糖尿病・代謝内科

足がつるのは糖尿病のせい?原因・対策・注意点を解説

2026.01.13

「足が頻繁につる」「夜間にふくらはぎがつって目が覚める」などの症状がありませんか?その症状、実は糖尿病の合併症が影響している可能性があります。高血糖状態が続くことで末梢神経障害や血流障害が生じ、筋肉がつりやすくなることがあります。また、電解質バランスの乱れも、筋肉の異常な収縮を引き起こす要因です。こうした症状を放置すると、さらなる合併症のリスクが高まる可能性もあるため、早期の対応が重要です。この記事では、糖尿病と足がつる症状の関係、注意すべきポイント、そして対策について解説します。

【目次】
糖尿病と足がつる症状の関係とは?
足がつる主な原因|糖尿病の合併症の可能性
足のつりへの予防方法と対策
足のつりを医療機関に相談すべきタイミングとは?
まとめ|足がつる症状も見逃さず、都賀で糖尿病の管理を

糖尿病と足がつる症状の関係とは?

糖尿病と足がつる症状の関係とは?

糖尿病と足がつる症状には密接な関係があります。足がつるとは、ふくらはぎや足の裏などの筋肉が突然収縮して痙攣を起こし、強い痛みを伴う状態です。健康な方でも運動後や脱水時に起こることがありますが、糖尿病患者の場合は頻度が高く、特に夜間や寝起きに症状が現れやすい傾向があります。では、なぜ糖尿病患者は足がつりやすいのでしょうか。主な理由は、高血糖状態が長期間続くことで末梢神経や血管にダメージが蓄積されるためです。神経障害が進行すると筋肉への信号伝達が乱れ、異常な収縮が起こりやすくなります。また、血流障害によって筋肉に十分な酸素や栄養が届かなくなると、筋肉の機能が低下し、痙攣を起こしやすくなります。さらに、糖尿病では電解質バランスが乱れやすく、特にマグネシウムやカリウムなどの不足が筋肉の異常収縮を引き起こす要因となります。夜間や明け方に足がつる症状が頻繁にみられる場合、単なる疲労ではなく糖尿病の合併症が進行している可能性があります。したがって、症状を放置せず、早めに医療機関を受診して適切な検査と治療を受けることが重要です。なお、食事後の血糖値についても注意が必要です。詳しくは「千葉市都賀で食後高血糖にお悩みの方へ|原因・症状・改善策を解説」をご覧ください。

 

足がつる主な原因|糖尿病の合併症の可能性

足がつる主な原因|糖尿病の合併症の可能性

足がつる症状は誰にでも起こりうるものですが、糖尿病患者の場合は特有の原因が関与していることがあります。ここでは、糖尿病と関連する足がつる主な原因について詳しく解説します。

神経障害:足先の細かい神経がダメージを受けて異常な反応を起こす

糖尿病の合併症の中でも特に多いのが末梢神経障害です。高血糖状態が長期間続くと、足先や手先などの細かい神経が徐々にダメージを受けていきます。神経は筋肉の収縮や弛緩をコントロールする重要な役割を担っていますが、この神経が障害されると筋肉への指令が正常に伝わらなくなります。その結果、筋肉が意図せず異常に収縮したり痙攣したりする状態が起こりやすくなるのです。特に夜間は血流が低下し神経の働きがさらに不安定になるため、就寝中や明け方に足がつる症状が頻発します。なお、初期段階では軽いしびれやピリピリ感として現れることもありますが、進行すると頻繁な筋肉の痙攣や痛みを伴うようになります。神経障害は自覚症状が乏しいまま進行することもあるため注意が必要です。

血流不足:血管障害で筋肉に十分な酸素・栄養が届かない

糖尿病では血管障害も重要な合併症の一つです。高血糖により血管壁が傷つき動脈硬化が進行すると、特に足などの末梢部分への血流が悪くなります。筋肉が正常に働くためには十分な酸素と栄養素が必要ですが、血流不足によりこれらが不足すると筋肉の機能が低下します。また、酸素不足の状態では筋肉内に乳酸などの疲労物質が蓄積しやすくなり、筋肉が硬くなって痙攣を起こしやすい状態になるのです。さらに、血流障害が進行すると冷感や痛みを感じることもあり、特に足先が冷たく感じられる場合は血流不足のサインかもしれません。安静時でも足がつりやすい、歩行時にふくらはぎが痛むといった症状がある場合は、血管障害が進行している可能性があるため早めの受診が推奨されます。

電解質バランスの乱れ:脱水やカリウム・マグネシウム不足が背景にある

糖尿病患者は電解質バランスが乱れやすい傾向があります。高血糖状態では尿量が増加するため、体内の水分とともにカリウムやマグネシウムなどの重要なミネラルが失われやすくなります。これらの電解質は筋肉の収縮と弛緩を調節する役割を担っており、不足すると筋肉が異常に収縮して痙攣を起こしやすくなるのです。特にマグネシウムは神経と筋肉の正常な機能維持に不可欠で、不足すると夜間の足のつりが頻発します。また、糖尿病治療で使用される利尿薬なども電解質の排泄を促進するため、さらにバランスが崩れやすくなります。なお、脱水状態も筋肉の痙攣を引き起こす要因となるため、十分な水分補給と適切な栄養摂取が重要です。

糖尿病患者の足がつる症状には、神経障害、血流不足、電解質バランスの乱れという三つの主要な原因が関与しています。これらは単独ではなく複合的に作用することも多く、症状を悪化させる要因となります。特に夜間や明け方に頻繁に足がつる場合は、糖尿病の合併症が進行しているサインかもしれません。症状を放置せず、血糖コントロールの見直しや適切な治療を受けることで、これらの原因に対処することが可能です。日常生活での予防策とともに、定期的な医療機関での検査を受けることが、健康な足を保つために重要となります。

 

足のつりへの予防方法と対策

足のつりへの予防方法と対策

足がつる症状を予防するには、日常生活での具体的な対策が重要です。ここでは、すぐに実践できる予防方法と対策について詳しく解説します。

水分とミネラルをしっかり摂取し、こまめに補給する習慣をつける

足のつりを予防するためには、十分な水分とミネラルの補給が欠かせません。糖尿病では高血糖により尿量が増加し、体内の水分とともにカリウムやマグネシウムなどの電解質が失われやすくなります。そのため、水分とミネラルをしっかり摂取し、こまめに補給する習慣をつけることが大切です。脱水状態や電解質不足は筋肉の異常な収縮を引き起こすため、意識的な水分補給が重要です。一日に必要な水分量には個人差がありますが、一般的には1.5〜2リットル程度を目安に、少量ずつこまめに飲むよう心がけてください。特に夏場や運動後、入浴後は水分が失われやすいため注意が必要です。また、マグネシウムを多く含むナッツ類や海藻類、カリウムが豊富なバナナや野菜類を食事に取り入れることで、電解質バランスを整えることができます。ただし、糖尿病患者の場合は糖質の摂取量にも配慮が必要なため、栄養バランスを考えた食事選びが重要です。

軽いストレッチやウォーキングで血流を促進する

適度な運動は血流を改善し、筋肉の柔軟性を保つために効果的です。特にふくらはぎや足首のストレッチは、足がつりやすい部位の筋肉をほぐし、予防に役立ちます。例えば、就寝前に5〜10分ほどゆっくりとふくらはぎを伸ばすストレッチを行うことで、夜間の足のつりを軽減できる場合があります。また、壁に手をついてアキレス腱を伸ばす運動や、座った状態でつま先を手前に引き寄せる動作も効果的です。さらに、ウォーキングなどの有酸素運動は全身の血流を促進し、末梢血管の機能改善にもつながります(1日20〜30分程度の軽い散歩でも十分な効果が期待できます)。ただし、急激な運動や過度な負荷は逆効果となる場合があるため、自分の体調に合わせて無理のない範囲で継続することが重要です。

血糖値・HbA1cを安定させることが根本的な予防になる

足のつりを根本から予防するには、血糖値を適切な範囲に保つことが最も重要です。高血糖状態が続くと神経障害や血管障害が進行し、足がつる症状の原因となります。そのため、日々の血糖値管理に加え、過去1〜2ヶ月の平均的な血糖状態を示すHbA1cの値を目標範囲内に維持することが大切です。食事療法では炭水化物の摂取量やタイミングに注意し、血糖値の急激な上昇を避けるよう心がけてください。また、医師の指示に従って適切な薬物療法を継続することも重要です。さらに、定期的に通院して血糖コントロールの状態を確認し、必要に応じて治療内容を調整することで、合併症の進行を抑えることができます。血糖値が安定すれば神経や血管へのダメージが軽減され、足のつりなどの症状が改善していく可能性が高まります。

足のつりを予防するには、水分とミネラルの適切な補給、軽いストレッチやウォーキングによる血流改善、そして根本的な血糖管理という三つのアプローチが効果的です。これらは単独ではなく組み合わせることで、より高い予防効果が期待できます。特に糖尿病患者の場合は、血糖値を安定させることが全ての合併症予防の基本となります。日常生活での小さな習慣の積み重ねが、足のつりを含む様々な症状の改善につながります。

 

足のつりを医療機関に相談すべきタイミングとは?

足のつりを医療機関に相談すべきタイミングとは?

足がつる症状は日常的によくあるトラブルですが、頻度や症状の内容によっては医療機関での診察が必要となる場合があります。特に糖尿病患者や糖尿病予備群の方は、合併症のサインを見逃さないことが重要です。ここでは、医療機関に相談すべき具体的なタイミングについて解説します。

夜間や明け方に足がつる症状が週に数回以上ある

足がつる症状が一時的なものではなく、週に数回以上の頻度で繰り返し起こる場合は、何らかの病的な要因が潜んでいる可能性があります。特に夜間や明け方に集中して症状が現れる場合は注意が必要です。就寝中は血流が低下し、神経の働きも不安定になるため、糖尿病による神経障害や血管障害がある方は症状が出やすくなります。また、頻繁に足がつることで睡眠が妨げられ、日中の疲労感や生活の質が低下することもあります。さらに、繰り返す筋肉の痙攣は神経や血管のダメージが進行しているサインである可能性があります。単なる疲労や一時的な症状と考えて放置すると、背景にある合併症がさらに悪化する恐れがあります。週に2〜3回以上足がつる状態が続く場合は、早めに医療機関を受診し、適切な検査を受けることをお勧めします。

足のしびれ、感覚の鈍さ、冷感なども併発している

足がつる症状に加えて、しびれや感覚の鈍さ、冷感などの症状が同時に現れている場合は、神経障害や血流障害が進行している可能性が高いため注意が必要です。足先のピリピリとしたしびれ感や、触れても感覚が鈍く感じられる状態は末梢神経障害の典型的な症状です。また、足が常に冷たく感じられたり、色が悪く見えたりする場合は、血管障害により十分な血液が届いていないサインかもしれません。これらの症状を伴う足のつりは、単なる筋肉疲労ではなく、糖尿病の合併症が関与している可能性が高いと考えられます。さらに進行すると傷が治りにくくなったり、感染症のリスクが高まったりすることもあります。足のつりだけでなく複数の症状が重なっている場合は、できるだけ早く医師に相談し、詳しい検査を受けることが重要です。

糖尿病と診断されている、または予備群と指摘されている

すでに糖尿病と診断されている方や、健康診断で糖尿病予備群と指摘されている方が足のつりを経験している場合は、たとえ頻度が少なくても医療機関に相談すべきです。糖尿病患者では、足のつりが初期の合併症のサインである可能性があり、早期発見と適切な対応が重要になります。また、血糖コントロールが不十分な状態が続くと、自覚症状が少ないうちに神経障害や血管障害が進行していることがあります。したがって、定期的に通院している場合でも、足のつりなど新たな症状が現れた際は、次回の診察を待たず早めに相談することをお勧めします。医師は症状の程度を評価し、必要に応じて神経伝導検査や血流検査などの専門的な検査を行い、治療方針を調整することができます。糖尿病管理において足の症状は重要な指標の一つとなります。

 

まとめ|足がつる症状も見逃さず、都賀で糖尿病の管理を

まとめ|足がつる症状も見逃さず、都賀で糖尿病の管理を

足がつる症状やしびれ、感覚異常といった症状は、一見すると軽微なトラブルのように感じられるかもしれません。しかしこれらは、糖尿病による神経障害や血管障害の初期サインである可能性が高く、決して放置してはいけない重要な警告です。早期に適切な対応をしなければ、症状は徐々に進行し、足の壊疽や潰瘍といった重篤な合併症につながるリスクがあります。一度進行した神経障害や血管障害は完全に元に戻すことが難しいため、症状が軽いうちに対処することが極めて重要です。なお、当院では、糖尿病の診断から血糖管理、足のケアまで一貫した医療サービスを提供しています。専門的な検査により神経障害や血流障害の程度を正確に評価し、患者一人ひとりの状態に合わせた治療計画を立案いたします。足のつりやしびれなどの症状でお悩みの方、糖尿病と診断されている方、健康診断で血糖値の異常を指摘された方は、症状が悪化する前にぜひ一度当院にご相談ください。早期の受診が、健康な足を守り将来の合併症を予防する第一歩となります。

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糖尿病と高血圧の関係

糖尿病・代謝内科に関する記事です。
糖尿病患者さんにおける「高血圧」の頻度は非糖尿病者に比べて約2倍高く、高血圧患者さんにおいても糖尿病の合併頻度は2~3倍高いと報告されています。 この記事では、糖尿病患者さんに向けて「糖尿病と高血圧の関係」を解説していきます。後半部分では「糖尿病と高血圧の予防」について解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 【目次】 糖尿病の方がなぜ高血圧になりやすいのか 【糖尿病と高血圧の関係1】高血糖で循環血液量が増えるからです 【糖尿病と高血圧の関係2】肥満 【糖尿病と高血圧の関係3】インスリン抵抗性があるからです 糖尿病の血圧値について 糖尿病と高血圧予防 【糖尿病と高血圧予防】食生活の改善 糖尿病と高血圧予防|食事のポイント 【糖尿病と高血圧予防】運動 糖尿病と高血圧予防|運動の頻度について   糖尿病の方がなぜ高血圧になりやすいのか 糖尿病患者さんは「高血圧になりやすい」といわれています。なぜ糖尿病の方は高血圧になりやすいのでしょうか。糖尿病患者さんが高血圧になりやすいのには、以下の理由があげられます。 【糖尿病と高血圧の関係1】高血糖で循環血液量が増えるからです 血糖値が高い状態では、血液の浸透圧が高くなっています。そのため、水分が細胞内から細胞外に出てきたり、腎臓からの水分の吸収が増えたりして、体液・血液量が増加し、血圧が上昇します。 【糖尿病と高血圧の関係2】肥満 2型糖尿病患者さんには肥満が多いのが特徴です。肥満になると交感神経が緊張し、血圧を上げるホルモンが多く分泌されるため、高血圧になります。このようなことから、糖尿病患者さんは高血圧になりやすいと考えられています。 【糖尿病と高血圧の関係3】インスリン抵抗性があるからです インスリン抵抗性とは、インスリンの作用を受ける細胞の感受性が低下している状態です。インスリン抵抗性は、インスリンが効きにくくなったのを補うためにインスリンが多量に分泌され「高インスリン血症」を招きます(インスリン抵抗性自体が糖尿病の原因にもなります)。高インスリン血症では、交感神経の緊張、腎臓でナトリウムが排泄されにくい、血管壁を構成している細胞の成長が促進されるといった現象が起きて、血管が広がりにくくなり、血液量も増え、血圧が高くなるのです。 <高血圧とは?> 高血圧とは、運動したときなどの一時的な血圧上昇とは違い、安静時でも慢性的に血圧が高い状態が続いていることを指します。具体的には「収縮期血圧が140mmHg以上」「拡張期血圧が90mmHg以上」の場合をいい、どちらか一方でもこの値を超えていると高血圧と診断されます。高血圧は自覚症状がほとんどありません。しかし放置してしまうと心疾患や脳卒中など生命を脅かす病気につながるため「サイレント・キラー」といわれています。高血圧が引き起こす合併症について知りたい方は「高血圧の症状にお困りの患者の方へ」をご覧ください。   糖尿病の血圧値について 日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2014」では、糖尿病患者さんの降圧目標を、130/80mmHg未満としています。ただし、高齢者では厳しい血圧コントロールは、ふらつきや起立性低血圧などの原因となる可能性があるため、やや高めに設定されています。高齢者では、それぞれの患者さんの病気の状態に合わせて慎重に血圧コントロールをしていきます。詳しくは「高血圧治療ガイドライン2014」に記載していますので、ご興味のある方はご覧ください。   糖尿病と高血圧予防 糖尿病と高血圧予防に有効な対策は「食生活の改善」と「運動」です。順番にご説明していきますね。 【糖尿病と高血圧予防】食生活の改善 食事は、自分の適正エネルギー量を知り、その範囲で栄養バランスを考えてさまざまな食品をまんべんなくとることが大切です。食事を抜いたり、まとめ食いしたりはせず、朝食、昼食、夕食の3回ゆっくりよく噛んで、腹八分目で食べるよう心掛けてください。バランスのとれた栄養を1日の必要量のカロリーでとることで、すい臓の負担は軽くなり、すい臓の能力は回復されます。   糖尿病と高血圧予防|食事のポイント 糖尿病と高血圧を予防するためには「食べ方」も大切です。食事する際は以下のポイントに注意してください。 <糖尿病と高血圧予防|食事のポイント1>野菜類から食べる 野菜類から先に食べることで食後の血糖値の上昇が緩やかになります。また、野菜や豆類などで少しお腹をふくらませておくと、肉類やご飯の量を減らすこともできます。ですので、食事をする際は、野菜類から食べるようにしてください。 <糖尿病と高血圧予防|食事のポイント2>ゆっくり食べる 早食いは食べすぎの原因となるほか、急激な血糖値の上昇を招きます。食事をする際はひと口入れたら箸を置くクセをつけ、ゆっくり食べることを心掛けてください。 <糖尿病と高血圧予防|食事のポイント3>規則正しく3食を食べる 1日に2食や、間隔の空き過ぎた食事の取り方はよくありません。食事を抜いたり、まとめ食いしたりはせず、規則正しく「3食」を食べることを心掛けてください。 <糖尿病と高血圧予防|食事のポイント4>腹八分目 慢性的な食べすぎは、余分なブドウ糖をつくり、糖尿病を発症させる最大の原因となります。いつもお腹いっぱいに食べないと満足できない人は、注意が必要です。とくに脂肪分の多い肉類の食べすぎは、カロリーの取りすぎにつながりやすいので、量を控えてください。   【糖尿病と高血圧予防】運動 運動をすることで、ブドウ糖や脂肪酸の利用が促進され、インスリンに頼らずに糖分が細胞や筋肉の中に吸収されるようになり、血糖値の低下が期待できます。また、長期的には、インスリン抵抗性を改善させ、血中のブドウ糖の量を良好にコントロールできるようにすることが期待されます。なお、おすすめの運動は「有酸素運動」と「レジスタンス運動」です。それぞれの運動については下記をご覧ください。 <糖尿病と高血圧予防|おすすめの運動1>有酸素運動 有酸素運動とは、筋肉を収縮させる際のエネルギーに、酸素を使う運動のことです。ジョギングや水泳、エアロビクス、サイクリングといった少量から中程度の負荷をかけて行う運動が代表的です。有酸素運動は時間をかけて体を動かすため「心肺機能の向上」や「体脂肪の減少」などの効果が期待できます。 <糖尿病と高血圧予防|おすすめの運動2>レジスタンス運動 レジスタンス運動とは、筋肉に負荷をかける動きを繰り返し行う運動です。スクワットや腕立て伏せ・ダンベル体操など、標的とする筋肉に抵抗をかける動作を繰り返し行う運動をレジスタンス運動と言います(レジスタンス(Resistance)は和訳で「抵抗」を意味します)。レジスタンス運動は、筋肉量増加・筋力向上・筋持久力向上を促す筋力トレーニングとして高齢者からアスリートまで広く行われています。   糖尿病と高血圧予防|運動の頻度について 運動の頻度は「できれば毎日」少なくとも週に3~5回行うのが良いといわれています。しかし、普段から運動に親しんでいない方(または高齢の方)などでは、急激な運動はかえって体の負担となり、思いがけない事故を引き起こしてしまうこともあります。ですので、無理のない範囲で行なってください。運動は定期的に長く続けられることが秘訣です。自然の中で風景を堪能しながらの「ウォーキング」や楽しく続けられる「スポーツ」など、自分にあった運動の方法を探してみてくださいね。 当日の順番予約はこちらから

2022.10.05