板谷内科クリニックブログ

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腹囲についての記事一覧

糖尿病・代謝内科

都賀でメタボが気になる女性の方へ - 知っておきたい腹囲の基準と対策

糖尿病・代謝内科に関する記事です。
この記事では、「メタボリックシンドローム」について解説します。後半部分では、「メタボと糖尿病・高血圧の関係」について解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 当日の順番予約はこちらから 【目次】 都賀でメタボが気になる女性が知っておきたい腹囲の基準とは 都賀でメタボが気になる女性の方へ|メタボが増えている理由 都賀でメタボが気になる女性の方へ|今すぐできるメタボ予防と腹囲を減らす生活習慣 都賀でメタボが気になる女性の方へ|メタボと糖尿病・高血圧の関係 腹囲が気になる女性は都賀の当院へご相談を   都賀でメタボが気になる女性が知っておきたい腹囲の基準とは メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうち2つ以上が組み合わさった状態を指します。この状態は動脈硬化を急速に進行させ、心筋梗塞や脳卒中などの重大な疾患のリスクを高めることが知られています。 女性の場合、腹囲90cm以上が内臓脂肪型肥満の基準とされており、この数値を超えると要注意となります。ここで重要なのは、BMIや体重だけでは内臓脂肪の蓄積を正確に評価できないという点です。見た目はそれほど太っていなくても、お腹周りに内臓脂肪が蓄積している「隠れ肥満」の方も少なくありません。 逆に体重が重くても、筋肉量が多く内臓脂肪が少ない場合もあります。内臓脂肪は皮下脂肪と異なり、様々な生理活性物質を分泌して血糖値や血圧、脂質代謝に悪影響を及ぼすため、その量を正確に把握することが健康管理において極めて重要です。そのため、定期的に腹囲を測定し、ご自身の内臓脂肪の状態を把握することをお勧めします。 なお、正しい測定方法は、立った状態でおへその高さで測ることです。早期発見により、生活習慣の改善で健康リスクを大きく減らすことができます。「メタボリックシンドロームとは一体何か?簡単に解説します」では、より詳しく解説しています。   都賀でメタボが気になる女性の方へ|メタボが増えている理由 近年、女性のメタボリックシンドロームが増加傾向にあることが問題視されています。ここでは、女性のメタボが増えている理由について解説します。 女性は皮下脂肪型が多いためメタボを見逃しやすい 女性は生理学的に、男性と比べて皮下脂肪が蓄積しやすい体質を持っています。これは女性ホルモンの影響によるもので、出産や授乳に備えるための身体の仕組みです。皮下脂肪は主に太ももやお尻、二の腕などに蓄積され、見た目の体型変化として現れやすい特徴があります。一方、メタボリックシンドロームの原因となる内臓脂肪は、お腹の内側、つまり腸間膜などの内臓周囲に蓄積します。 皮下脂肪が多い女性の場合、外見上はそれほど太っているように見えなくても、実は内臓脂肪が蓄積しているケースが少なくありません。また、体重やBMIが標準範囲内であっても内臓脂肪が多い場合もあり、このような状態を見逃してしまうことが多いのです。そのため、定期的な腹囲測定や健康診断が重要となります。 更年期・運動不足・ストレスなどが影響 女性のメタボ増加には、複数の要因が複雑に絡み合っています。特に大きな影響を与えるのが更年期です。閉経前後になると女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少し、これまで皮下脂肪として蓄積されていた脂肪が内臓脂肪として蓄積されやすくなります。さらに、基礎代謝も低下するため、同じ食生活を続けていても太りやすくなるのです。 また、現代女性は仕事や家事、育児などで多忙を極め、慢性的な運動不足に陥りがちです。デスクワークの増加により身体活動量が減少し、筋肉量も低下します。加えて、仕事や人間関係のストレスは食欲を増進させるホルモンの分泌を促し、特に高カロリーな食品を求める傾向を強めます。こうした複合的な要因が重なることで、女性のメタボリックシンドロームが増加しているのです。 女性のメタボリックシンドローム増加の背景には、皮下脂肪型の体質ゆえに内臓脂肪の蓄積を見逃しやすいこと、更年期によるホルモン変化、現代生活における運動不足やストレスなど、複数の要因が関係しています。特に更年期以降は体質が大きく変化するため、これまで以上に健康管理への意識を高める必要があります。   都賀でメタボが気になる女性の方へ|今すぐできるメタボ予防と腹囲を減らす生活習慣 メタボリックシンドロームの予防や改善には、特別な治療よりも日常生活の見直しが最も効果的です。食事、運動、睡眠といった基本的な生活習慣を整えることで、内臓脂肪を減らし健康的な体を取り戻すことができます。ここでは、今日から実践できるメタボ予防と腹囲を減らすための具体的な生活習慣について解説します。 食事:糖質の過剰摂取や外食中心の生活を見直す 内臓脂肪を減らすためには、まず食事内容の見直しが不可欠です。特に注意したいのが糖質の過剰摂取です。白米、パン、麺類、甘いお菓子や清涼飲料水などに含まれる糖質は、エネルギーとして消費されなかった分が内臓脂肪として蓄積されやすい特徴があります。そのため、糖質をとりすぎないことに加えて、玄米や全粒粉パンなど、食物繊維が豊富な食品を選ぶことが大切です(糖質を完全に排除する必要はありません)。 また、外食中心の生活では、知らず知らずのうちに高カロリー・高脂質・高塩分の食事を摂取しがちです。外食メニューは味を濃くするために調味料や油が多く使われており、野菜が不足しやすい傾向もあります。できるだけ自炊を心がけ、野菜をたっぷり使った料理や、良質なタンパク質源である魚や大豆製品を積極的に取り入れることで、栄養バランスの整った食生活を実現できます。「糖尿病患者必見!スローカロリーで血糖値コントロールを改善する方法」や「【専門医監修】糖尿病予防に効く食事|合併症予防のための食事療法」では、より詳しく解説しています。   運動:有酸素運動+お腹周りを意識した筋トレが効果的 内臓脂肪を効率的に減らすには、有酸素運動と筋力トレーニングの組み合わせが非常に効果的です。有酸素運動とは、ウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリングなど、酸素を使いながら行う運動のことで、脂肪を直接燃焼させる働きがあります。まずは1日30分程度のウォーキングから始め、習慣化することを目指してください。一方、筋力トレーニングは基礎代謝を高め、脂肪を燃焼しやすい体質を作ります。 特にお腹周りを意識した筋トレとして、プランクや腹筋運動、スクワットなどが推奨されます。これらの運動は自宅でも手軽にでき、インナーマッスルを鍛えることで姿勢も改善されます。なお、運動は一度に長時間行うよりも、毎日少しずつでも継続することが重要です。無理のない範囲で楽しみながら続けられる運動を見つけることが、長期的な成功の鍵となります。 睡眠・ストレス管理もホルモンバランスに影響 意外に見落とされがちですが、睡眠とストレス管理もメタボリックシンドローム予防において極めて重要な要素です。睡眠不足になると、食欲を抑制するホルモンであるレプチンが減少し、逆に食欲を増進させるグレリンが増加します。その結果、過食傾向になりやすく、特に高カロリーな食品を欲するようになります。 したがって、睡眠時間の確保に加えて、睡眠の質を高めることが大切です。質の良い睡眠を7〜8時間確保することで、ホルモンバランスが整い、適切な食欲コントロールが可能になります。また、慢性的なストレスはコルチゾールというストレスホルモンの分泌を増やし、このホルモンが内臓脂肪の蓄積を促進します。なお、ストレスを和らげるためには、趣味の時間を持つ、深呼吸や瞑想を取り入れる、親しい人との会話を楽しむなど、自分なりのリラックス法を見つけることが大切です。心身のバランスを整えることが、結果的にメタボリックシンドロームの予防につながります。 メタボリックシンドロームの予防と腹囲の減少には、食事、運動、睡眠、ストレス管理という生活習慣の総合的な改善が必要です。糖質の摂り過ぎや外食中心の食生活を見直し、有酸素運動とお腹周りの筋トレを組み合わせることで、内臓脂肪を効果的に減らすことができます。さらに、十分な睡眠とストレス管理によってホルモンバランスを整えることも忘れてはなりません。これらの習慣は一度に完璧を目指す必要はなく、できることから少しずつ始めて継続することが何より大切です。日々の小さな積み重ねが、将来の大きな健康につながります。   都賀でメタボが気になる女性の方へ|メタボと糖尿病・高血圧の関係 メタボリックシンドロームは、糖尿病や高血圧といった生活習慣病と密接に関連しています。内臓脂肪の蓄積が引き金となり、これらの疾患が連鎖的に発症するメカニズムが解明されています。ここでは、メタボと糖尿病・高血圧の関係について、医学的な視点から詳しく解説します。 腹囲の増加は体内で深刻な代謝異常が起きているサイン 腹囲が大きいということは、内臓脂肪が蓄積している証拠です。この内臓脂肪は単なるエネルギーの貯蔵庫ではなく、実は様々な生理活性物質を分泌する内分泌器官としての役割を持っています。内臓脂肪が増えると、TNF-αや遊離脂肪酸といった物質が過剰に分泌され、これらがインスリンの働きを妨げます(インスリンは血糖値を下げる重要なホルモンですが、その作用が低下する状態をインスリン抵抗性と呼びます)。 インスリン抵抗性が高まると、膵臓はより多くのインスリンを分泌して血糖値を保とうとしますが、やがて膵臓が疲弊し、インスリンの分泌能力が低下します。この状態が進行すると血糖値のコントロールが難しくなり、2型糖尿病へと進展していくのです。つまり、腹囲の増加は単なる見た目の問題ではなく、体内で深刻な代謝異常が進行しているサインなのです。 高血圧・脂質異常症・糖尿病との合併が進む前に対策を 内臓脂肪の蓄積は、糖尿病だけでなく、高血圧や脂質異常症も引き起こします。例えば、内臓脂肪から分泌される物質には血管を収縮させ、血圧を上昇させる作用があります。また、インスリン抵抗性が高まると、中性脂肪が増加し、HDLコレステロール、いわゆる善玉コレステロールが減少する脂質異常症の状態になります。これらの疾患は単独でも動脈硬化のリスクを高めますが、複数が合併すると相乗的にリスクが飛躍的に増大します。 さらに、高血圧、脂質異常症、糖尿病が同時に存在すると、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる疾患の発症リスクが何倍にも跳ね上がります。恐ろしいのは、これらの病気が初期の段階ではほとんど自覚症状を伴わないという点です。気づいたときにはすでに重症化しているケースも少なくありません。だからこそ、症状が現れる前の早期段階で生活習慣を改善し、予防に努めることが極めて重要なのです。 内科での定期健診・HbA1c測定などがおすすめ メタボリックシンドロームや、その関連疾患を早期に発見するためには、定期的な健康診断が不可欠です。特に、内科での総合的な検査を受けることをお勧めします。腹囲測定はもちろん、血圧測定や血液検査による脂質・血糖値のチェックが基本となります。また、HbA1c(ヘモグロビンA1c)の測定も非常に重要です。 HbA1c(ヘモグロビンA1c)は過去1〜2か月の平均血糖値を反映する指標であり、空腹時血糖値だけでは見逃されがちな糖尿病の予備群や初期段階を発見するのに役立ちます。一般的な基準値は4.6〜6.2%で、6.5%以上になると糖尿病と診断されます。年に1回は必ず健診を受け、数値の推移を確認することが大切です。なお、自覚症状がなくても、40歳を過ぎた方や家族に生活習慣病の既往がある方は、若いうちからかかりつけの内科医を持ち、気軽に相談できる関係を築いておくことをお勧めします。   腹囲が気になる女性は都賀の当院へご相談を 腹囲が気になる女性は、ぜひ定期的に健康診断を受けてください。女性は皮下脂肪が多い体質のため、見た目では太っているように見えなくても、実は内臓脂肪が蓄積している可能性があります。このような内臓脂肪型肥満は外見からは判断しにくく、体重やBMIが標準範囲内であっても注意が必要です(健康診断での腹囲測定や血液検査によって初めて発見されるケースも少なくありません)。早期に発見できれば、生活習慣の改善だけで十分に対策が可能です。また、女性特有のライフスタイルやホルモンの変化を考慮した対策も重要です。 さらに、更年期を迎えると女性ホルモンの減少により内臓脂肪が蓄積しやすくなり、仕事や家事、育児による慢性的なストレスや運動不足もその一因となります。したがって、腹囲が気になる女性には、定期的な健康診断の受診を強くお勧めします。なお、当院では女性のメタボリックシンドロームや生活習慣病の予防・治療に力を入れており、丁寧な問診と検査を通じて、それぞれの患者に最適な健康管理プランをご提案しています。 食事や運動の具体的なアドバイスはもちろん、日常生活での不安や疑問にも寄り添いながらサポートいたします。腹囲が気になる方や健康診断の数値が心配な方は、どうぞお気軽にご相談ください。 当日の順番予約はこちらから

2026.01.23

内科

都賀でお腹まわり(腹囲)が気になる方へ - 今すぐできるメタボ対策

内科に関する記事です。
この記事では、「メタボリックシンドローム」について解説します。後半部分では、「メタボが改善しないときのチェックポイント」について解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 当日の順番予約はこちらから 【目次】 都賀でお腹まわり(腹囲)が気になる方へ -メタボとは? 都賀でお腹まわり(腹囲)が気になる方へ - メタボの主な原因 都賀でお腹まわり(腹囲)が気になる方へ - 3つのメタボ対策 都賀でお腹まわり(腹囲)が気になる方へ - メタボが改善しないときのチェックポイント 都賀でお腹まわり(腹囲)が気になる方へ - お腹まわりが気になる方は早めの対策を   都賀でお腹まわり(腹囲)が気になる方へ -メタボとは? メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積に加えて、高血圧・高血糖・脂質異常のうち2つ以上が合併した状態を指します。この症候群は動脈硬化を急速に進行させ、心筋梗塞や脳卒中などの重大な疾患のリスクを高めることが知られています。日本における診断基準では、腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上という数値が用いられています。腹囲はおへその高さで測定し、内臓脂肪の蓄積を簡便に評価できる重要な指標です。内臓脂肪は皮下脂肪と異なり、代謝異常を引き起こすさまざまな物質を分泌するため、健康への影響が大きいとされています。特に注意すべきは、BMI(体格指数)が正常範囲内でも内臓脂肪が過剰に蓄積している「隠れ肥満」の存在です。見た目は痩せていても、運動不足や食生活の乱れによって内臓脂肪が増加していることがあり、こうした方々も腹囲測定によって初めてリスクが判明する場合があります。メタボリックシンドロームの予防には、定期的な腹囲測定と生活習慣の見直しが不可欠です。「都賀でメタボが気になる女性の方へ - 知っておきたい腹囲の基準と対策」や「都賀でメタボが気になる方へ - 基準値や判定方法、予防ポイントを徹底解説」では、より詳しく解説しています。   都賀でお腹まわり(腹囲)が気になる方へ - メタボの主な原因 メタボリックシンドロームは、現代社会特有の生活習慣が複雑に絡み合って発症します。単一の原因ではなく、日常の様々な要因が積み重なることで内臓脂肪が蓄積し、代謝異常を引き起こすのです。ここでは、メタボの主な原因について詳しく解説します。 運動不足・ストレス・睡眠不足・糖質過多の食事習慣 メタボリックシンドロームの最大の要因は、日々の生活習慣にあります。運動不足は消費エネルギーを減少させ、余分なカロリーが内臓脂肪として蓄積される原因となります。また、慢性的なストレスはコルチゾールというホルモンの分泌を促し、内臓脂肪を増やすだけでなく、食欲を高めて過食につながることもあります。さらに、睡眠不足も同様に食欲を調節するホルモンバランスを乱し、特に高カロリーな食品への欲求を強めてしまいます。加えて、糖質過多の食事習慣は血糖値の急上昇を招き、インスリンの過剰分泌によって脂肪が蓄積されやすくなります。白米やパン、麺類、甘い飲料などを過剰に摂取する食生活は、内臓脂肪の蓄積を加速させる大きな要因です。 テレワーク・移動手段の変化など生活スタイルの変化も影響 近年の社会環境の変化も、メタボリックシンドロームの増加に大きく影響しています。特にテレワークの普及により、通勤による身体活動が減少し、一日中座りっぱなしという方が増えています。このような座位時間の増加は、筋肉の活動量低下を招き、基礎代謝を下げる要因となります。また、自動車や電車など移動手段の利便性向上により、歩く機会そのものが減少しています。かつては日常的に行っていた階段の上り下りや徒歩での移動が、エレベーターや自動車に置き換わることで、知らず知らずのうちに運動不足に陥っているのです。こうした現代的な生活スタイルは快適さをもたらす一方で、私たちの身体活動量を著しく減少させ、内臓脂肪蓄積のリスクを高めています。 ホルモンや加齢による代謝の低下にも注意 年齢を重ねることも、メタボリックシンドロームの重要なリスク要因です。加齢とともに基礎代謝は自然に低下し、同じ食事量でも太りやすくなります。これは筋肉量の減少や、細胞レベルでのエネルギー産生能力の低下が関係しています。なお、男性では加齢により男性ホルモンであるテストステロンが減少し、内臓脂肪が蓄積しやすくなります。一方、女性では閉経に伴うエストロゲンの減少により、脂肪の分布が変化し、内臓脂肪型肥満になりやすくなります。さらに、甲状腺機能の低下なども代謝を鈍らせる要因となります。このような生理的変化は避けられないものですが、若い頃と同じ生活習慣を続けていると、確実に内臓脂肪が増加していくため注意が必要です。 メタボリックシンドロームの原因は、運動不足や糖質過多の食事、ストレス、睡眠不足といった生活習慣が基盤にあります。これに加えて、現代社会特有のテレワークや移動手段の変化による身体活動量の減少が拍車をかけています。さらに、加齢やホルモンバランスの変化による代謝低下も見逃せない要因です。重要なのは、これらの要因が単独ではなく複合的に作用してメタボを引き起こすということです。予防には、日々の生活習慣を総合的に見直し、適度な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠を心がけることが不可欠です。   都賀でお腹まわり(腹囲)が気になる方へ - 3つのメタボ対策 メタボリックシンドロームの改善には、日々の生活習慣を見直すことが最も重要です。ここでは、具体的で実践的なメタボ対策について詳しく解説します。 食事:脂質や糖質を控え、野菜・たんぱく質中心のバランス食 メタボ対策の基本は、食事内容の改善です。特に過剰な糖質と脂質の摂取を控えることが重要です。白米やパン、麺類などの精製された炭水化物は血糖値を急上昇させるため、玄米や雑穀などに置き換えることが望まれます。また、揚げ物や脂肪の多い肉類を控え、良質なたんぱく質である魚や大豆製品、鶏むね肉などを積極的に摂取することが効果的です。さらに、野菜は食物繊維が豊富で、血糖値の上昇を緩やかにするだけでなく、満腹感も得られるため、毎食たっぷりと摂ることが勧められます。なお、食べる順番も重要で、野菜から食べ始めることで血糖値の急上昇を防ぐことができます。また、間食を減らし、一日三食を規則正しく摂ることで、インスリンの過剰分泌を抑え、内臓脂肪の蓄積を防ぐことが可能です。 運動:ウォーキングなどの有酸素運動を無理なく継続 運動療法では、有酸素運動が内臓脂肪の減少に特に効果的です。中でもウォーキングは、特別な器具や場所を必要とせず、誰でも始めやすい運動として推奨されています。具体的には、一日30分程度、可能であれば毎日、少し息が弾む程度の速さで歩くことを目標にします(一度に30分が難しい場合は、10分ずつ三回に分けても効果があります)。運動の強度としては、会話ができる程度の中等度が適切で、無理に激しい運動をする必要はありません。継続することが何より重要なため、自分の体力やライフスタイルに合わせて無理のない範囲で行うことが大切です。また、筋力トレーニングも基礎代謝を高める効果があるため、週に2回程度取り入れるとさらに効果的です。日常生活でも、エレベーターの代わりに階段を使う、一駅分歩くなど、活動量を増やす工夫を意識的に取り入れてください。 内科でのHbA1cチェックや脂質検査で進捗を確認しながら改善を メタボ対策を効果的に進めるには、医療機関での定期的な検査が欠かせません。HbA1cは過去1~2か月の平均血糖値を反映する指標で、糖代謝の状態を正確に把握できます。また、LDLコレステロールや中性脂肪、HDLコレステロールなどの脂質検査も重要です。これらの数値を定期的に確認することで、自分の取り組みが実際に効果を上げているかを客観的に把握できます。数値が改善されていればモチベーションの維持につながり、思うように改善しない場合は医師と相談して対策を見直すことが可能です。また、必要に応じて薬物療法を併用することもあります。内科医や管理栄養士などの専門家のサポートを受けながら、科学的根拠に基づいた改善を進めることが、確実なメタボ対策への近道となります。 メタボリックシンドロームの改善には、食事・運動・医学的管理の三本柱が重要です。糖質や脂質を控えた野菜とたんぱく質中心の食事に切り替え、ウォーキングなどの有酸素運動を日常に取り入れることで、内臓脂肪を着実に減らすことができます。そして、定期的に内科で血液検査を受け、HbA1cや脂質の数値を確認しながら進捗を把握することが大切です。これらの対策は一時的なものではなく、生涯にわたって続けていく生活習慣として定着させることが理想です。無理なく継続できる方法を見つけ、専門家のサポートを受けながら、健康的な体を取り戻してください。   都賀でお腹まわり(腹囲)が気になる方へ - メタボが改善しないときのチェックポイント メタボ対策に取り組んでいるにもかかわらず、なかなか改善が見られない場合があります。その背景には、知らず知らずのうちに陥っている落とし穴や、誤った認識が隠れていることも少なくありません。ここでは、メタボが改善しないときに確認すべき重要なチェックポイントについて解説します。 極端な食事制限により筋肉量が低下していないか メタボ改善のために食事制限を行うことは重要ですが、極端なカロリー制限は逆効果になることがあります。急激な減量を目指して極端に食事を減らすと、体は飢餓状態と判断し、エネルギー消費を抑えるために基礎代謝を低下させてしまいます。さらに深刻なのは、脂肪だけでなく筋肉も分解されてしまうことです。筋肉は基礎代謝の大部分を担っているため、筋肉量が減ると太りやすく痩せにくい体質になってしまいます。また、たんぱく質の摂取不足も筋肉減少を加速させます。体重は減っても体脂肪率が高いままという状態は、健康的な改善とは言えません。必要な栄養素、特にたんぱく質をしっかり摂取しながら、緩やかに体重を落としていくことが重要です。なお、月に1~2キロ程度の減量ペースが、筋肉を維持しながら内臓脂肪を減らす理想的なスピードです。 内臓脂肪と皮下脂肪の違いを理解する メタボ改善において重要なのは、内臓脂肪と皮下脂肪の違いを正しく理解することです。内臓脂肪は腹部の臓器周囲に蓄積する脂肪で、代謝異常を引き起こす物質を分泌するため、健康リスクが高くなります。一方、皮下脂肪は皮膚の下に蓄積する脂肪で、内臓脂肪ほど代謝への影響は大きくありません。なお、内臓脂肪は皮下脂肪よりも減少しやすいという特徴があります。運動や食事改善を始めると、まず内臓脂肪から減少していくため、見た目の変化が少なくても健康状態は確実に改善している場合があります。逆に、体重や見た目ばかりに注目すると、実際には内臓脂肪が減少している改善を見逃すことがあります。定期的に腹囲を測定したり、医療機関でCT検査や体組成計を用いて内臓脂肪の状態を確認したりすることが大切です。 医師や栄養士と連携して無理なく減らす方法を選択 メタボが改善しない場合、専門家のサポートを受けることが効果的です。医師は血液検査の結果から代謝の状態を詳しく評価し、必要に応じて薬物療法を提案できます。また、甲状腺機能低下症など、肥満の背景に隠れた病気がないかも確認してくれます。さらに、クリニックでは医師の診察に加え、管理栄養士によるサポートも受けられます。管理栄養士は、個人の生活スタイルや嗜好に合わせた具体的な食事プランを提案し、実践しやすい改善方法を一緒に考えてくれます。自己流のダイエットでは気づきにくい栄養バランスの偏りや無意識のカロリー過多についても指摘してもらえます。さらに、運動指導士からは体力レベルに応じた適切な運動メニューを学ぶことができます。専門家チームと連携することで、科学的根拠に基づいた効果的で持続可能な改善方法を見つけることが可能です。 メタボが改善しない理由として、極端な食事制限による筋肉量の低下、内臓脂肪と皮下脂肪の違いへの理解不足、そして適切な専門家のサポートの欠如が挙げられます。健康的な改善には、筋肉を維持しながら緩やかに減量すること、見た目の変化だけでなく内臓脂肪の減少に注目すること、そして医師や栄養士などの専門家と連携して科学的なアプローチを取ることが重要です。   都賀でお腹まわり(腹囲)が気になる方へ - お腹まわりが気になる方は早めの対策を 腹囲が基準値を超えている状態は、単なる見た目の問題ではありません。内臓脂肪の蓄積は、高血圧や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病を引き起こす重要なリスク因子となります。これらの疾患は自覚症状がほとんどないまま進行し、やがて心筋梗塞や脳卒中などの命に関わる合併症につながる可能性があります。そのため、腹囲を減らすことは健康寿命を延ばすうえで極めて重要です。なお、当院ではメタボリックシンドロームの総合的な管理を行っています。HbA1cによる血糖コントロールの評価、血圧測定、LDLコレステロールや中性脂肪などの脂質検査を通じて、あなたの代謝状態を詳しく把握します。また、検査結果に基づき、食事指導や運動療法のアドバイスを行い、必要に応じて薬物療法も提案します。「健康診断で少し指摘された」「最近お腹周りが気になってきた」という段階からの相談も歓迎しています。早期からの介入が、将来の重大な疾患を予防する最善の方法です。一人で悩まず、ぜひお気軽にご相談ください。 当日の順番予約はこちらから

2026.01.13