板谷内科クリニックブログ

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コーヒーについての記事一覧

内科

コーヒー(カフェイン)と不眠症の関係、睡眠への影響について解説

内科に関する記事です。
この記事では、「コーヒー(カフェイン)が不眠症に与える影響」について解説していきます。後半部分では「コーヒー(カフェイン)を摂取する際の注意点」をご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 【目次】 コーヒーが不眠症に与える影響とは? コーヒーが睡眠のリズムに与える影響 不眠症に影響しにくいコーヒーの摂取量や飲み方 不眠症症状のある人に向けたカフェイン摂取の注意点 具体的な不眠症の悩み・相談はいつでもご相談ください   コーヒーが不眠症に与える影響とは? 睡眠に関係する重要な物質として、疲労に伴い体内で産生される「アデノシン」があります。アデノシンはアデノシン受容体に結合すると、覚醒作用のあるヒスタミンの放出を抑え、眠気を感じる働きを持っています。コーヒーに含まれるカフェインは、アデノシン受容体に結合し、アデノシンの結合を阻害するため、ヒスタミンの放出が抑制されずに眠気を感じにくくなります。したがって、就寝前にカフェイン入りのコーヒーを摂取すると、眠りの質に影響を及ぼす可能性があると言われています。なお、カフェインの効果は個人差があります。一般的に摂取後30分〜2時間程度で最大の血中濃度に達し、その後2〜8時間で半減期を迎えます。習慣的にカフェインを摂取する人は、入眠困難などの不眠症状を抱える可能性が高く、過剰な摂取は睡眠の質を悪化させることが報告されています。カフェイン入りのコーヒーを摂取する際は、自身の体質や睡眠パターンに配慮して、適切なカフェインの摂取を心掛けてください。   コーヒーが睡眠のリズムに与える影響 コーヒーに含まれるカフェインは中枢神経を刺激し、覚醒効果をもたらします。したがって、就寝前にカフェイン入りのコーヒーを摂取すると、眠りのリズムに影響を及ぼす可能性があります。個人差はありますが、夕方以降のカフェイン摂取は就寝時刻が遅くなる要因となり、睡眠の取りやすさに影響を与えることがあります。また、カフェインの摂取量や個人の代謝能力によっては、深い眠りの割合が減少し、寝起きが悪化することもあります。なお、睡眠のリズムに影響を及ぼす最も重要な点は、カフェインの持続時間です。カフェインの半減期は個人によって異なりますが、一般的には約3〜7時間です。そのため、就寝前数時間以内にコーヒーを摂取すると、眠りの質が低下する可能性があります。特に、就寝前に大量のカフェインを摂ると、入眠が遅れたり、深い眠りが妨げられたりすることがあります。睡眠の質を高め、健康的な生活を送るためにも、コーヒーの摂取量・摂取時間にはご注意ください。 ※カフェインはコーヒーだけでなく、他の飲み物や食品にも含まれます。カフェインが含まれるものについては「農林水産省のホームページ」をご覧ください。   不眠症に影響しにくいコーヒーの摂取量や飲み方 コーヒーに含まれるカフェインは適切な量で摂取すれば、眠気を解消したり、集中力を上げたりするのに役立ちます。しかしながら、過剰に摂取すると動悸・下痢・吐き気などの身体症状、興奮・不安・イライラといった精神症状、また不眠症などの様々な副作用が現れる可能性があります。そのため、カフェインの摂取量には注意が必要です。具体的には、健康な成人の方に関しては、一日に「2〜3杯まで」であれば、カフェイン入りコーヒーを摂取しても健康へ悪影響を及ぼさないと考えられています。ただし、個人差があるため、体調や生活状況に合わせて適切な摂取量を把握することが大切です。なお、カフェインを飲む際には食事との相互作用にも注意が必要です。空腹時にコーヒーを飲むと、カフェインがより速く吸収され、効果が強く現れることがあります。食事と一緒に摂ることで、カフェインの吸収が緩やかになり、血中濃度を安定させることができますので、コーヒーを楽しむ際には飲むタイミングや食事との関係にも配慮してください。   不眠症症状のある人に向けたカフェイン摂取の注意点 不眠症の症状を抱える方は、カフェイン摂取に対して特別な注意が必要です。以下、不眠症の症状のある方に向けたカフェイン摂取の注意点です。 【カフェイン摂取の注意点1】摂取量を制限 不眠症の症状がある方は、カフェインの摂取量を最小限に抑える必要があります。一般的な健康な成人であれば、一日に300〜400mg程度が適切な摂取量とされていますが、個人差があるため、自身の体調に合わせて適量を見極めることが大切です。 【カフェイン摂取の注意点2】就寝前の摂取を避ける 就寝前にカフェインを摂取することは控えるべきです。カフェインは摂取後3〜7時間程度影響が持続し、入眠を妨げる可能性があります。夕方以降はカフェインの摂取を控えるよう心掛けてください。 【カフェイン摂取の注意点3】空腹時のカフェイン摂取 空腹時にカフェインを摂ると、吸収が速くなり効果が強く出ることがあります。カフェインを摂取する際は、なるべく食事と一緒に摂取してください。 【カフェイン摂取の注意点4】カフェイン摂取のタイミング カフェインの効果は個人によって異なりますが、一般的に摂取後3〜7時間程度は影響が続きます。不眠症症状を抱える方は、カフェイン摂取後の体感をよく観察し、睡眠の時間帯と摂取のタイミングに注意してください。 【カフェイン摂取の注意点5】コーヒーの種類 カフェインに敏感な方や就寝前にカフェインを摂りたくない方は、デカフェコーヒーを選択することが適しています。デカフェコーヒーはカフェインをほとんど含まず、睡眠への影響を最小限に抑えることができますので、お勧めです(もちろん、ノンカフェインコーヒーもお勧めです)。   具体的な不眠症の悩み・相談はいつでもご相談ください 「睡眠が浅い」「なかなか寝付けない」など、睡眠に関して問題があることで「日常生活に支障が出ている」と感じている方は、早めに専門家に相談することをお勧めします。睡眠不足は単に身体の疲れが残りやすくなるだけでなく、体の病気や心の病気の原因となります。また睡眠障害自体が“心の病気”の前兆の可能性もあります。そのため、不眠症の症状が続く場合は、自己治療に頼るのではなく、医師への相談と早期の治療を推奨します。医師は症状や原因を特定し、個別に合った治療法を提案してくれます。また、医師は必要に応じて適切な検査や評価を行います。ですので、自己治療に頼るのではなく、積極的に医療機関を受診してくださいね。なお当院では、不眠症に対する診断と治療を行っております。不眠の症状や原因について悩んでいる方、あるいは不眠症の症状にお心当たりのある方などいらっしゃいましたら、まずお気軽にご相談ください。 当日の順番予約はこちらから

2023.07.26

糖尿病・代謝内科

コーヒーと糖尿病の関係、予防効果や摂取量について

糖尿病・代謝内科に関する記事です。
この記事では、「糖尿病とコーヒーの関係」について解説していきます。後半部分では「糖尿病予防のための摂取量」について解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 【目次】 コーヒーは糖尿病リスクを抑える? コーヒーは死亡リスクも下げる なぜコーヒーが糖尿病を予防するのか コーヒーによる肝機能等への効果 糖尿病予防のための摂取量 コーヒーの適切な飲み方 ブラックコーヒーがおすすめ まとめ   コーヒーは糖尿病リスクを抑える? コーヒーは2型糖尿病の予防に効果的な飲料として注目を集めており、日本を含む世界各国から「コーヒーには2型糖尿病を予防する効果がある」という報告が発表されております。 国立国際医療研究センターが2009年に発表した“JPHC研究”では、コーヒーを飲む回数が1日3〜4杯の方人は、ほとんど飲まない人に比べて、2型糖尿病を発症するリスクが男性で17%、女性で38%低下することが分かっております(40〜69歳の日本人約5万6,000人を対象)。   コーヒーは死亡リスクも下げる コーヒーをよく飲む人は糖尿病リスクが低下するだけでなく、死亡リスクも低下することが最近の研究で明らかになっております。英国バイオバンクの発表では、死亡リスクはコーヒーをまったく飲まない人に比べ、コーヒーを1日に2〜3杯飲む人は12%、4〜5杯飲む人は12%、6〜7杯飲む人は16%、6杯以上飲む人では14%低下したと伝えております。   なぜコーヒーが糖尿病を予防するのか コーヒーが糖尿病の予防に効果がある理由として、コーヒーに含まれているカフェインやクロロゲン酸が代謝に関わっている可能性が指摘されております(コーヒーが2型糖尿病の発症を抑制するメカニズムは、まだ解明されておりません)。 <カフェイン> カフェインを摂取すると基礎代謝率が3~11%上がり、摂取するカフェイン量が多いほど、その効果も上がることが分かっております。このようなことからカフェインの摂取は「運動時の脂肪燃焼を促進する可能性がある」と考えられております。 <クロロゲン酸> クロロゲン酸とは“ポリフェノール”の一種で、主にコーヒー豆やじゃがいも等に含まれる成分です。クロロゲン酸には糖質の吸収を緩やかにする効果があるため、血糖値の急激な上昇が抑えられます。またクロロゲン酸には抗酸化作用のほか、脂肪の蓄積を抑える効果などが知られており、近年では糖尿病や肥満の予防のためのサプリメントなどに利用されています。   コーヒーによる肝機能等への効果 コーヒーに含まれるクロロゲン酸は抗酸化作用をもち、肝臓での「糖新生」を抑制する効果があります。またクロロゲン酸には、中性脂肪の蓄積による「脂肪肝」を予防する効果があります(脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪が溜まった状態を表します)。脂肪肝はメタボリックシンドロームにもつながると言われており、放置すると肝炎などを引き起こす可能性が高くなります。   糖尿病予防のための摂取量 国立国際医療研究センターが2009年に発表した“JPHC研究”では、コーヒーを飲む回数が1日3〜4杯の方人は、ほとんど飲まない人に比べて、2型糖尿病を発症するリスクが男性で17%、女性で38%低下することが分かっております。このようなことから、糖尿病予防のためのコーヒー摂取量は、1日3〜4杯が目安と言えます。ただし、コーヒーに含まれるカフェインを大量に摂取すると、不眠症や神経症、心拍数の増加、高血圧、不整脈が引き起こされる恐れがあります。また、コーヒーのカフェインは、血糖を下げるインスリンの産生と感受性にも影響すると考えられております。ですので、コーヒーの飲みすぎには注意してください。   コーヒーの適切な飲み方 コーヒーに含まれているカフェインは、インスリンが分泌していない空腹時に飲むと、血糖値を下げる“ミトコンドリア”を活性化させます。このようなことから糖尿病予防の効果を上げる飲み方としては満腹時よりも、「空腹時にコーヒーを飲むほうが良い」とされております。ただしコーヒーに含まれるクロロゲン酸には、胃腸の働きを抑制する働きがあります。そのため空腹時はよりダイレクトにその作用を感じやすく、胃の動きが弱まってしまう可能性があり、最悪のケースでは便秘による「腹痛」や「吐き気」を引き起こす可能性がありますので、注意してください。   ブラックコーヒーがおすすめ 糖尿病の方がコーヒーを飲む場合には、コーヒーに砂糖やミルクを入れると血糖コントロールを悪化させる可能性があるため、できるだけブラックコーヒーの形で飲んでください。甘くてまろやかなコーヒーは美味しいかもしれませんが、カフェインと砂糖が血糖値の急激な上昇を引き起こします。すると血糖コントロールが乱れ、血管が傷つきやすくなり、合併症のリスクにつながります。ですので、甘いコーヒーはできるだけ飲まないようにしてください。   まとめ 糖尿病になっても、初期段階では自覚症状がありません。そのため健康診断や、ほかの病気の検査をしている時に偶然見つかるということも多々あります。健康診断で糖尿病の可能性を指摘された方はもちろん、日常生活の乱れを自覚していて、「糖尿病の症状かもしれない…」と気づかれた方は、早めに受診することをお勧めします。糖尿病にお心当たりのある方、あるいは検診などで血糖値に異常を指摘された方などいらっしゃいましたら、まずお気軽にご相談ください。 当日の順番予約はこちらから

2023.02.21