが不足しているか、または効果が低下しているため、血糖値が正常範囲を超えて上昇します。血糖値スパイクと糖尿病の関係については「血糖値スパイクとは?症状や原因、糖尿病との関係を解説」をご覧ください。   血糖値スパイクを予防・改善するための具体的な方法 血糖値スパイクを避ける上で大事なのは「食事」と「運動」です。血糖値スパイクを防ぐために、次のような生活習慣を心掛けてください。 【血糖値スパイクを予防・改善するための具体的な方法1】低GI食品を活用 低GI(グリセミック・インデックス)食品は、血糖値の上昇を緩やかにする食品のことを指します。そのため、低GI食品を活用することが血糖値スパイクを予防・改善するために有効です。具体的な低GI食品には、以下のようなものがあります: 野菜 :ほとんどの野菜は低GIであり、特に緑黄色野菜や根菜類が含まれます。 果物 :一部の果物、特にりんごやイチゴなどの酸味のある果物は低GIです。 穀物 :全粒穀物やオートミール、ライ麦パンなどが低GI食品に分類されます。 乳製品:低脂肪の乳製品やヨーグルトもGIが低い傾向があります。 【血糖値スパイクを予防・改善するための具体的な方法2】ゆっくり食べる 早食いは食べすぎの原因となるほか、急激な血糖値の上昇を招きます。食事をする際はひと口入れたら箸を置くクセをつけ、ゆっくり食べることを心掛けてください。「血糖値スパイクについて解説しているサイト」でも同様の見解を述べております。 【血糖値スパイクを予防・改善するための具体的な方法3】間食をしない 間食をすると血糖値の高い状態が続き、インスリンを分泌するすい臓に大きな負担がかかります。また、その状態のままで次の食事をすると、食後高血糖の原因にもなります。糖尿病を予防するためにも間食はできる限り控えてください。 【血糖値スパイクを予防・改善するための具体的な方法4】規則正しく3食を食べる 1日に2食や、間隔の空き過ぎた食事の取り方はよくありません。食事を抜いたり、まとめ食いしたりはせず、規則正しく3食を食べることを心掛けてください。 【血糖値スパイクを予防・改善するための具体的な方法5】野菜類から食べる 野菜類から先に食べることで食後の血糖値の上昇が緩やかになります。また、野菜や豆類などで少しお腹をふくらませておくと、肉類やご飯の量を減らすこともできます。ですので、食事をする際は野菜類から食べてください。 【血糖値スパイクを予防・改善するための具体的な方法6】炭水化物・糖質の摂りすぎを避ける 炭水化物や糖質の摂り過ぎは、血糖値を急激に上昇させる要因です。したがって、炭水化物や糖質の摂りすぎにはご注意ください。なお、炭水化物や糖質の摂り過ぎに加え、果汁飲料の摂取にも注意が必要です。果汁には自然の糖分が多く含まれ、飲用することで血糖値が急上昇する可能性があります。特に加工された果汁飲料は糖分が濃く、大量の糖質摂取を招く恐れがあります。血糖値のコントロールを目指す方は、果汁飲料の代わりに水や無糖の飲料を選ぶことをお勧めします。 【血糖値スパイクを予防・改善するための具体的な方法7】運動をする 運動は血糖値スパイクの予防に有効です。定期的な有酸素運動や筋力トレーニングは、インスリンの効果を向上させ、血糖値の急上昇を緩和します。さらに、運動によってブドウ糖や脂肪酸の利用が促進され、細胞や筋肉が糖分を効果的に吸収することができるようになり、血糖値の低下が期待されます。したがって、血糖値スパイクを予防するためには積極的に運動を取り入れることが大切です。医師の指導を受けながら、適切な運動方法を選択してください。なお、有酸素運動については以下をご覧ください。 <有酸素運動> 有酸素運動とは、筋肉を収縮させる際のエネルギーに、酸素を使う運動のことです。ジョギングや水泳、エアロビクス、サイクリングといった少量から中程度の負荷をかけて行う運動が代表的です。有酸素運動は時間をかけて体を動かすため「心肺機能の向上」や「体脂肪の減少」などの効果が期待できます。 【血糖値スパイクを予防・改善するための具体的な方法8】ストレスを解消する ストレスを感じると、血糖値を上昇させるホルモンが分泌されたり、インスリン抵抗性が強くなったりします。したがってストレスと上手く付き合うことも、血糖値スパイクを予防するためには大切です。   血糖値スパイクと日常生活の管理 血糖値スパイクを予防するためには、普段から血糖値に意識を向けることが重要です。血糖値スパイクを意識した日々の生活習慣には、食事、運動、ストレス管理などを含みます。食事では、低GI食品を重点的に摂取し、適切なバランスを保つことが重要です。また、適度な運動を取り入れて血糖値を安定させることも有効です。さらに、ストレスの管理や十分な睡眠を確保することも血糖値スパイクを抑える一助となります。現在では、血糖値スパイクを管理するための便利なアプリもあります。これらのアプリは、食事や運動の記録を簡単に行い、血糖値の変化を追跡するのに役立ちますので、ご活用ください。なお、血糖値スパイクを予防するためには、定期的な検診も重要です。血糖値に不安のある方、あるいは体調不良が続いている方などいらっしゃいましたら、まずお気軽にご相談ください。 当日の順番予約はこちらから

2024.05.22

内科

コロナ後遺症はいつまで続く?よくある症状や治療法を解説

内科に関する記事です。
この記事では「コロナ後遺症」について解説していきます。後半部分では「コロナ後遺症の治療と対処法」について解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 【目次】 コロナ後遺症とは コロナ後遺症のよくある症状 コロナ後遺症はいつまで続く? 長期にわたるコロナ後遺症の事例 コロナ後遺症の治療と対処法 コロナ後遺症に悩む方は当院へご相談ください   コロナ後遺症とは コロナ後遺症とは、新型コロナウイルス感染症から回復した後にも、罹患後症状(いわゆる後遺症)として、様々な症状が見られることを指しています。具体的には、原因が明らかでないもので、罹患してすぐの時期から持続する症状、回復した後に新たに出現する症状、そして症状が消失した後に「再び生じる症状」の全般を指しています。なお、WHOでは、コロナ後遺症のことを「post COVID-19 condition(long COVID)」と名付けています。そして、「新型コロナウイルスに罹患した人にみられ、少なくとも2カ月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないもの(通常はCOVID-19の発症から3カ月経った時点にもみられる。)」と、コロナ後遺症について定義しています。「厚生労働省のホームページ」や「東京都保険医療局のホームページ」でも同様の見解を伝えています。   コロナ後遺症のよくある症状 コロナ後遺症の代表的な症状として、下記のものが報告されています。 <呼吸器症状> ・咳 ・喀痰 ・息切れ ・胸痛 <精神・神経症状> ・記憶障害 ・集中力低下 ・頭痛 ・不眠 ・抑うつ <全身症状> ・疲労感 ・倦怠感 ・関節痛 ・筋肉痛 ・筋力低下 <その他の症状> ・嗅覚障害 ・味覚障害 ・動悸 ・下痢 ・腹痛 ・脱毛(抜け毛) ・発熱(長期間にわたって微熱が続くこともあります) コロナ後遺症の症状について詳しく知りたい方は「コロナ後遺症(罹患後症状)について」や「厚生労働省のホームページ」、もしくは「千葉県のホームページ」をご覧ください。   コロナ後遺症はいつまで続く? コロナ後遺症は、一般的に時間の経過とともに、その大半は改善すると考えられています。ただし、明確な期間については決まっていません。コロナ後遺症は「新型コロナウイルスの感染時期」、「感染株の種類による違い」、「重症度による違い」なども症状の改善に影響する可能性があります。したがって、コロナ後遺症がいつまで続くのかは個人差が大きいです。なお、国内で実施されたコロナ後遺症に関するアンケート調査によれば、診断から12カ月後でも、罹患者全体の約30%が1つ以上の後遺症を示していました。しかしながら、いずれの症状においても、経時的に有症状者の頻度は低下する傾向が認められました。12カ月後に5%以上の頻度で残存していた症状は以下の通りです。 ・疲労感・倦怠感(13%) ・呼吸困難(9%) ・筋力低下・集中力低下(8%) ・睡眠障害・記憶障害(7%) ・関節痛・筋肉痛(6%) ・咳・痰・脱毛・頭痛・味覚障害・嗅覚障害(5%) コロナ後遺症に関する分析報告について詳しく知りたい方は「東京都保険医療局のホームページ」や「千葉県のホームページ」をご覧ください。   長期にわたるコロナ後遺症の事例 社会が新型コロナ後に向けて動き出す中、実は今も続いているのがコロナ後遺症の問題です。感染が以前より落ち着いた今も、新型コロナウイルスの後遺症で苦しんでいる人は多くいます。後遺症の方の中には、日常生活に影響が出るケースも少なくありません。例えば、高校2年生の女性は、去年11月の感染以降乗り物に酔うようになり、毎日、電車で学校に通ったり、部活動に参加したりすることが難しくなっていると伝えています(コロナ後遺症1000例の分析)。また、有症状者の中には「倦怠感」と「だるさ」などの症状に1年以上も苦しんでいる方がいます(感染1年半後でも4人に1人が訴え)。したがって、コロナ後遺症は長期にわたって社会生活に影響を与えると考えられています。なお、コロナ後遺症の特徴は、症状の多様さです。代表的な症状としては、上述した通り、脱毛、咳、喀痰、疲労感・倦怠感、関節痛、筋肉痛、息切れ、胸痛、記憶障害、集中力低下、頭痛、抑うつ、嗅覚障害、味覚障害、動悸、下痢、腹痛、睡眠障害、筋力低下などが挙げられます。   コロナ後遺症の治療と対処法 残念ながら、コロナ後遺症の症状に特化した治療方法はありません。そのため、後遺症のリスクを避けようと思うのであれば、ワクチン接種や感染予防がより重要になります。また、対症療法も大切です。コロナ後遺症の症状は、時間経過とともに改善することが多いため、各症状に応じた対症療法(症状を和らげる治療)が行われることもあります。なお、現在、日本の塩野義製薬では、新型コロナの飲み薬「ゾコーバ」が後遺症の緩和に効果があるか研究を進めています。また、一部の医療機関では、鼻の奥を強くこする「上咽頭擦過療法」が、コロナ後遺症の症状を改善したという報告が出されています。したがって、将来的にはコロナ後遺症の症状に特化した治療法が開発される可能性があると考えられています。「厚生労働省のホームページ」でも国内外で研究を進めていると伝えています。   コロナ後遺症に悩む方は当院へご相談ください コロナ後遺症は、一般的に時間の経過とともに、その大半は改善すると考えられています。しかし、新型コロナウイルス感染者の中には、感染症から回復した後にも、咳、倦怠感、疲労感、息切れ、下痢、抑うつ、睡眠障害などの症状が続き、1年以上も苦しんでいる方がいます。したがって、コロナ後遺症を放置してはいけません。コロナ後遺症は長期にわたって日常生活に影響を与える可能性がありますので、体調に異常を感じている方は速やかに医療機関を受診してください。なお、当院ではコロナ後遺症に対する診療を行っております。コロナ後遺症についてご相談したい方、あるいは体調不良が続いている方などいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。 当日の順番予約はこちらから

2024.04.27

内科

インフルエンザの合併症としての中耳炎:原因と予防

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この記事では、インフルエンザの合併症の一つ「中耳炎」について解説します。後半部分では、「インフルエンザ合併症の対策」について解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 【目次】 インフルエンザの合併症で中耳炎になる? インフルエンザの合併症でかかりやすい急性中耳炎とは インフルエンザ合併症:中耳炎の症状 インフルエンザ合併症:中耳炎の症状(子供の場合) インフルエンザによる中耳炎:子供は特に注意してください インフルエンザ合併症の対策 まずは入念にインフルエンザ予防   インフルエンザの合併症で中耳炎になる? インフルエンザは、鼻や口から侵入した「インフルエンザウイルス」が肺や気道で感染・増殖することで引き起こされる疾患です。インフルエンザでは、高熱や関節痛などの辛い症状だけでなく、ウイルス感染により中耳の炎症が引き起こされ、中耳炎が発生することがあります。中耳炎は通常、鼻や喉についた細菌やウイルスが耳管を通って中耳に侵入し、炎症を引き起こす疾患です。中耳に炎症が発生すると、中耳内の粘液が溜まり、耳の感染部分が腫れます。そしてその結果、耳の痛みや耳が詰まった感じ、発熱や聴力の低下などの症状が現れることがあります。したがって、耳の痛みや耳が詰まった感じなどの症状を感じた方は、早めに医療機関を受診することが重要です。中耳炎は放置すると症状が悪化し、場合によっては聴力の低下が進行する恐れがありますので、ご注意ください。なお、中耳炎にはさまざまな種類があり、その中でインフルエンザによって併発する中耳炎は『急性中耳炎』と呼ばれるものが多いとされています。「中耳炎について解説しているサイト」でも同様の見解を述べています。   インフルエンザの合併症でかかりやすい急性中耳炎とは 急性中耳炎とは、鼓膜の奥に広がる中耳に細菌やウイルスなどの病原体が感染して炎症が生じる疾患です。急性中耳炎になると、中耳に膿が溜まり、激しい痛みや発熱、耳が詰まった感じや聴力の低下などの症状が起こります。さらに炎症が続き、膿の分泌が許容量を超えると、鼓膜が破けて耳漏(耳だれ)が生じることもあります。したがって、耳が詰まった感じや耳の痛みなどの症状を感じた方は、早めに医療機関を受診することが重要です。なお、急性中耳炎は、幼児期における代表的な感染症であるため、約8割の子供が3歳までに一度は経験すると言われています。そのため、お子様が風邪をひいた際には、急性中耳炎を疑うくらいの慎重さが必要です。乳幼児期の子供は、耳に異常があることを周囲にうまく伝えられないので、保護者が耳の状態をよく見ることが重要だと言えます。   インフルエンザ合併症:中耳炎の症状 中耳炎の典型的な症状は、次の通りです。 ・発熱 ・耳痛 ・耳閉感(耳が詰まった感じ) ・耳漏(耳の穴から膿が出る) ・難聴 なお、中耳炎により、鼓膜穿孔(鼓膜に穴が開いた状態)を引き起こすこともあります。中耳炎の症状について詳しく知りたい方は「インフルエンザ中耳炎について」をご覧ください。   インフルエンザ合併症:中耳炎の症状(子供の場合) 小さなお子さんは、症状をうまく説明できません。したがって、発熱時に次のような症状があるときには中耳炎の可能性を疑ってください。 ・機嫌が悪い ・耳をよく触る ・元気がない ・食欲がない 中耳炎は自然治癒することもありますが、症状が悪化する可能性もあるため、適切な治療を受けることが重要です。したがって、上記の症状が現れた場合は、早めに医療機関を受診してください。   インフルエンザによる中耳炎:子供は特に注意してください 子供の耳管は大人よりも太くて短い上に、咽頭まで水平に近い傾斜で伸びているため、細菌やウイルスが中耳に侵入しやすい状態になっています。そのため子供の耳は、大人と比べて中耳炎にかかりやすい構造になっていると言えます。さらに、子供が中耳炎にかかりやすい理由には、免疫系が未熟であることも挙げられます。子供は体内の抵抗力が弱いため、感染症に対する防御が不十分です。特に幼い子供は、免疫系がまだ発達途中であり、外部からの病原体に対する抵抗力が低い傾向にあります。したがって、風邪やウイルス感染などの身近な病原体が中耳に侵入しやすくなり、中耳炎の発症リスクが高まります。なお、低年齢の集団保育が増加していることや、抗菌剤が効きにくい「耐性菌」と呼ばれる菌が増えていることも、子供が急性中耳炎になるリスクを高めています。保育施設に耐性菌を持つ園児がいると、園内に耐性菌が広まる可能性があります。そしてその結果、耐性菌による中耳炎の発症が増加する可能性がありますので、ご注意ください。   インフルエンザ合併症の対策 インフルエンザの合併症を予防するためには、インフルエンザ予防接種が有効です。インフルエンザ予防接種は、インフルエンザに罹りにくくするとともに、感染した場合には「症状の重篤化」を防ぐとされています。したがって、インフルエンザ予防接種は「インフルエンザの合併症の発症リスク」を軽減する効果が期待されます。インフルエンザは悪化すると、気管支炎や肺炎、脳症などの重篤な合併症を引き起こす恐れがありますので、高齢者や基礎疾患をお持ちの方には、インフルエンザ予防接種を強く推奨いたします(インフルエンザ予防接種をしてもインフルエンザにかかる場合があります)。なお、インフルエンザウイルスへの感染を予防するためには、手洗い・消毒などの基本的な感染対策も重要です。以下、基本的な感染対策です。 <人混みに出ない> インフルエンザが流行している時期は、不要な外出は避けたほうが安心です。「ショッピングセンター」や「繁華街」などの人混みでインフルエンザに感染することも多いため、インフルエンザが流行している時期は、ご注意ください。なお、やむを得ず外出する場合は、なるべく短時間で済ませることをお勧めします。 <適度な湿度を保つ> 空気が乾燥すると、のどの粘膜の“防御機能”が低下します。したがって、乾燥しやすい室内では加湿器の使用をお勧めします。免疫効果を正常に作用させるためには50~60%程度の湿度が必要になりますので、加湿器などで“室内の湿度”を適切に維持するよう心掛けてください。 <マスクを着用する> マスクによるインフルエンザ予防は、効果が薄いことが示されています。ただし、全く効果がないわけではありません。近くにいる誰かが「くしゃみ」や「咳」をしたときには、マスクによって飛沫感染を防ぐことができます。また、「くしゃみ」や「咳」が出る人が周囲にウイルスを拡散しないためにもマスクは有効です。したがって、人混みに出る場合などにはマスクの着用をお勧めします。 <毎日の食事で免疫力を高める> インフルエンザウイルスの感染を防ぐためには、毎日の食事で免疫力を高めて、「インフルエンザにかからない体づくり」をすることも大切です。具体的には、免疫システムに欠かせない「ビタミンC」と体のエネルギー産生に必要な「ビタミンB1群」、鼻やのどの粘膜を強化する働きのある「ビタミンB2」「ビタミンB6」を多くとることがポイントになります。なお、免疫力を高めるためには1日3食、規則正しく食べることも大切です。免疫力を高めるためにも、栄養バランスのとれた食事と良好な生活習慣を心掛けてください。 <手洗い・手の消毒> 手についたウイルスが口や鼻に入るというのが、インフルエンザウイルスの感染経路としてとても多いケースです。したがって、インフルエンザの予防として最もお勧めなのは、手洗い・手の消毒になります。手洗い・手の消毒をこまめに行えばウイルスを撃退し、インフルエンザウイルスの感染を防ぐことができますので、小まめに手洗い・手の消毒を行ってください。 <うがい> うがいは、のどに付着したウイルスの数を減らしたり、洗い流したりするために有効と言われています。口の中をきれいに保てば、口からうつる「インフルエンザ」や「風邪」などの感染症を防ぐことができますので、外出先から戻ったら「うがい」を行ってください。   まずは入念にインフルエンザ予防 インフルエンザウイルスに感染すると、約1週間で回復する場合が多いです。しかし、「中耳炎」や「ウイルス性肺炎」といった合併症が現れて重症化する場合もあります。したがって、重症化のリスクを下げるためにもインフルエンザ予防接種を推奨いたします。特に、高齢者や基礎疾患をお持ちの方には、インフルエンザ予防接種を強く推奨いたします。なお、当院では、インフルエンザ予防接種を実施しております。インフルエンザ予防接種をご希望の方は、お気軽にご連絡ください。また、インフルエンザ予防の方法についてご相談したい方、あるいは自分がインフルエンザなのか気になる方などいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。 当日の順番予約はこちらから

2024.04.25

内科

インフルエンザに感染してしまう原因について

内科に関する記事です。
この記事では「インフルエンザの原因」について解説していきます。前半部分では「インフルエンザの感染経路」について解説しておりますので、ぜひご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 【目次】 インフルエンザとは インフルエンザウイルスの種類 インフルエンザの感染経路 なぜインフルエンザに感染するのか 季節性インフルエンザの原因 新型インフルエンザがパンデミックになる原因 インフルエンザの原因については板谷内科クリニックに相談ください   インフルエンザとは インフルエンザは、鼻や口から侵入した「インフルエンザウイルス」が肺や気道で感染・増殖することで引き起こされる疾患です。感染してから約1~3日間程度の潜伏期間の後に38℃以上の高熱、関節痛、頭痛、全身倦怠感などが突然あらわれます。以下、インフルエンザの主な症状です。 ・発熱 ・全身倦怠感 ・喉の痛み ・悪寒 ・関節痛・筋肉痛 ・頭痛 ・食欲不振  ・吐き気 ・下痢 ・咳・痰 ・鼻水 通常の風邪と比較して、インフルエンザは「高熱」と「全身症状」が特徴です。インフルエンザの症状について詳しく知りたい方は「インフルエンザかな?症状がある方へ」をご覧ください。   インフルエンザウイルスの種類 現在、インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型、D型の4種類があります。この中でヒトに感染するインフルエンザウイルスは、A型、B型、C型の3種類になります。D型に関しては、ヒトに感染することはなく、家畜にのみ感染します。順番にご説明していきます。 <インフルエンザA型> インフルエンザA型は、他の型に比べて症状が強く現れる傾向があります。具体的には、A型インフルエンザウイルスに感染後は、1〜3日の潜伏期間を経た後に、悪寒、のどの痛み、頭痛、筋肉痛、せき、鼻水、38度前後の高熱などの症状が急激に現れます。特に免疫力の低下している高齢者や小児、心疾患や呼吸器疾患を持っている場合は、「肺炎」や「脳症」などの合併症を併発する可能性が高く、重症化するケースもあるため注意が必要です。したがって、インフルエンザA型は、早い段階で自分がインフルエンザウイルスに感染していることに気づき、適切な対処をすることが重要です。例年、インフルエンザA型は12~3月頃に流行しますので、ご注意ください。なお、A型インフルエンザウイルスは、ウイルス表面のタンパク質である「ヘマグルチニン」と「ノイラミニダーゼ」の組み合わせにより、さらに亜型に分類されます。そのため、A型インフルエンザウイルスは144種類の型(亜型)に分けられます。現在、ヒトに感染するA型インフルエンザウイルスは、インフルエンザA(H1N1)とA(H3N2) の2種類です。これらのウイルスは、さらにそれぞれの中で毎年のように小さい変異を経て、進化し続けています。インフルエンザA型について詳しく知りたい方は「インフルエンザA型の特徴や症状、薬について」や「国立感染症研究所のホームページ」をご覧ください。 <インフルエンザB型> インフルエンザB型の一般的な症状には、38℃以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、のどの痛み、鼻汁、咳などが挙げられます。これらの症状は通常、風邪よりも重度ですが、多くの場合は1週間ほどで改善する傾向があります。ただし、高齢者や乳幼児などでは重症化して、肺炎、気管支炎、中耳炎などの合併症を引き起こすことがあります。そのため、「自分がインフルエンザに感染している可能性がある」と感じた場合は、早めに医療機関を受診し、適切な対処をすることが重要です。例年、インフルエンザA型が12~3月頃に流行し、後を追うように2月頃から春先にかけて、インフルエンザB型が流行しますので、ご注意ください。なお、B型インフルエンザウイルスは、「山形型」と「ビクトリア型」の2つのタイプに分類されます。B型インフルエンザウイルスはA型とは異なり、毎年、突然変異を起こす可能性は低いため、何度も感染することは少ないとされています。しかしながら、稀に「インフルエンザに2回かかる」という状況が報告されます。これはインフルエンザA型とB型の両方に感染したためと考えられます。インフルエンザB型について詳しく知りたい方は「インフルエンザB型の特徴や症状、薬について」をご覧ください。 <インフルエンザC型> インフルエンザC型の症状は主に発熱、咳、鼻水とされています。一般的には、A型やB型よりも症状が軽い傾向にあります。ただし、ヒトによっては38度の高熱が出ることもあります。また、約1割の方には吐き気や下痢、嘔吐、発疹が見られることがあります。インフルエンザC型は、検査できる医療機関が少なく、通常のウイルス性の風邪と診断されることもあるため、実際にかかったとしても気付かないまま過ごしてしまう可能性があります。そのため、ほとんどの方は「6歳までに感染している」と言われています(年齢に関係なく感染する可能性はありますので、ご注意ください)。例年、インフルエンザC型は1月~6月が流行期となります。したがって、インフルエンザA型やインフルエンザB型とは時期がずれる傾向にある上、流行時期がA型やB型よりも長いため、長期間の予防が必要になります。なお、インフルエンザC型に一度感染すると免疫がつき、ほぼ一生かかることはないと言われています。インフルエンザC型について詳しく知りたい方は「インフルエンザC型とは - 特徴や症状について」をご覧ください。 <インフルエンザD型> D型インフルエンザウイルスは、ウシをはじめとする家畜にのみ感染します。したがって、ヒトに感染して病気を引き起こすことは知られていません。なお、D型インフルエンザウイルスは、最初に発見された米国をはじめとして、中国、フランス、イタリア、日本、アフリカ諸国など世界中の家畜から発見されております。また、D型インフルエンザウイルスは、ウシの呼吸器病症候群を引き起こす原因ウイルスの一つであることが明らかとなっております。D型インフルエンザウイルスについて詳しく知りたい方は「厚生労働省のサイト」や「国立感染症研究所のホームページ」をご覧ください。   インフルエンザの感染経路 インフルエンザの感染経路は、主に2つあります。 <接触感染> 接触感染とは、感染者から出る病原体を含む体液に触れた後、目や鼻などの粘膜を触ることで病原体が体内に侵入する感染経路のことです。例えば、感染者が鼻水を拭くティッシュや咳をした手で触れたドアノブなどに触れた後に、その手で自分の目や鼻を触ることで病原体が体内に入ります。 <飛沫感染> 飛沫感染とは、病原体を含んだ大きな粒子(5ミクロンより大きい飛沫)が飛散し、他の人の鼻や口の粘膜、あるいは結膜に接触することにより、病原体が体内に侵入する感染経路のことです。   なぜインフルエンザに感染するのか インフルエンザウイルスに感染する主な理由は、上述した通り「接触感染」と「飛沫感染」です。接触感染では、感染者の手が触れた「ドアノブ」や「共有物品」などにウイルスが付着し、他のヒトがそれに触れることで感染します。一方、飛沫感染は、感染者が咳やくしゃみをすることでウイルスが空気中に放出され、近くのヒトがそれらの微小な飛沫を吸い込むことで感染します。特に、密閉された空間や人が密集する場所では、ウイルスが広がりやすいため注意が必要です。なお、インフルエンザでは、空気感染による感染も否定できません。空気感染とは、飛沫の水分が蒸発して乾燥し、さらに小さな粒子である飛沫核となって空気中を漂い、離れた場所にいるヒトがこれを吸い込むことによって病原体が体内に侵入する感染経路のことです。   季節性インフルエンザの原因 季節性インフルエンザの原因となるインフルエンザウイルスは、主にA型とB型です。A型とB型のウイルスが感染者の「咳」や「くしゃみなど」の呼吸器分泌物を介して、空気中に放出され、他のヒトが吸い込むことで感染が広がります。特に、密閉された空間ではウイルスが長時間空中に滞在しやすいため、感染リスクが高まります。また、冬季はインフルエンザ感染が特に増える傾向があります。寒冷な気候下では、人々が室内に集まることが増えるため、密閉された空間でのウイルスの拡散が容易になります。また、寒冷な気候は人々の免疫機能を低下させる可能性がありますので、ウイルスに感染しやすくなる要因となります。さらに、冬季は空気が乾燥しているため、ウイルスが空中を漂う時間が長くなります。したがって、冬季は夏季と比べて「飛沫感染」が起こりやすい状態と言えます。   新型インフルエンザがパンデミックになる原因 もし新型インフルエンザが発生した場合、そのウイルスに対する免疫が存在しないため、急速かつ広範囲に感染が広がると考えられています。また、人口の増加や都市部への人口集中、高速交通機関(飛行機)の普及などが、短期間に世界中にウイルスを広げる要因となり得ます。これらの理由から、新型インフルエンザはパンデミックに至りやすいとされています。   インフルエンザの原因については板谷内科クリニックに相談ください インフルエンザウイルスに感染すると、約1週間で回復する場合が多いです。しかし、「インフルエンザ脳炎」や「ウイルス性肺炎」といった重大な合併症が現れて重症化する場合もあります。したがって、重症化のリスクを下げるためにもインフルエンザ予防接種を推奨いたします。特に、高齢者や基礎疾患をお持ちの方には、インフルエンザ予防接種を強く推奨いたします。なお、当院では、予約なしでインフルエンザ予防接種を実施しております。インフルエンザ予防接種をご希望の方は、お気軽にご連絡ください。また、インフルエンザの原因についてご相談したい方、あるいは自分がインフルエンザなのか気になる方などいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。 当日の順番予約はこちらから

2024.04.11

内科

インフルエンザの待機期間について

内科に関する記事です。
この記事では「インフルエンザの感染から発症までの待機期間」について解説していきます。後半部分では「インフルエンザの感染を防ぐポイント」について解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 【目次】 インフルエンザの感染から発症までの待機期間について 学校保健安全法におけるインフルエンザの待機期間 インフルエンザ潜伏期間中の注意点 インフルエンザに感染したかもと思ったら インフルエンザに感染した疑いがある場合に医療機関を受診する方法 インフルエンザの感染を防ぐポイント 当院では予約なしでインフルエンザ予防接種が可能です   インフルエンザの感染から発症までの待機期間について 厚生労働省が発表している「インフルエンザ Q&A」では、インフルエンザの発症前日から発症後5日間は外出を控えることが推奨されています。なぜなら、この期間中は“鼻”や“喉”からウイルスが排出されるためです。したがって、基本的には発症前日から発症後5日間は外出を控える必要があります。なお、インフルエンザウイルスの排出期間には個人差がありますので、“咳”や“くしゃみ”などの症状が続く場合には、不織布製マスクを着用するなど周りの方へうつさないよう配慮してください。排出されるウイルス量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出しておりますので、引き続きご注意ください。「厚生労働省」でも同様の見解を述べております。   学校保健安全法におけるインフルエンザの待機期間 学校保健安全法では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」を、インフルエンザによる出席停止期間として定めています。したがって、お子さんがインフルエンザに感染した際の休みの期間としては5日間程度が妥当です。ただし、病状により「学校医」や「その他の医師」において感染のおそれがないと認められた場合は、この限りではありません。   インフルエンザ潜伏期間中の注意点 インフルエンザは、潜伏期間中にも感染力があり、他者にウイルスを広げる可能性があるため注意が必要です。インフルエンザウイルスの潜伏期間は一般的に1~3日とされています。ただし、潜伏期間は年齢や体質、体調によって個人差があり、この期間が長くなることもあります。例えば、子供や高齢者は通常、免疫系が未発達または衰えているため、潜伏期間が長くなることがあります。また、基礎疾患を抱えている方も同様です。インフルエンザウイルスの潜伏期間は個人差が大きいため、「インフルエンザ陽性者」との接触があった場合は十分に注意してください。なお、インフルエンザ発症直後に「インフルエンザ迅速検査」を行っても陽性となりづらい傾向があります。また、インフルエンザ迅速検査は、本当にインフルエンザに感染していても、必ずしも陽性になるわけではありません。それに検査陰性であっても、インフルエンザに感染していないとも言い切れません。したがって、インフルエンザの流行期において“インフルエンザ陽性者”との接触があった場合に、発熱・咽頭痛・関節痛といったインフルエンザ様症状を呈して受診された場合、検査が陰性でも「インフルエンザ」と臨床診断することがあります。インフルエンザの潜伏期間について詳しく知りたい方は「インフルエンザ潜伏期間の症状・感染について|患者・家族の方へ」をご覧ください。   インフルエンザに感染したかもと思ったら インフルエンザは「飛沫感染」や「接触感染」により感染が広がります。したがって、インフルエンザに罹患した可能性がある場合は、会社内・家庭内での感染リスクに注意してください。具体的には、会社内・家庭内での感染リスクは密なコミュニケーションや共有する空間によって高まりますので、なるべく3密(密閉・密集・密接)を避けてください。また、共用の食器やタオルに触れることにより、会社内・家庭内でのウイルスの拡散が生じますので、感染者が触れたものに触れないように気を付けてください。会社内・家庭内にインフルエンザ患者が発生すると、家族にインフルエンザが蔓延することが危惧されますので、十分に注意してください。なお、会社内・家庭内の感染対策としては、以下が有用です。 ・換気は積極的に行う ・タオルなどの共有はしない ・接触が必要な場合にはマスクを装着 ・マスクを外す際には2m以上離れる ・インフルエンザ患者の衣類などに触れた際には必ず手洗いをする   インフルエンザに感染した疑いがある場合に医療機関を受診する方法 インフルエンザに感染した疑いがある場合、まずはお近くの医療機関に電話して、受診方法について相談してください。発熱患者の診療を行っている医療機関がどこにあるか分からない方は、保健所などに設置されている発熱相談センターに電話して、「どの医療機関に行けばよいか」相談してください。また、「呼吸が苦しい」「意識が朦朧としている」など症状が重い方については、できるだけ早く入院設備のある医療機関を受診することをお勧めします。そして必要ならば我慢せず、救急車(119番)を呼んでください (必ずインフルエンザの症状があることを伝えてください)。なお、当院では発熱外来を設置し、インフルエンザに関する診察を行っております。インフルエンザに感染した疑いがある方は、お気軽にご相談ください。   インフルエンザの感染を防ぐポイント インフルエンザは、鼻や口から侵入した「インフルエンザウイルス」が肺や気道で感染・増殖することで引き起こされる疾患です。インフルエンザの感染を予防するためには、「インフルエンザが流行しているときは人混みを避ける」、「マスクを着用する」などの対策により、感染ルートを断つことが大切になります。以下、インフルエンザウイルスの感染を防ぐためのポイントです。 【インフルエンザ対策1】人混みに出ない インフルエンザが流行している時期は、不要な外出は避けたほうが安心です。「ショッピングセンター」や「繁華街」などの人混みでインフルエンザに感染することも多いため、インフルエンザが流行している時期は、ご注意ください。なお、やむを得ず外出する場合は、なるべく短時間で済ませることをお勧めします。 【インフルエンザ対策2】マスクを着用する マスクによるインフルエンザ予防は、効果が薄いことが示されています。ただし、全く効果がないわけではありません。近くにいる誰かが“くしゃみ”や“咳”をしたときには、マスクによって飛沫感染を防ぐことができます。また、“くしゃみ”や“咳”が出る人が周囲にウイルスを拡散しないためにもマスクは有効です。したがって、人混みに出る場合などにはマスクの着用をお勧めします。 【インフルエンザ対策3】手洗い・手の消毒 手についたウイルスが口や鼻に入るというのが、インフルエンザウイルスの感染経路としてとても多いケースです。したがって、インフルエンザの予防として最もお勧めなのは、手洗い・手の消毒になります。手洗い・手の消毒をこまめに行えばウイルスを撃退し、インフルエンザウイルスの感染を防ぐことができますので、小まめに手洗い・手の消毒を行ってください。 【インフルエンザ対策4】毎日の食事で免疫力を高める インフルエンザウイルスの感染を防ぐためには、毎日の食事で免疫力を高めて、「インフルエンザにかからない体づくり」をすることも大切です。具体的には、免疫システムに欠かせない「ビタミンC」と体のエネルギー産生に必要な「ビタミンB1群」、鼻やのどの粘膜を強化する働きのある「ビタミンB2」「ビタミンB6」を多くとることがポイントになります。なお、免疫力を高めるためには1日3食、規則正しく食べることも大切です。免疫力を高めるためにも、栄養バランスのとれた食事と良好な生活習慣を心掛けてください。 【インフルエンザ対策5】適度な湿度を保つ 空気が乾燥すると、のどの粘膜の“防御機能”が低下します。したがって、乾燥しやすい室内では加湿器の使用をお勧めします。免疫効果を正常に作用させるためには50~60%程度の湿度が必要になりますので、加湿器などで“室内の湿度”を適切に維持するよう心掛けてください。 【インフルエンザ対策6】インフルエンザ予防接種 インフルエンザの発症を予防するためにも「インフルエンザ予防接種」を推奨します。インフルエンザ予防接種は感染を防ぐだけでなく、症状の重症化を防ぐ効果もあります。インフルエンザは悪化すると、気管支炎や肺炎、脳症などの重篤な合併症を引き起こす恐れがありますので、高齢者や基礎疾患をお持ちの方には、インフルエンザ予防接種を強く推奨いたします(インフルエンザ予防接種をしてもインフルエンザにかかる場合があります)。 【インフルエンザ対策7】うがい うがいは、のどに付着したウイルスの数を減らしたり、洗い流したりするために有効と言われています。口の中をきれいに保てば、口からうつる「インフルエンザ」や「風邪」などの感染症を防ぐことができますので、外出先から戻ったら「うがい」を行ってください。 当院では予約なしでインフルエンザ予防接種が可能です インフルエンザウイルスに感染すると、約1週間で回復する場合が多いです。しかし、「インフルエンザ脳炎」や「ウイルス性肺炎」といった重大な合併症が現れて重症化する場合もあります。したがって、重症化のリスクを下げるためにもインフルエンザ予防接種を推奨いたします。特に、高齢者や基礎疾患をお持ちの方には、インフルエンザ予防接種を強く推奨いたします。なお、当院では、予約なしでインフルエンザ予防接種を実施しております。現在、診察時間内であれば当日の接種も可能ですので、突然の接種希望にも柔軟に対応できます。インフルエンザ予防接種をご希望の方は、お気軽にご相談ください。 当日の順番予約はこちらから

2024.01.20

内科

インフルエンザ治療薬の種類や効果、副作用について

内科に関する記事です。
この記事では「インフルエンザの治療薬」について解説していきます。後半部分では「インフルエンザの治療薬の副作用」について解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 【目次】 インフルエンザの薬の基本知識 市販でインフルエンザに有効な治療薬 抗インフルエンザ薬の副作用 インフルエンザの初期症状に適した薬の選び方 インフルエンザ市販薬を服用される際の注意点 インフルエンザ治療薬と予防接種の併用について インフルエンザの治療薬の適切な使い方と管理方法 当院では予約なしでインフルエンザ予防接種が可能です   インフルエンザの薬の基本知識 インフルエンザの治療薬は、大きく分けて飲み薬・吸入薬・点滴の3種類があります。飲み薬は、タミフル・ゾフルーザ・シンメトレル、吸入薬はリレンザ・イナビル、点滴はラピアクタという薬です。これらの薬は、体内でインフルエンザウイルスが増殖するのを抑える作用があります。 【インフルエンザの薬1】タミフル®︎ タミフルは、A型・B型両方のインフルエンザに有効と言われている抗インフルエンザ薬です。インフルエンザウイルスが増えるときに必要な酵素・ノイラミニダーゼの働きを妨げて、症状を緩和したり、予防したりします。ただし、インフルエンザウイルスが増えてしまってからタミフルを服用しても効果はないため、発熱などの症状が出てから48時間以内に服用を開始する必要があります。なお、タミフルは基本的に、成人は錠剤1錠を1日2回、計5日間服用します。 【インフルエンザの薬2】ゾフルーザ®︎ ゾフルーザは2018年2月に登場した「抗インフルエンザ薬」の新薬です。1回服用するだけでよいというのが最大の特徴になります。これまで、抗インフルエンザ薬は「ノイラミニダーゼ阻害薬」のみでしたが、ゾフルーザは「エンドヌクレアーゼ」と呼ばれる別の作用機序で効果を発揮します。インフルエンザウイルスを消失させる速度が速いと言われており、周囲の人への感染を減らせるのではないかとの期待がされています。ただし、薬剤相互作用や副作用については未知であり、その安全性は確定されていません。そのため、日本小児科学会は12歳未満の服用については推奨しないとしています。 【インフルエンザの薬3】リレンザ®︎ リレンザはA型・B型両方のインフルエンザに有効と言われている吸入薬です。リレンザは、インフルエンザウイルスの表面に存在する酵素を阻害するだけでなく、ウイルスが感染細胞から遊離するのも阻害し、インフルエンザウイルスの感染拡大を阻止します。なお、リレンザは、粉薬を直接気道に届けることで、ウイルスの増殖を抑えることが期待できる吸入薬です。したがって、気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患など呼吸器に病気のある方は、気道に対する刺激になって「喘息発作」を誘発する可能性があるため注意が必要になります。 【インフルエンザの薬4】イナビル®︎ イナビルは、A型・B型両方のインフルエンザに有効と言われている吸入薬です。イナビルは、インフルエンザウイルスの増殖を防ぐ働きがあり、症状の緩和や感染予防に役立ちます。イナビルはリレンザと同様、気道に粉薬を入れるため慎重に使用する必要があります。気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患などがある方は、必ず医師に相談してから使用してください。なお、イナビルは長時間作用型のため、処方された分を1回吸入するだけでよいというのが最大の特徴になります。 【インフルエンザの薬5】ラピアクタ®︎ ラピアクタは、A型・B型両方のインフルエンザに有効と言われている点滴薬です。ラピアクタは、インフルエンザウイルスの「ノイラミニダーゼ」というウイルス増殖に関与する酵素を阻害し、ウイルス増殖を抑える効果があります。したがって、インフルエンザウイルスが増殖してしまった後では薬の効果は発揮できず、発症後48時間以内に使用する必要があります。 【インフルエンザの薬6】シンメトレル®︎ シンメトレルはA型インフルエンザに対して効果のある飲み薬です。シンメトレルは、ノイラミニダーゼ阻害薬ではなく、A型インフルエンザウイルスに存在する「蛋白構造」に作用し、脱殻というウイルスの増殖工程を阻害することでウイルスの増殖を防ぎます。なお、シンメトレルは、感染初期に使用することで発熱の期間が1~2日短くなり、治りが早くなる効果が期待できます。 市販でインフルエンザに有効な治療薬 残念ながらインフルエンザの治療薬として使用される「抗インフルエンザ薬」は、市販薬では販売されていません。そして、市販の風邪薬はインフルエンザを完治させるほどの効果は期待できません。したがって、インフルエンザが疑われる場合は医療機関を受診してください。なお、インフルエンザと普通の風邪の違いについて知りたい方は「令和5年度インフルエンザQ&A」をご覧ください。   抗インフルエンザ薬の副作用 抗インフルエンザウイルス薬は、適切な時期(発症から48時間以内)から使用を開始すると、発熱期間は通常1~2日間短縮され、ウイルス排出量も減少します。しかし残念なことに「抗インフルエンザウイルス薬」には、吐き気、下痢、口内炎、めまい、頭痛、不眠などさまざまな副作用が報告されています。副作用については以下をご覧ください。 【抗インフルエンザ薬の副作用1】タミフル®︎ タミフルを服用した際の副作用としては、下痢、腹痛、吐き気などが報告されています。 【抗インフルエンザ薬の副作用2】ゾフルーザ®︎ ゾフルーザを服用した際の副作用としては、下痢、吐き気、頭痛、嘔吐などが報告されています。 【抗インフルエンザ薬の副作用3】リレンザ®︎ リレンザを服用した際に考えられる副作用は、血圧低下、呼吸困難、咽頭・喉頭浮腫などがあげられます。他にも、発作的な息切れ、下痢、発疹、吐き気、嘔吐、嗅覚障害、顔面浮腫、蕁麻疹なども報告されていますが、これらの可能性は低いです。 【抗インフルエンザ薬の副作用4】イナビル®︎ イナビルを服用した際に考えられる副作用は、失神、呼吸困難、蕁麻疹、血圧低下、顔面蒼白、冷汗などが挙げられます。また、発作的な息切れなどの症状も確認されていますが、どの副作用も発現する確率は低いです。 【抗インフルエンザ薬の副作用5】ラピアクタ®︎ ラピアクタを服用した際の副作用としては、下痢、吐き気、嘔吐などが報告されています。 【抗インフルエンザ薬の副作用6】シンメトレル®︎ シンメトレルを服用した際の副作用としては、めまい、ふらつき、立ちくらみ、不眠、幻覚、興奮、頭痛、便秘、食欲不振、吐き気、口の渇き、浮腫などが報告されています。 インフルエンザの初期症状に適した薬の選び方 インフルエンザは、感染してから約1~3日間程度の潜伏期間の後に、38℃以上の高熱、関節痛、頭痛、全身倦怠感などが突然あらわれます。インフルエンザの薬は市販されていないため、感染が疑わしい症状が出た場合は、速やかに医療機関で検査を受けてください。インフルエンザウイルスは初期ほど急激に増えるため、発症後48時間以内に投与することが重要です。したがって、市販の風邪薬で対処するようなことは絶対に避けてください。インフルエンザの治療薬を発症後48時間以内に投与することで、症状の軽減や合併症のリスクを低減することが期待されます。   インフルエンザ市販薬を服用される際の注意点 インフルエンザにかかっている場合、市販の解熱剤を安易に使うことは望ましくありません。なぜなら解熱剤の成分のなかには、インフルエンザの合併症を引き起こす原因となりうるものがあるからです。具体的には、アスピリン、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸の3種です。これらが含まれる解熱剤をインフルエンザ感染時に服用すると、インフルエンザ脳炎・脳症の発症リスクを高めたり、重症化したりする危険性があります。またアスピリンには、肝機能障害や精神神経症状をきたす「ライ症候群」という合併症を引き起こす可能性も指摘されています。この合併症は主に乳幼児が発症しやすいとされていますが、成人でもまれに発症することがあるため、インフルエンザ感染時に服用することは避けてください。なお、こういった成分は市販の風邪薬にも含まれているケースが多いです。したがって、風邪かインフルエンザか判断できない場合は、安易に市販薬を使うことはやめてください。インフルエンザウイルスの感染が疑わしい症状が出た場合には、速やかに医療機関を受診することをお勧めします。   インフルエンザ治療薬と予防接種の併用について インフルエンザ予防接種は、インフルエンザの重症化を防ぐ上で極めて有効な方法です。したがって、インフルエンザの重症化を予防するためにもインフルエンザ予防接種を推奨します。しかし、インフルエンザ予防接種をしても、手洗い・うがいをしっかりしても、完全にインフルエンザの感染を防ぐことはできません。そのため、インフルエンザウイルスの感染が不安な方は、抗インフルエンザ薬の予防投与をご検討ください。抗インフルエンザ薬の予防投与は、「インフルエンザに絶対かかりたくない」と考えている方にお勧めです。抗インフルエンザ薬を予防内服することによって、7~8割の方がインフルエンザの発症を防げると言われています。したがって、「大事なプレゼンが迫っている」「入学受験がある」など、人生の中で「どうしても今だけはインフルエンザにかかりたくない」という局面がある方は、抗インフルエンザ薬の予防投与をご検討ください。 インフルエンザの治療薬の適切な使い方と管理方法 インフルエンザの治療薬を適切に使用し、安全に管理をするためには医師の指示に従うことが大切です。用法・用量を正確に守り、予定通り服用を続けることが治療の鍵となります。また、薬物の保管は涼しい場所で湿気や直射日光を避け、小児の手の届かない場所に保管することが重要です。そして治療期間が終了したら、残った薬剤は処分し、再度使用しないように注意してください。なお、インフルエンザの治療薬を使用する際は、副作用やアレルギー反応に留意し、異常な症状が見られれば直ちに医師に報告するよう心掛けてください。   当院では予約なしでインフルエンザ予防接種が可能です インフルエンザウイルスに感染すると、約1週間で回復する場合が多いです。しかし、「インフルエンザ脳炎」や「ウイルス性肺炎」といった重大な合併症が現れて重症化する場合もあります。したがって、重症化のリスクを下げるためにもインフルエンザ予防接種を推奨いたします。特に、高齢者や基礎疾患をお持ちの方には、インフルエンザ予防接種を強く推奨いたします。なお、当院では、予約なしでインフルエンザ予防接種を実施しております。現在、診察時間内であれば当日の接種も可能ですので、突然の接種希望にも柔軟に対応できます。インフルエンザ予防接種をご希望の方は、お気軽にご相談ください。 当日の順番予約はこちらから

2024.01.19

内科

インフルエンザの症状について知ろう

内科に関する記事です。
この記事では「インフルエンザの症状」について解説していきます。後半部分では「子供のインフルエンザ」について解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 【目次】 インフルエンザの基本的な症状 インフルエンザの発症期間について 発熱のないインフルエンザの症状について インフルエンザで下痢の症状がある場合 子供のインフルエンザについて インフルエンザの症状をチェックするためのポイント 当院では予約なしでインフルエンザ予防接種が可能です   インフルエンザの基本的な症状 インフルエンザは、鼻や口から侵入した「インフルエンザウイルス」が肺や気道で感染・増殖することで引き起こされる疾患です。感染してから約1~3日間程度の潜伏期間の後に、38℃以上の高熱、関節痛、頭痛、全身倦怠感などが突然あらわれます。以下、インフルエンザの主な症状です。 ・発熱 ・全身倦怠感 ・喉の痛み ・悪寒 ・関節痛・筋肉痛 ・頭痛 ・食欲不振  ・嘔吐 ・下痢 ・咳・痰 ・鼻水 通常の風邪と比較して、インフルエンザは「高熱」と「全身症状」が特徴です。インフルエンザの症状について詳しく知りたい方は「インフルエンザかな?症状がある方へ」や「インフルエンザQ&A」をご覧ください。   インフルエンザの発症期間について インフルエンザウイルスに感染しても、すぐに症状は出ません。通常はインフルエンザウイルスに感染してから1~3日間程度の潜伏期間の後に、38℃以上の高熱、関節痛、頭痛、全身倦怠感などが突然あらわれます。そして、その後に鼻水・咳などの症状が出現し、約1週間程度で軽快するのが典型的なインフルエンザの症状です。ただし、実際には個人差が大きいため、潜伏期間や症状の重さは個々に異なります。したがって、発症前に手洗いやマスクの着用などの感染対策を徹底し、万一症状が出た場合は速やかな医療受診が重要です。特に、高齢者や基礎疾患のある方は重症化しやすいため、十分な注意が必要になります   発熱のないインフルエンザの症状について インフルエンザは通常の風邪に比べ、「高熱」と「全身症状」が特徴です。ただし、全てのインフルエンザウイルスが重篤な症状をもたらすわけではありません。風邪とほぼ同様のケースもあり、なかには自分がインフルエンザに感染したことに気づかない方もいます(熱なし)。インフルエンザに感染していることに気づかないままでいると、自分でも気づかないうちに周囲にウイルスを広げてしまう可能性があります。そのため、早い段階で自分がインフルエンザに感染していることに気づき、適切な対処をすることが非常に重要です。また、隠れインフルの場合、通常のインフルエンザと比べて症状が軽いことが挙げられますので、「少しでもおかしい」と感じたら、早めに病院へ行くことが大切になります。「厚生労働省のサイト」でも同様の見解を述べております。   インフルエンザで下痢の症状がある場合 下痢の症状がある場合、「インフルエンザB型」の可能性が比較的高いと考えられます。インフルエンザB型に罹患すると、38度以下の微熱が出るなど、A型よりも比較的穏やかな症状が現れることがあります。ただし、A型よりも症状が長引くことがあり、長期間微熱や腹痛、下痢などが続くこともあります。下痢は体内の水分を失いやすくなり、脱水症状を引き起こす可能性があります。したがって、インフルエンザで下痢の症状がある場合は、水分補給が重要です。下痢が続くと脱水症状になる恐れがあるため、水分補給をこまめに行ってください。また、医師に相談して適切な抗ウイルス薬や対症療法を検討することも大切です。なお、インフルエンザA型に感染したときでも、熱が引いた後に下痢の症状が出ることはあります。そのため、下痢があるからといって「インフルエンザB型」と自己判断せず、下痢の症状がある場合は早めに医療機関を受診してください。   子供のインフルエンザについて 子供のインフルエンザでよく見られる症状として、頭痛、関節痛、咳、鼻水、および38℃以上の急な発熱が挙げられます。子供が発熱した時は、氷枕を使用するほか、首筋や脇の下、太股のつけ根など、太い血管がある部位に氷を当てて冷やしてください。また、冬は暖房を強くしないように、夏はクーラーの風が直接当たらないように気をつけてください。なお、子供が熱を出すと、一時的に「理解できない言動」や「異常な行動」をとることがあります(これを「熱せん妄」と呼びます)。ほとんどの場合は短時間で収まりますが、場合によってはそれが長時間続いたり、けいれんを引き起こしたりする可能性があるため、早めに医療機関を受診してください。子供のインフルエンザは、症状が重篤になる可能性があるため、早めに医療機関で診断を受けることをお勧めします。「厚生労働省のサイト」でも同様の見解を述べております。   インフルエンザの症状をチェックするためのポイント インフルエンザウイルスに感染した可能性がある場合は、以下の症状を確認してください。 <インフルエンザの初期症状> ・38度以上の高熱 ・悪寒 ・強い倦怠感 ・筋肉痛や関節痛 ・激しい頭痛 これらの症状に加えて、咳や喉の痛み、鼻水などの呼吸器症状が現れることもありますので、慎重に確認してください。また、「地域内でインフルエンザが流行しているのか」「家庭内にインフルエンザ陽性者はいるのか」なども重要な情報です。医師への報告の際には、具体的な情報収集が大切になります。症状の発生時期や進行具合、体温の変動、服薬歴、そして近くで同様の症状が見られる人がいるかなど、症状に関する詳細な情報を医師に提供してくださいね。   当院では予約なしでインフルエンザ予防接種が可能です インフルエンザウイルスに感染すると、約1週間で回復する場合が多いです。しかし、「インフルエンザ脳炎」や「ウイルス性肺炎」といった重大な合併症が現れて重症化する場合もあります。したがって、重症化のリスクを下げるためにもインフルエンザ予防接種を推奨いたします。特に、高齢者や基礎疾患をお持ちの方には、インフルエンザ予防接種を強く推奨いたします。なお、当院では、予約なしでインフルエンザ予防接種を実施しております。現在、診察時間内であれば当日の接種も可能ですので、突然の接種希望にも柔軟に対応できます。インフルエンザ予防接種をご希望の方は、お気軽にご相談ください。 当日の順番予約はこちらから

2024.01.18

内科

インフルエンザ潜伏期間の症状・感染について|患者・家族の方へ

内科に関する記事です。
この記事では「インフルエンザウイルスの潜伏期間」について解説していきます。後半部分では「インフルエンザの初期症状」について解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 【目次】 インフルエンザ潜伏期間とは インフルエンザ潜伏期間の一般的な長さ インフルエンザ潜伏期間の家族との関わり インフルエンザ潜伏期間中にうつるのか? インフルエンザ潜伏期間の主な症状 インフルエンザの予防接種、予防策について インフルエンザの予防接種の時期について 当院では予約なしでインフルエンザ予防接種が可能です   インフルエンザ潜伏期間とは インフルエンザウイルスの潜伏期間とは、インフルエンザウイルスに感染してから症状が現れるまでの時間を指します。通常は1~3日の潜伏期間が経過すると、発熱や倦怠感などの症状が現れます。ただし、潜伏期間中にも感染力があり、他者にウイルスを広げる可能性があるため注意が必要です。なお、発症直後に「インフルエンザ迅速検査」を行っても陽性となりづらい傾向があります。また、インフルエンザ迅速検査は、本当にインフルエンザに感染していても、必ずしも陽性になるわけではありません。それに検査陰性であっても、インフルエンザに感染していないとも言い切れません。したがって、インフルエンザの流行期において“インフルエンザ陽性者”との接触があった場合に、発熱・咽頭痛・関節痛といったインフルエンザ様症状を呈して受診された場合、検査が陰性でも「インフルエンザ」と臨床診断することがあります。インフルエンザの流行状況について知りたい方は「インフルエンザの流行状況(東京都2023-2024年シーズン)」をご覧ください。   インフルエンザ潜伏期間の一般的な長さ インフルエンザウイルスの潜伏期間は一般的に1~3日とされています。ただし、潜伏期間は年齢や体質、体調によって個人差があり、この期間が長くなることもあります。例えば、子供や高齢者は通常、免疫系が未発達または衰えているため、潜伏期間が長くなることがあります。また、基礎疾患を抱えている方も同様です。インフルエンザウイルスの潜伏期間は個人差が大きいため、「インフルエンザ陽性者」との接触があった場合は十分に注意してください。   インフルエンザ潜伏期間の家族との関わり インフルエンザは「飛沫感染」や「接触感染」により感染が広がります。したがって、インフルエンザに罹患した可能性がある場合は、家庭内での感染リスクに注意してください。具体的には、家庭内での感染リスクは密なコミュニケーションや共有する空間によって高まりますので、なるべく3密(密閉・密集・密接)を避けてください。また、共用の食器やタオルに触れることにより、家族内でのウイルスの拡散が生じますので、感染者が触れたものに触れないように気を付けてください。家族内にインフルエンザ患者が発生すると、家族にインフルエンザが蔓延することが危惧されますので、十分に注意してくださいね。なお、家庭内感染への対策としては、以下が有用です。 ・換気は積極的に行う ・タオルなどの共有はしない ・接触が必要な場合にはマスクを装着 ・マスクを外す際には2m以上離れる ・インフルエンザ患者の入浴は最後に行うか ・インフルエンザ患者の衣類などに触れた際には必ず手洗いをする   インフルエンザ潜伏期間中にうつるのか? インフルエンザウイルスは、症状をはっきりと感じることのない潜伏期間中から感染力を持っています。したがって、潜伏期間中でも十分に感染力はあります。特に、インフルエンザの発症前24時間から発病後3日程度までが最も感染力が強いと言われております。ですので、インフルエンザの症状が出てから気を付けるのではなく、インフルエンザの発症前から注意する必要があります。なお、インフルエンザの感染拡大を防ぐためには、手洗いやマスクの着用、密閉・密集・密接の回避が重要です。また、発症初期の段階で医療機関を受診し、専門医の指示に従うことも重要になります。   インフルエンザ潜伏期間の主な症状 インフルエンザウイルスに感染してから1~3日間程度の潜伏期間の後に、38℃以上の高熱、関節痛、頭痛、全身倦怠感などが突然あらわれます。そして、その後に鼻水・咳などの症状が出現し、約1週間程度で軽快するのが典型的なインフルエンザの症状になります。インフルエンザは「通常の風邪」と比較すると全身症状が強いことが特徴です。なお、全てのインフルエンザウイルスが重い症状をもたらすわけではありません。風邪とほぼ変わらないケースもあり、なかには自分がインフルエンザに感染したことに気づかない方もいます。インフルエンザに感染していることに気づかないままでいると、自分でも気づかないうちに周囲にウイルスを広げてしまう可能性があります。そのため、早い段階で自分がインフルエンザに感染していることに気づき、適切な対処をすることが非常に重要です。また、隠れインフルの場合、通常のインフルエンザと比べて症状が軽い点が挙げられますので、「少しでもおかしい」と感じたら、早めに病院へ行くことが大切になります。以下、インフルエンザの初期症状です。 ・発熱 ・全身倦怠感 ・関節痛・筋肉痛 ・頭痛 ・食欲不振  インフルエンザの初期症状について詳しく知りたい方は「厚生労働省のサイト」をご覧ください。   インフルエンザの予防接種、予防策について インフルエンザ予防接種は、インフルエンザの重症化を防ぐ上で極めて有効な方法です。したがって、インフルエンザの重症化を予防するためにもインフルエンザ予防接種を推奨します。インフルエンザは悪化すると、気管支炎や肺炎、脳症などの重篤な合併症を引き起こす恐れがありますので、高齢者や基礎疾患をお持ちの方には、インフルエンザ予防接種を強く推奨いたします。   インフルエンザの予防接種の時期について インフルエンザ予防接種は、接種してから効果が現れるまで約2週間程度かかります。そのため、インフルエンザ予防接種は、インフルエンザが流行する前に受けておくことが望ましいとされています。なお例年、日本では12月~4月頃にインフルエンザが流行し、1月末~3月上旬に流行のピークを迎えます。したがって、12月中旬までにインフルエンザ予防接種を終えることが望ましいと考えられます。「厚生労働省」「文部科学省」「環境省」でも同様の見解を述べております。   当院では予約なしでインフルエンザ予防接種が可能です インフルエンザウイルスに感染すると、約1週間で回復する場合が多いです。しかし、「インフルエンザ脳炎」や「ウイルス性肺炎」といった重大な合併症が現れて重症化する場合もあります。したがって、重症化のリスクを下げるためにもインフルエンザ予防接種を推奨いたします。特に、高齢者や基礎疾患をお持ちの方には、インフルエンザ予防接種を強く推奨いたします。なお、当院では、予約なしでインフルエンザ予防接種を実施しております。現在、診察時間内であれば当日の接種も可能ですので、突然の接種希望にも柔軟に対応できます。インフルエンザ予防接種をご希望の方は、お気軽にご相談ください。 当日の順番予約はこちらから

2024.01.17

内科

不眠症と睡眠時無呼吸症候群(SAS)の違い

内科に関する記事です。
この記事では、「不眠症と睡眠時無呼吸症候群(SAS)の違い」について解説していきます。後半部分では、「生活習慣病と睡眠障害の関係」について解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 【目次】 不眠症(睡眠障害)とは 睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは 不眠症と睡眠時無呼吸症候群(SAS)の違い 生活習慣が睡眠障害に影響することも 不眠症や睡眠時無呼吸症候群にお悩みの方はいつでも相談ください   不眠症(睡眠障害)とは 不眠症とは、入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、熟睡障害によって、その人にとって必要な睡眠時間が十分に取れないことや「睡眠の質」が低下することで、日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気です。不眠は、眠気、倦怠感、集中力低下、抑うつや不安などの精神症状を引き起こし、その結果として生産性の低下、交通事故の増加など、様々な人的および社会経済的損失をもたらすと考えられております。したがって、「睡眠が浅い」「寝付けない」など、睡眠に関して気になる症状がある方は、早い段階で医療機関に相談することをお勧めします。「一般社団法人千葉市医師会」や「不眠症 - e-ヘルスネット - 厚生労働省」でも同様のことを伝えておりますので、ご興味のある方はご覧ください。   睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは 睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、眠り出すと呼吸が止まってしまう病気です。医学的な定義では、10秒以上呼吸が止まる「無呼吸」や、呼吸が弱くなる「低呼吸」が、1時間あたり5回以上繰り返される状態を言います。睡眠中に無呼吸が発生すると、十分な酸素が体に供給されないため、深い睡眠がまったくとれなくなり、日中に強い眠気が出現します。また、無呼吸に伴う低酸素状態が毎晩、しかも年単位で起きれば、「心臓・血管系の病気」や「多くの生活習慣病」を引き起こします。したがって、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を放置してはいけません。睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、早期の診断と適切な治療が不可欠です。医師の診療を受け、個別に合わせた対策を始めると、健康な生活を取り戻せますので、専門医への相談をお勧めします。「睡眠時無呼吸症候群 / SAS」や「日本呼吸器学会のサイト」でも同様のことを伝えておりますので、ご興味のある方はご覧ください。 ※睡眠時無呼吸症候群は(Sleep Apnea Syndrome)の頭文字を取ってSAS(サス)とも呼ばれております。   不眠症と睡眠時無呼吸症候群(SAS)の違い 不眠症と睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、両者ともに睡眠障害の一形態ですが、異なる症状とメカニズムを有しています。そのため、不眠症は「睡眠障害」に分類されていますが、睡眠時無呼吸症候群(SAS)は「睡眠呼吸障害」に分類されています。不眠症は、入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、熟睡障害によって「睡眠の質」が低下し、日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気です。一方、睡眠時無呼吸症候群は、眠り出すと呼吸が止まってしまう病気で、睡眠中に一時的な呼吸停止が繰り返されて酸素供給が減少し、その結果、日中の眠気や集中力低下が生じます。このような理由から、不眠症と睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、異なる症状とメカニズムを有していると言えます。なお、不眠症は主に心理的な要因に起因し、入眠や寝つきに関する問題が中心です。一方で睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中の呼吸障害が主な原因です。したがって、両者の治療方法は異なります。   生活習慣が睡眠障害に影響することも 生活習慣が睡眠障害に与える影響は非常に大きいです。不規則な睡眠スケジュールや長時間のスマートフォンの使用は、「入眠困難」や「中途覚醒」を引き起こす可能性があります。また、「過度なカフェイン摂取」や「過度なアルコール摂取」も睡眠を妨げる要因となります。さらに、「喫煙」や「運動不足」も睡眠パターンに悪影響を及ぼすことがあります。これらの生活習慣が蓄積すると、慢性的な睡眠障害が発生しやすくなりますので、ご注意ください。なお、質の高い睡眠を確保するためには、「規則正しい生活習慣の確立」が重要です。睡眠障害に対する対策と予防法は、次の通りです。 【睡眠障害に対する対策と予防法1】適切な食習慣 快適な睡眠を得るためには、適切な食習慣が重要です。朝食は心と身体の目覚めに欠かせません。栄養バランスの取れた朝食を摂ってエネルギーを補給し、一日のスタートを切ってください。なお、夜食については、軽めのものを選ぶことがポイントです。胃腸を過度に刺激しないようにし、就寝前には十分な時間を置いて消化を促してください。適切な食習慣を心掛けることで、良質な睡眠への道が開かれます。 【睡眠障害に対する対策と予防法2】睡眠のルーティン化 睡眠のリズムを整えるために、毎晩同じ時間に寝る習慣を作ってください。また、朝起きたらすぐに起きることも大切です。 【睡眠障害に対する対策と予防法3】スマートフォンを長時間使用しないこと スマートフォンの画面から発せられるブルーライトは、眠りを誘うメラトニンの分泌を抑制し、眠りの質を低下させます。また、SNSやメッセージアプリの利用は興奮状態を引き起こし、リラックスを妨げます。ですので、就寝前のスマートフォンの使用はできる限り控えてください。なお、就寝前のスマートフォンの使用を抑制するためには「寝室からスマートフォンを遠ざける」「寝る1時間前からスマートフォンの使用を控える」「ブルーライトカットフィルターを使用する」などの対策が効果的です。 【睡眠障害に対する対策と予防法4】睡眠環境の整備 快適な寝室環境を作ってください。暗い部屋、静かな環境、快適な温度、適切なマットレスや枕などが重要です。 【睡眠障害に対する対策と予防法5】午後の眠気はうまくやり過ごす 長い昼寝はかえって夜間の睡眠を妨げます。昼寝をするなら、午後3時前の20~30分にしてください。 【睡眠障害に対する対策と予防法6】カフェインやアルコールの摂取制限 カフェインやアルコールは睡眠を妨げることがありますので、摂取量を制限する、または避けるようにしてください。 【睡眠障害に対する対策と予防法7】ストレス管理 ストレスは睡眠の質の悪化を引き起こすことがあります。リラクゼーション法やストレス解消の方法を取り入れて、日常的なストレスを軽減してください。 【睡眠障害に対する対策と予防法8】目が覚めたら日光を浴びる 目が覚めたら日光を取り入れ、体内時計を刺激してください。早起きは早寝に通じます。なお、睡眠のリズムを整えるために、週末などの休みの日も、平日と同じ時刻で起床するよう心掛けてくださいね。 【睡眠障害に対する対策と予防法9】適度な運動 適度な運動は睡眠障害に対して効果的な手段とされています。運動によって体温が上昇し、その後の体温低下が入眠を促進します。さらに、適切な運動は睡眠の質を向上させ、深い眠りやREM睡眠の量を増やすと報告されています。習慣的に運動を行うことで、寝つきが良くなり、より良質な睡眠を得ることができますので、不眠症や睡眠時無呼吸症候群にお悩みの方は積極的に運動を行ってください。なお、一般的には以下のような運動が効果的とされています。 <軽いジョギングやサイクリング> 軽いジョギング、ウォーキング、サイクリングなどの有酸素運動は心拍数を上げ、体温を上昇させる効果があります。これにより、身体をリラックスさせるための条件を整え、入眠を促進することが期待されます。なお、有酸素運動とは、筋肉を収縮させる際のエネルギーに酸素を使う運動のことです。 <ヨガ> ヨガは、リラックスやストレス軽減に効果があります。ヨガは、睡眠障害の原因の一つにストレスや緊張が関与している場合、特に効果的です。 <水泳> 水中での運動は体を軽く感じさせ、筋肉をリラックスさせる効果があります。また、水中の環境が落ち着きを与え、リラックス効果を高めることができます。   不眠症や睡眠時無呼吸症候群(SAS)にお悩みの方はいつでも相談ください 不眠症や睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、他の病気との関連性が高い病気です。したがって、不眠症や睡眠時無呼吸症候群(SAS)は放置せず、適切な治療を受けることが重要です。睡眠が浅い、寝付けないなど、睡眠に関して問題があることで、「日常生活に支障が出ている」と感じている方は、早めに医師に相談することをお勧めします。なお、当院では、不眠症や睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対する診断を行っております。不眠症や睡眠時無呼吸症候群(SAS)について悩んでいる方、あるいは不眠症や睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状にお心当たりのある方などいらっしゃいましたら、まずお気軽にご相談ください。 当日の順番予約はこちらから

2023.12.13

内科

不眠症は内科で受診できます

内科に関する記事です。
この記事では「不眠症の診療科」について解説していきます。後半部分では、「不眠症の診察を受けるタイミング」について解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 【目次】 不眠症(睡眠障害)とは 不眠症(睡眠障害)の主な症状 不眠症が内科で受診できる理由 不眠症と他の病気との関連性 不眠症の診察を受けるタイミング 不眠症(睡眠障害)にお悩みの方はいつでも相談ください   不眠症(睡眠障害)とは 不眠症とは、入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、熟睡障害によって、その人にとって必要な睡眠時間が十分に取れないことや「睡眠の質」が低下することで、日中に「倦怠感」や「意欲低下」などの不調が出現する病気です。不眠は、眠気、倦怠感、抑うつや不安などの精神症状を引き起こし、その結果として生産性の低下、交通事故の増加など、様々な人的および社会経済的損失をもたらすと考えられております。したがって、「睡眠が浅い」「寝付けない」など、睡眠に関して気になる症状がある方は、早い段階で医療機関に相談することをお勧めします。「一般社団法人千葉市医師会」や「不眠症 - e-ヘルスネット - 厚生労働省」でも同様のことを伝えておりますので、ご興味のある方はご覧ください。   不眠症(睡眠障害)の主な症状 不眠症は、入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟睡障害などの睡眠問題によって、眠気や倦怠感、意欲低下、集中力低下、食欲低下などの身体的な症状を引き起こす可能性があります。さらに、長期間にわたる不眠は「うつ病」や「不安障害」などの精神症状も引き起こす可能性があります。十分な睡眠を得られない状態が続くと、神経系やホルモンバランスに影響を及ぼし、精神的な安定に悪影響を及ぼすことがありますので、ご留意ください。なお、不眠症を放置すると日常生活にも影響を及ぼす場合があります。そのため、早めに医師の診断を受け、適切なケアを行うことが大切です。   不眠症が内科で受診できる理由 不眠症の治療では、基本的に内科を受診します。内科医は患者さんの健康状態や生活習慣を考慮し、不眠の原因を明らかにする手助けをしてくれます。また、慢性的な疾患や薬物の影響も確認し、必要に応じて「適切な治療」や「アドバイス」を提供してくれます。したがって、不眠症が疑われる場合は、まず内科を受診してください。なお、不眠の要因は様々で、症状によっては他の専門科目が必要な場合もあります。しかし、「自分がどの症状かを判断すること」は難しい場合があります。そのため、まずは内科で相談を受けることが大切です。睡眠に対して不安を感じたら、まずは内科で相談してくださいね。   不眠症と他の病気との関連性 不眠症は他の病気との関連性が高い疾患です。大きく分けて、「からだの病気」と「こころの病気」との関連性が見られます。 <からだの病気> 慢性疼痛や心臓病、呼吸器疾患、消化器疾患などは、不眠症のリスクを高める要因となります。また、これらの病気は睡眠の質や量に影響を及ぼし、不眠症の症状を悪化させることがあります。 <こころの病気> 不眠症は、こころの病気との関連性も高いです。なかでも「うつ病」や「不安障害」との関連が顕著であり、相互に影響し合うことが多いです。そのため、うつ病や不安障害の治療が不十分な場合、不眠症の症状が悪化することもあります。 このように、不眠症は「からだの病気」と「こころの病気」と密接に関連しており、それぞれが互いに影響し合うことがあるため、不眠症の治療においては「総合的なアプローチ」が重要です。不眠症の症状について気になる点がある方は、早めに医師の診断を受け、適切な治療を受けることをお勧めします。   不眠症の診察を受けるタイミング 睡眠障害が続く場合、早めに医師の診察を受けることが重要です。具体的には、不眠症などの睡眠の問題で、1ヶ月以上にわたって「だるさ」や「頭痛」などの身体症状が現れている場合は、一度、医療機関を受診してください。また、1ヶ月以内であっても、「日中の眠気」や「集中力の低下」が仕事や学業に支障をきたしている場合は、早めの受診がお勧めです。早期の診断と適切な治療で、良質な睡眠を取り戻すことが可能です。早めに医師の診断を受け、適切な治療を行ってくださいね。   不眠症(睡眠障害)にお悩みの方はいつでも相談ください 「睡眠が浅い」「なかなか寝付けない」など、睡眠に関して問題があることで「日常生活に支障が出ている」と感じている方は、早めに専門家に相談することをお勧めします。睡眠不足は、単に身体の疲れが残りやすくなるだけでなく、「体の病気」や「心の病気」の原因となります。また睡眠障害自体が“心の病気”の前兆の可能性もあります。ですので、「睡眠が浅い」「なかなか寝付けない」など、睡眠に関して気になる症状がある方は放っておかずに、お近くの医療機関に足を運んでください。なお、当院では“不眠症の診療”や“薬の処方”だけでなく、診断書の発行も行っております。医師の診断を受けたい方、あるいは自分が不眠症なのか気になる方などいらっしゃいましたら、まずお気軽にご相談ください。 当日の順番予約はこちらから

2023.12.13

内科

都賀で不眠症(睡眠障害)にお困りの方へ

内科に関する記事です。
この記事では、「不眠症(睡眠障害)」について解説していきます。後半部分では「不眠症に対する治療法」をご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 【目次】 不眠症(睡眠障害)とは 不眠症(睡眠障害)の主な症状 不眠症(睡眠障害)の患者は年々増加しています 躁うつ病(双極性障害)やうつ状態が不眠症を引き起こすことも 不眠症(睡眠障害)には様々な治療法があります 不眠症(睡眠障害)の改善方法 【千葉市若葉区都賀のクリニック推奨|不眠症の改善方法1】睡眠環境の整備 【千葉市若葉区都賀のクリニック推奨|不眠症の改善方法2】規則正しい生活リズムの維持 【千葉市若葉区都賀のクリニック推奨|不眠症の改善方法3】寝室からスマホを遠ざける 【千葉市若葉区都賀のクリニック推奨|不眠症の改善方法4】適度な運動 【千葉市若葉区都賀のクリニック推奨|不眠症の改善方法5】ヨガや瞑想、深呼吸法 不眠症(睡眠障害)にお悩みの方はいつでも相談ください   不眠症(睡眠障害)とは 不眠症とは、入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、熟睡障害によって、その人にとって必要な睡眠時間が十分に取れないことや「睡眠の質」が低下することで、日中に「倦怠感」や「意欲低下」などの不調が出現する病気です。不眠は、眠気、倦怠感、抑うつや不安などの精神症状を引き起こし、その結果として生産性の低下、交通事故の増加など、様々な人的および社会経済的損失をもたらすと考えられております。したがって、「睡眠が浅い」「寝付けない」など、睡眠に関して気になる症状がある方は、早い段階で医療機関に相談することをお勧めします。「一般社団法人千葉市医師会」でも同様のことを伝えておりますので、ご興味のある方はご覧ください。   不眠症(睡眠障害)の主な症状 不眠症は、入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟睡障害などの睡眠問題によって、眠気や倦怠感、意欲低下、集中力低下、食欲低下などの身体的な症状を引き起こす可能性があります。さらに、長期間にわたる不眠は「うつ病」や「不安障害」などの精神症状も引き起こす可能性があります。十分な睡眠を得られない状態が続くと、神経系やホルモンバランスに影響を及ぼし、精神的な安定に悪影響を及ぼすことがありますので、ご留意ください。なお、不眠症を放置すると日常生活にも影響を及ぼす場合があります。そのため、早めに医師の診断を受け、適切なケアを行うことが大切です。「厚生労働省のサイト」でも同様のことを伝えております。   不眠症(睡眠障害)の患者は年々増加しています 日本では、一般成人の30〜40%が何らかの不眠症状を有しており、特に女性に多いことが知られています。不眠症状のある方のうち、慢性不眠症は成人の約10%に見られ、その原因はストレス、精神疾患、神経疾患、アルコール、薬剤の副作用など多岐にわたります。なお、不眠症状は加齢とともに増加し、60歳以上では半数以上の方が該当します。また、大きな災害後や新型コロナウイルス感染症の影響で、一過性に不眠症が増加することもあります。このように、不眠症は特殊な病気ではありません。よくある普通の病気です。実際、日本では成人の5%が不眠のために「睡眠薬」を服用していると言われております。   躁うつ病(双極性障害)やうつ状態が不眠症を引き起こすことも 不眠症とうつ病には密接な関連性があります。両者は共通の特徴を持ち、相互に影響し合うことが多いです。まず、不眠症とうつ病の共通点は、睡眠障害です。不眠症では入眠障害や中途覚醒、早朝覚醒などが見られ、うつ病でも同様の症状が現れることがあります。睡眠の質や量が低下することで、心身の疲労や不調が増し、うつ病の症状が悪化することもあります。また、不眠症がうつ病のリスク因子となることもあります。慢性的な睡眠障害があると、うつ病の発症リスクが増加する傾向があります。一方で、うつ病が不眠症を引き起こすこともあります。うつ病の症状によって心が不安定になり、入眠障害や睡眠の浅さが生じることがあります。このように、不眠症とうつ病は相互に影響し合う関係にあります。そのため、不眠症とうつ病の治療では、両方の症状を同時に考慮し、総合的なアプローチを取ることが重要です。不眠症とうつ病の関係については「千葉市若葉区都賀のクリニック|不眠症とうつ病の関係性」で詳しく解説しておりますので、ご興味のある方はご覧ください。   不眠症(睡眠障害)には様々な治療法があります 不眠症の治療は、「薬物療法」と「非薬物療法」の2つに大別されます。薬物療法では、薬を使用して治療を行います。一方、非薬物療法では、「生活習慣の改善」や「睡眠衛生指導」を通じて不眠症を治療します。なお、不眠症の治療では、まず原因を特定し、薬物療法以外のアプローチを試みます。そして、もし不眠が他の疾患によるものであれば、その疾患の治療が優先されます。「国立精神・神経医療研究センター」でも同様の見解を述べています。   不眠症(睡眠障害)の改善方法 ここでは、「不眠症の改善方法」をご紹介します。 【千葉市若葉区都賀のクリニック推奨|不眠症の改善方法1】睡眠環境の整備 睡眠環境の整備は、不眠症の改善に非常に重要です。寝室を暗くし、静かな環境を作り、快適な温度に調整することで、心地よい睡眠環境を整えることができます。また、適切な寝具を選ぶことも重要です。適切なマットレスや枕は体のサポートと圧力分散を助け、痛みや不快感を軽減します。睡眠環境の整備は、短期的な不眠症の症状を改善するだけでなく、長期的な睡眠の質を向上させる効果もありますので、積極的に行ってください。 【千葉市若葉区都賀のクリニック推奨|不眠症の改善方法2】規則正しい生活リズムの維持 規則正しい生活リズムの維持は、不眠症の改善に非常に重要です。毎日同じ時間に起床し、就寝することで体内時計を調整し、睡眠の質を向上させることができます。また、規則正しい生活リズムを守ることで、体内の睡眠・覚醒サイクルが正常化し、不眠症の症状の改善につながります。不眠症の方は、睡眠リズムの調整に意識を向け、生活のリズムを整えることを心掛けてください。 【千葉市若葉区都賀のクリニック推奨|不眠症の改善方法3】寝室からスマホを遠ざける スマホの画面から発せられるブルーライトは、眠りを誘うメラトニンの分泌を抑制し、眠りの質を低下させます。また、SNSやメッセージアプリの利用は興奮状態を引き起こし、リラックスを妨げます。ですので、就寝前のスマホ操作はできる限り控えてください。なお、就寝前のスマホ操作を抑制するためには「寝室からスマホを遠ざける」「寝る1時間前からスマホ使用を控える」「ブルーライトカットフィルターを使用する」などの対策が効果的です。 【千葉市若葉区都賀のクリニック推奨|不眠症の改善方法4】適度な運動 適度な運動は不眠症に対して効果的な手段とされています。運動によって体温が上昇し、その後の体温低下が入眠を促進します。さらに、適切な運動は睡眠の質を向上させ、深い眠りやREM睡眠の量を増やすと報告されています。習慣的に運動を行うことで、寝つきが良くなり、より良質な睡眠を得ることができますので、不眠症にお悩みの方は積極的に運動を行ってください。 【千葉市若葉区都賀のクリニック推奨|不眠症の改善方法5】ヨガや瞑想、深呼吸法 ヨガや瞑想、深呼吸法などのリラクゼーションテクニックは、不眠症の改善に効果的な手段です。具体的には、ヨガではポーズやストレッチ、呼吸法を組み合わせて行います。瞑想では、静かな場所で目を閉じて心を集中させます。深呼吸法では、ゆっくりと深い呼吸を行いながら身体をリラックスさせます。これらのテクニックを日常的に取り入れることで、ストレスや緊張を緩和し、安定した睡眠をサポートしますので、積極的に取り入れてください。   不眠症(睡眠障害)にお悩みの方はいつでも相談ください 「睡眠が浅い」「なかなか寝付けない」など、睡眠に関して問題があることで「日常生活に支障が出ている」と感じている方は、早めに専門家に相談することをお勧めします。睡眠不足は単に身体の疲れが残りやすくなるだけでなく、体の病気や心の病気の原因となります。また睡眠障害自体が“心の病気”の前兆の可能性もあります。ですので、「睡眠が浅い」「なかなか寝付けない」など、睡眠に関して気になる症状がある方は放っておかずに、お近くの医療機関に足を運んでください。なお、当院では“不眠症の診療”や“薬の処方”だけでなく、診断書の発行も行っております。医師の診断を受けたい方、あるいは自分が不眠症なのか気になる方などいらっしゃいましたら、まずお気軽にご相談ください。 当日の順番予約はこちらから

2023.12.13

糖尿病・代謝内科

糖尿病の新たな名称候補「ダイアベティス」について

糖尿病・代謝内科に関する記事です。
この記事では「糖尿病の新名称候補“ダイアベティス”」について解説していきます。後半部分では「ダイアベティスが生まれた背景」について解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 【目次】 糖尿病の新名称「ダイアベティス」 ダイアベティスとは ダイアベティスが生まれた背景 新名称(ダイアベティス)に対する意見 新名称(ダイアベティス)による影響 糖尿病はどのように新名称に変わるのか 高血糖、糖尿病症状が不安な人はいつでも相談ください   糖尿病の新名称「ダイアベティス」 2023年9月22日、日本糖尿病学会と日本糖尿病協会は合同で会見を行い、糖尿病の新しい呼称として、「ダイアベティス」を提案すると発表いたしました。今後1~2年をかけて、糖尿病をもつ人や医療従事者からの意見を募り、「最終的に呼称変更するのかを検討する」と伝えております(変更が提案されたのは病名ではなく、あくまでも呼称です)。   ダイアベティスとは 糖尿病は、紀元2世紀にカッパドキアの医師「アレタイオス」によって「diabetes(ダイアビーティス)」と命名されたとされています。この言葉は英語の "diabetes" に相当し、"dia"は英語の前置詞 "through" に近く、「〇〇◯を通り過ぎる」という意味を持っています。一方で、「betes」は "pass" や "go" などの意味で、「行ってしまう」という意味合いがあります。したがって「Diabetes」は、文字通りには「水が」「体を」通り過ぎて行く、という意味合いを含んでいます。なお、この言葉には「尿」という意味は含まれていません。   ダイアベティスが生まれた背景 糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンの働きが低下し、血糖値が慢性的に高まる病気です。この病名は1907年、日本内科学会が制定しました。糖尿病は、患者さんによっては尿から糖が出ないことがあるため、病名が実態を正しく反映していないと指摘されています。また、糖尿病という病名には、「尿」という言葉が含まれているため、不潔なイメージを連想させることもあります。さらに、糖尿病という単語は「生活習慣が悪い」「だらしない」などと周囲から見られがちです。そのため、糖尿病の方は、病名に伴う偏見を恐れて同僚や家族に病状を伝えず、医師の診察時にも状態を隠すことがあると言われています。このような事情から、日本糖尿病協会は「糖尿病に対する誤った認識が偏見を増幅させ、糖尿病スティグマを生んでいる」と指摘しています。スティグマを放置すると、糖尿病を抱える方が社会活動で不利益を被るだけでなく、治療に向かわなくなる可能性があります。また、病気を隠し続け、適切な治療の機会が逸失されることで、症状が重症化する可能性もあります。そのため、スティグマを放置すると、様々な影響が及ぶと考えられています(糖尿病であることを周囲に隠す→適切な治療の機会損失→重症化→医療費増→社会保障を脅かすという悪循環に陥る)。このような背景から、2022年に「日本糖尿病協会」の会長である清野先生は、糖尿病の病名が患者差別につながる可能性があるため、「名称の変更を検討すること」を発表いたしました。詳しくは「日本糖尿病協会のホームページ」をご覧ください。 ※糖尿病スティグマについては「糖尿病の名称変更について」で解説していますので、ご興味のある方はご覧ください。   新名称(ダイアベティス)に対する意見 m3.comの意識調査では、医師会員1,467人に「糖尿病」を「ダイアベティス」と呼称変更することについて尋ねたところ、「46.15%(677人)が反対と回答しました」と伝えています。また、40.01%(587人)が「呼称変更は賛成だが、『ダイアベティス』には反対」との意見を示しています。なお、糖尿病の呼称の代替案を尋ねた結果、「糖代謝異常症」が43.66%(537人)で最も多く、次いで「高血糖症」が14.55%(179人)、そして「高血糖症候群」が11.22%(138人)となっております。   新名称(ダイアベティス)による影響 糖尿病の病名変更は、糖尿病に対する偏見を払拭できる可能性があります。なぜなら痴呆においては、“痴呆”という用語が“認知症”に置き換わることで、病気に対する社会の受け止め方が変わってきた歴史があるからです。もちろん呼び名が変わったことで認知症のある人が抱えていた“生きづらさ”が全て解決したわけではありませんが、少しずつ社会が良い方向に前進しました。したがって糖尿病に関しても、新名称「ダイアベティス」に呼称を変えることで、糖尿病のある人が生きやすい社会を築く一助となるかもしれません。   糖尿病はどのように新名称に変わるのか 糖尿病の新名称「ダイアベティス」に関しては、先述の通り、今後1~2年かけて、糖尿病を抱える人や医療従事者からの意見を集め、「最終的に呼称を変更するかどうか」を検討する予定です。なお、糖尿病の病名を変更する際には、国に報告し、行政文書を変更する必要があります。この手続きには煩雑な過程が伴うため、病名の変更が実現するまでには一定の時間がかかる見込みです。   高血糖、糖尿病症状が不安な人はいつでも相談ください 糖尿病になっても初期段階では自覚症状がありません。そのため健康診断や、ほかの病気の検査をしている時に偶然見つかるということはよくあります。糖尿病を放置していると、神経や血管にダメージを与え、重篤な合併症に繋がる可能性がありますので、高血糖の方や健康診断で糖尿病の可能性が指摘された方は、早めに受診することをお勧めします。なお、当院では予約不要で診察を行っております。糖尿病にお心当たりのある方、あるいは血糖値について相談したい方などいらっしゃいましたら、まずお気軽にご相談ください。 当日の順番予約はこちらから

2023.12.08

内科

血糖値を下げるのに効果的な食べ物を紹介

内科に関する記事です。
この記事では「血糖値を下げるのに効果的な食べ物」をご紹介していきます。後半部分では「血糖値を下げるのに効果的な方法」について解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 【目次】 血糖値とは 高血糖のリスク 血糖値が上がる食べ物の特徴 血糖値を下げる食べ物の特徴 効果的な血糖値の下げ方について 血糖値を下げるためには運動も効果的 高血糖、糖尿病が不安な人はいつでも相談ください   血糖値とは 血糖値は、血液中に含まれるブドウ糖(グルコース)の濃度のことです。食事を摂ると、食べ物に含まれる「炭水化物」が消化吸収されてブドウ糖となり、血液中に取り込まれます。この血液中のグルコースの濃度が「血糖値」です。血糖値は、健康な人であっても空腹時と食後の血糖値は異なります。ただし、健康な人の血糖値は一定の範囲内で変動しますが、糖尿病の方は、その変動が大きく、異常な高血糖になることがあります。血糖値について詳しく知りたい方は「血糖値|e-ヘルスネット(厚生労働省)」をご覧ください。   高血糖のリスク 高血糖が引き起こすトラブルは「糖尿病」だけではありません。血糖値が高い状態が続くと、細い動脈だけでなく、太い動脈にもダメージを与え、動脈硬化が進行します。動脈は心臓から全身に酸素と栄養素を送り込む血管のため、動脈硬化が進行すると内壁の弾力性がなくなったり、詰まったりして「心筋梗塞」や「狭心症」、「脳梗塞」を引き起こすことがあります。また、高血糖は神経にも悪影響を与え、「末梢神経障害」を引き起こす可能性があります。この状態では、手足のしびれや痛みが生じ、生活の質に悪影響を及ぼします。血糖値が高い状態が続くと、血糖値上昇に伴う酸化ストレスや炎症、そして高血圧や脂質異常などの影響が複雑に絡み合い、全身の様々な場所に悪影響を及ぼしますので、ご注意ください。   血糖値が上がる食べ物の特徴 血糖値を急上昇させる食べ物には、甘い飲み物やお菓子、白米や麺類などの白い炭水化物が挙げられます。皆さんが食事を摂ると、食べ物に含まれるブドウ糖が体内に吸収されます。ブドウ糖は栄養素の中でも最も重要なエネルギー源ですが、過剰に摂り過ぎると血液中のブドウ糖の量が余ってしまい、血糖値の上昇を引き起こします。つまり、ブドウ糖が豊富な食品や、ブドウ糖が効率よく吸収される食品は、血糖値が急激に上がりやすいということです。なお、血糖値を急激に上昇させる「食べ物」と「飲み物」は、以下の通りです。 ・精白米 ・麺類(うどん、焼きそば、スパゲティ) ・甘い菓子パン(クリームパン、あんパン) ・菓子(ようかん、饅頭) ・清涼飲料水(ジュース・コーラ・乳酸飲料・栄養ドリンク)   血糖値を下げる食べ物の特徴 血糖値を下げる食べ物の特徴は、血糖の吸収が緩やかな食べ物です。例えば、野菜やキノコ類、豆類、海藻類などは、ブドウ糖含有量が少ない、あるいはブドウ糖を消化吸収に時間がかかる形で含むので、血糖値の上がりにくい食べ物だと言えます。なお、血糖値を下げる効果が期待できる「食べ物」と「飲み物」は、以下の通りです。 ・野菜類(玉ねぎ、トマト、オクラ) ・海藻類(わかめ、昆布) ・キノコ類(ブナピー、ブナシメジ) ・豆類(インゲン豆、おたふく豆) ・緑茶   効果的な血糖値の下げ方について 血糖値を下げるためには「食事内容」や「食べ方」を見直すことが大切です。 【効果的な血糖値の下げ方1】ゆっくり食べる 早食いは食べすぎの原因となるほか、急激な血糖値の上昇を招きます。食事をする際はひと口入れたら箸を置くクセをつけ、ゆっくり食べることを心掛けてください。 【効果的な血糖値の下げ方2】野菜類から食べる 野菜類から先に食べることで食後の血糖値の上昇が緩やかになります。また、野菜や豆類などで少しお腹をふくらませておくと、肉類やご飯の量を減らすこともできます。ですので、食事をする際は野菜類から食べてください。 【効果的な血糖値の下げ方3】食物繊維が含まれる食品を摂る 食物繊維には、食後の血糖値上昇を抑え、便通を改善させる効果があります。さらに、水に溶ける食物繊維(水溶性食物繊維)には、血中コレステロールの上昇を抑える効果があります。ですので、食物繊維が含まれる食品を多く摂るように心掛けてください。なお、食物繊維を多く含む食べ物には、野菜、海藻、きのこなどが挙げられます。 <野菜> 野菜は低カロリーで食物繊維が多く、糖質や脂質の代謝に必要なビタミン・ミネラルが含まれています。特にブロッコリーや小松菜などの緑黄色野菜には食物繊維以外にも、糖の代謝を促進する葉酸も多く含まれています。ですので、野菜を選ぶ際は緑黄色野菜を中心に食べてください。なお、南瓜やれんこん、芋類は糖質が多い野菜なので、食べ過ぎに注意してくださいね。 <海藻> 海藻は低カロリーで食物繊維、ビタミン、ミネラルを多く含みます。中でも「めかぶ」はおすすめです。 <きのこ> きのこは低カロリーで食物繊維が多く含まれています。食物繊維は、糖の吸収を邪魔するため、血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。さらに、きのこに含まれるβ-グルカンは胃や腸で膨らむので満腹感も得られ、お通じの調子も整います。 【効果的な血糖値の下げ方4】たんぱく質を積極的に摂る 肉や魚、卵、豆類などのたんぱく質が血糖値の急激な上昇を緩和し、食後の血糖値を安定させる助けになります。したがって、積極的にたんぱく質は摂ってください。高齢の方は、食事の量が減ってたんぱく質が不足しやすく、加齢も影響して筋肉が衰えやすいので、特に注意してくださいね。 【効果的な血糖値の下げ方5】間食をしない 間食をすると血糖値の高い状態が続き、インスリンを分泌するすい臓に大きな負担がかかります。また、その状態のままで次の食事をすると、食後高血糖の原因にもなります。糖尿病を予防するためにも間食はできる限り控えてください。   血糖値を下げるためには運動も効果的 血糖値を下げるためには、運動も効果的です。血糖値を下げるのに効果的な運動には、「有酸素運動」と「レジスタンス運動」があります。 【血糖値を下げるのに効果的な運動1】有酸素運動 有酸素運動とは、筋肉を収縮させる際のエネルギーに酸素を使う運動のことです。ジョギングや水泳、エアロビクス、サイクリングといった少量から中程度の負荷をかけて行う運動が代表的です。有酸素運動は時間をかけて体を動かすため「心肺機能の向上」や「体脂肪の減少」などの効果が期待できます。なお、有酸素運動は週150分以上が推奨されています。 【血糖値を下げるのに効果的な運動2】レジスタンス運動 レジスタンス運動とは、筋肉に負荷をかける動きを繰り返し行う運動のことです。スクワットや腕立て伏せ・ダンベル体操など、標的とする筋肉に抵抗をかける動作を繰り返し行う運動をレジスタンス運動と言います(レジスタンス(Resistance)は和訳で「抵抗」を意味します)。レジスタンス運動は、筋肉量増加・筋力向上・筋持久力向上を促す筋力トレーニングとして高齢者からアスリートまで広く行われています。   高血糖、糖尿病が不安な人はいつでも相談ください 血糖値が高いままの生活を続けると、「血管がもろく、ボロボロになってしまう」いわゆる血管病になります。そして、全身にネットワークを結んでいる血管と神経が、血糖値の高い状態が続くことで侵され、適正な栄養の供給が途絶えて「全身の臓器」に様々な障害が起こってきます。したがって、血糖値が高い状態を放置してはいけません。高血糖にお心当たりのある方は早期の対策が重要です。高血糖にお心当たりのある方、あるいは糖尿病について不安な方などいらっしゃいましたら、まずお気軽にご相談ください。 当日の順番予約はこちらから

2023.11.15