糖尿病・代謝内科

千葉市都賀で尿糖が気になる方へ|症状や原因・糖尿病との関係や対策まで解説

2026.01.13

健康診断で尿糖が陽性と指摘され、不安を感じていませんか?尿糖とは、尿の中に糖が排出されている状態を指します。尿糖が陽性であっても、必ずしも糖尿病と診断されるわけではありませんが、血糖値の異常や体の糖代謝に関する問題が背景に隠れている場合があります。放置すると、将来的に糖尿病やその合併症を発症するリスクが高まる可能性も否定できません。したがって、尿糖が陽性と指摘された際には自己判断で様子を見るのではなく、医療機関を受診し、血糖値などの詳しい検査を受けることが重要です。この記事では、尿糖陽性の主な原因、医療機関を受診する際のポイント、さらに日常生活で「注意すべき点」について分かりやすく解説します。

【目次】
尿糖とは?どうやってできる?
尿糖が高まる原因とは?
尿糖と糖尿病の関係
尿糖が陽性だった時の精密検査の流れ
日常生活でできる尿糖対策・予防策
尿糖が不安な方は千葉市都賀の板谷内科クリニックへ

 

尿糖とは?どうやってできる?

尿糖とは?どうやってできる?

尿糖とは、尿の中に糖(グルコース)が含まれている状態を指します。本来、健康な人の尿には糖はほとんど含まれていません。これは、腎臓が血液中の糖を効率よく再吸収しているためです。しかし、血糖値が高くなりすぎると、腎臓の再吸収能力を超えてしまい、処理しきれなかった糖が尿中に漏れ出てしまいます。この状態が「尿糖陽性」です。健康診断や人間ドックで尿糖陽性と判定された場合、それは「血糖値に異常がある可能性」を示すサインとして扱われます。つまり、尿糖が出ているということは、体の中で糖の代謝に何らかの問題が起きている可能性があるということです。ただし、「尿糖陽性=糖尿病」というわけではなく、一時的な原因や体質による場合もあります。いずれにしても、放置せず適切に対応することが重要です。

 

尿糖が高まる原因とは?

尿糖が高まる原因とは?

尿糖が陽性になる原因はさまざまです。ここでは、「代表的な原因」について解説します。

高血糖・糖尿病

最も一般的な原因が、血糖値の上昇です。糖尿病やその予備軍の状態では、血液中の糖が異常に増えます。通常、腎臓は血液中の糖をほぼすべて再吸収して体内に戻しますが、血糖値があまりにも高くなると、腎臓の処理能力を超えてしまいます。その結果、吸収しきれなかった糖が尿中に溢れ出てしまうのです。特に空腹時血糖が高い場合や、食後の血糖値が急激に上がりやすい体質の方は、尿糖が検出されやすくなります。糖尿病の診断がまだついていない方でも、尿糖陽性をきっかけに糖尿病が発見されることは珍しくありません。

腎臓の機能変化

尿糖が出るもう一つの原因として、腎臓そのものの機能低下が挙げられます。腎臓には糖を再吸収する働きがありますが、慢性腎臓病や腎炎などで腎機能が低下すると、この再吸収がうまくいかなくなることがあります。また、生まれつき腎臓の糖再吸収能力が低い「腎性糖尿」という体質の方もいます。この場合は血糖値が正常でも尿糖が陽性になるため、糖尿病とは区別する必要があります。腎性糖尿自体は病気ではありませんが、他の原因と見分けるためにも、医療機関での精密検査が重要です。

妊娠・一過性のストレス反応

妊娠中は体内のホルモンバランスが大きく変化し、インスリンの働きが低下しやすくなります。そのため、妊娠前は血糖値に問題がなかった方でも、妊娠中に一時的に血糖値が上がり、尿糖が陽性になることがあります。これを「妊娠糖尿病」と呼びます。また、強いストレスや発熱、感染症などによっても、一時的に血糖値が上昇して尿糖が出る場合があります。これらは体の防御反応の一つですが、放置すると母体や胎児に影響が出ることもあるため、注意深く経過を見る必要があります。

健診の日の食事・運動・薬の影響

健康診断の当日に甘いものをたくさん食べたり、激しい運動をした後に検査を受けたりすると、一時的に尿糖が陽性になることがあります。また、ステロイド薬や一部の利尿薬など、血糖値に影響を与える薬を服用している場合も、尿糖が出やすくなります。こうした一過性の要因による尿糖陽性は、時間が経てば自然に改善することが多いですが、本当に一時的なものかどうかを確認するためには、再検査や血糖値の測定が必要です。検査前の生活習慣についても、医師に正確に伝えることが大切です。

尿糖が陽性になる原因には、糖尿病による高血糖、腎臓の機能変化、妊娠やストレスによる一時的な血糖上昇、検査当日の食事や薬の影響など、さまざまなものがあります。尿糖が出たからといって必ずしも糖尿病とは限りませんが、原因を正確に見極めるためには医療機関での検査が欠かせません。自己判断で放置せず、早めに受診して適切な対応を取ることが、将来の健康を守るために重要です。

 

尿糖と糖尿病の関係

尿糖と糖尿病の関係

尿糖陽性が一度だけでなく繰り返し続く場合は、糖尿病や糖代謝異常の可能性が高まります。ただし、尿検査だけでは確定診断はできません。尿糖はあくまで「血糖が高い可能性がある」というサインに過ぎず、実際にどの程度血糖値が上がっているのか、それが持続的なものなのかは、血液検査を行わなければ正確には分かりません。そのため、医療機関では空腹時血糖やHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)といった血液検査を行い、過去数ヶ月の血糖状態を含めて総合的に評価します。これにより、糖尿病なのか、それとも一時的な血糖上昇なのか、あるいは腎性糖尿などの体質的なものなのかを見極めることができます。なお、健康診断の結果や普段の生活習慣、家族歴なども診断の重要な手がかりになるため、医師に相談し、原因を明確にすることが重要です。

 

尿糖が陽性だった時の精密検査の流れ

尿糖が陽性だった時の精密検査の流れ

尿糖陽性と言われた後、実際に医療機関ではどのような検査が行われるのでしょうか。ここでは、精密検査の一般的な流れについて解説します。

来院・問診

まず医療機関を受診すると、医師による問診が行われます。ここでは、健康診断での尿糖の結果だけでなく、過去の健診データや血糖値の推移、家族に糖尿病の方がいるかどうかといった家族歴を確認します。また、普段の食生活や運動習慣、体重の変化、最近喉が渇きやすい、トイレが近いといった自覚症状の有無についても詳しく聞かれます。さらに、現在服用している薬やサプリメント、健診当日の食事内容なども重要な情報となります。これらの情報を総合的に判断することで、医師は次にどのような検査が必要かを見極めていきます。

採血による空腹時血糖値・HbA1cの測定

問診の後は、血液検査が行われます。代表的な検査項目は、空腹時血糖値とHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)です。空腹時血糖値は、食事をしていない状態での血糖値を測定するもので、糖尿病の診断基準として広く用いられています。一方、HbA1cは過去1〜2ヶ月間の平均的な血糖値を反映する指標で、一時的な血糖上昇ではなく、慢性的に血糖が高い状態が続いているかどうかを判断できます。これら2つの検査を組み合わせることで、より正確に糖代謝の状態を評価することが可能になります。検査結果は数日から1週間程度で出ることが一般的です。

必要に応じて経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)などの追加検査

空腹時血糖値やHbA1cだけでは診断が難しい場合、経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)が行われることがあります。これは、空腹状態で一定量のブドウ糖液を飲み、その後30分ごとや1時間ごとに血糖値を測定して、体が糖をどれだけうまく処理できるかを調べる検査です。特に境界型糖尿病や食後高血糖が疑われる場合に有効です。また、腎機能を評価するための尿検査や血液検査、インスリンの分泌能力を調べる検査が追加されることもあります。これらの検査結果を総合して、最終的な診断が下されます。

結果説明と今後の方針

すべての検査が終わると、医師から結果の説明があります。糖尿病と診断された場合は、その重症度に応じて治療方針が決まります。軽度であれば食事療法や運動療法による生活習慣の改善から始めることが多く、必要に応じて薬物療法も検討されます。糖尿病には至っていないが境界型の場合は、生活習慣の見直しと定期的な経過観察が推奨されます。なお、腎性糖尿など体質的なものであれば、特別な治療は不要ですが、定期的なチェックは続けることが大切です。いずれの場合も、医師と相談しながら自分に合った対策を立てていくことが重要です。

精密検査によって生活習慣病としての判断が確実になります

精密検査を受けることで、単なる尿糖陽性という曖昧な状態から、具体的な診断へと進むことができます。糖尿病やその予備軍であることが分かれば、生活習慣病としての適切な管理や治療を早期に開始できます。逆に、一時的な要因や体質的なものであることが確認できれば、不要な心配から解放されます。また、たとえ糖尿病と診断されても、早期発見であれば生活習慣の改善だけでコントロールできる可能性も高く、合併症のリスクを大幅に減らすことができます。不安に思うかもしれませんが、精密検査は今後の健康を守るための重要な一歩なのです。

尿糖陽性の精密検査は、問診から始まり、空腹時血糖値やHbA1cの測定、必要に応じた追加検査へと進みます。これらの検査結果をもとに、糖尿病かどうか、またはその他の原因かを正確に判断し、今後の治療や生活改善の方針が決まります。精密検査を受けることで、曖昧な不安が明確な対策へと変わり、健康を守るための具体的な行動ができるようになります。尿糖陽性を指摘されたら、ためらわずに医療機関を受診してください。

 

日常生活でできる尿糖対策・予防策

日常生活でできる尿糖対策・予防策

尿糖陽性や血糖値の上昇を指摘された場合でも、日常生活の工夫で改善できることは多くあります。ここでは、今日から始められる具体的な対策や予防法について解説します。

食事

食事は血糖値に最も大きな影響を与える要素です。まず意識したいのが糖質の摂り方です。白米やパン、麺類などの糖質を一度に大量に食べると血糖値が急上昇するため、量を控えめにしたり、玄米や全粒粉パンなど血糖値が上がりにくい食品に切り替えたりすることが効果的です。また、食べる順番も重要で、野菜や汁物から先に食べ、最後にご飯を食べる「ベジファースト」を実践すると、血糖値の急上昇を抑えられます。さらに、適切なカロリー管理も欠かせません。過食や間食の習慣がある方は、1日3食を規則正しく摂り、腹八分目を心がけてください。栄養バランスの取れた食事を続けることが、血糖コントロールの基本です。

運動

運動は血糖値を下げる効果があり、糖尿病予防にも非常に有効です。特におすすめなのが、ウォーキングなどの有酸素運動です。激しい運動をする必要はなく、1日30分程度の軽い散歩でも十分効果があります。食後30分から1時間後に歩くと、食後血糖値の上昇を抑えることができます。なお、運動が苦手な方は、エレベーターを使わず階段を使う、一駅分歩く、家事をこまめに動いて行うなど、日常生活の中で体を動かす機会を増やすだけでも効果的です。無理のない範囲で継続することが何より大切です。毎日の習慣として取り入れることで、着実に体質改善につながります。

生活習慣

食事や運動だけでなく、生活習慣全体を見直すことが血糖管理には重要です。まず、質の良い睡眠を確保することが欠かせません。睡眠不足が続くとホルモンバランスが乱れ、血糖値が上昇しやすくなります。毎日6〜8時間程度の睡眠を目安に、就寝・起床時間をできるだけ一定に保つよう意識してください。また、慢性的なストレスも血糖値に悪影響を与える要因となります。意識的にリラックスできる時間を取り、趣味に打ち込んだり、家族や友人と交流したりするなど、心身の負担を軽減する工夫が大切です。さらに、定期的な健康診断や血糖値の測定を通じて、自身の体の状態を把握することも重要です。数値の変化を確認することで生活習慣改善の成果を実感しやすくなり、継続的な取り組みにつながります。

家族のサポートや記録も継続の力になります

血糖管理は一人で頑張るよりも、家族の協力があることで続けやすくなります。自分の状況を家族に理解してもらい、一緒に食事内容を考えたり、運動に付き合ってもらったりすることで、無理のない形で健康的な生活習慣が定着しやすくなります。また、毎日の食事内容や体重、血糖値などを記録する習慣も役立ちます。手帳やスマートフォンのアプリを活用すれば、自分の生活パターンや数値の変化を客観的に把握できます。こうした記録を診察時に医師と共有することで、状況に応じた具体的な助言を受けやすくなります。小さな変化であっても記録に残すことで達成感が生まれ、継続する意欲につながります。

尿糖対策や血糖値の管理には、食事の工夫、適度な運動、質の良い睡眠とストレス管理、そして定期的な検査が基本となります。これらは特別なことではなく、日常生活の中で少し意識を変えるだけで実践できるものばかりです。家族のサポートや記録を活用しながら、無理なく継続することが成功の鍵です。

 

尿糖が不安な方は千葉市都賀の板谷内科クリニックへ

尿糖が不安な方は千葉市都賀の板谷内科クリニックへ

健康診断で尿糖陽性と指摘されても、必ずしも糖尿病とは限りません。一時的な血糖上昇や体質的な要因、検査時の条件によって陽性になることもあります。しかし、だからといって油断は禁物です。尿糖陽性は体からの大切なサインであり、放置すると将来的に糖尿病や生活習慣病へと進行するリスクが高まる可能性があります。大切なのは、原因を正確に見極めることです。そのためには、医療機関で血液検査を含む精密検査を受け、血糖値やHbA1cを測定して、本当に治療や生活改善が必要なのかを明らかにすることが重要です。早期に対応すれば、生活習慣の見直しだけで改善できるケースも多く、将来の合併症リスクを大きく減らすことができます。千葉市都賀周辺で尿糖や血糖値の判定、生活習慣病の精密検査をご希望の方は、ぜひ当院での診察をご検討ください。当院では、丁寧な問診と的確な検査を通じて、一人ひとりの状態に合わせた治療や生活指導を行っています。不安なことや気になることがあれば、どんな小さなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

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糖尿病と高血圧の関係

糖尿病・代謝内科に関する記事です。
糖尿病患者さんにおける「高血圧」の頻度は非糖尿病者に比べて約2倍高く、高血圧患者さんにおいても糖尿病の合併頻度は2~3倍高いと報告されています。 この記事では、糖尿病患者さんに向けて「糖尿病と高血圧の関係」を解説していきます。後半部分では「糖尿病と高血圧の予防」について解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 【目次】 糖尿病の方がなぜ高血圧になりやすいのか 【糖尿病と高血圧の関係1】高血糖で循環血液量が増えるからです 【糖尿病と高血圧の関係2】肥満 【糖尿病と高血圧の関係3】インスリン抵抗性があるからです 糖尿病の血圧値について 糖尿病と高血圧予防 【糖尿病と高血圧予防】食生活の改善 糖尿病と高血圧予防|食事のポイント 【糖尿病と高血圧予防】運動 糖尿病と高血圧予防|運動の頻度について   糖尿病の方がなぜ高血圧になりやすいのか 糖尿病患者さんは「高血圧になりやすい」といわれています。なぜ糖尿病の方は高血圧になりやすいのでしょうか。糖尿病患者さんが高血圧になりやすいのには、以下の理由があげられます。 【糖尿病と高血圧の関係1】高血糖で循環血液量が増えるからです 血糖値が高い状態では、血液の浸透圧が高くなっています。そのため、水分が細胞内から細胞外に出てきたり、腎臓からの水分の吸収が増えたりして、体液・血液量が増加し、血圧が上昇します。 【糖尿病と高血圧の関係2】肥満 2型糖尿病患者さんには肥満が多いのが特徴です。肥満になると交感神経が緊張し、血圧を上げるホルモンが多く分泌されるため、高血圧になります。このようなことから、糖尿病患者さんは高血圧になりやすいと考えられています。 【糖尿病と高血圧の関係3】インスリン抵抗性があるからです インスリン抵抗性とは、インスリンの作用を受ける細胞の感受性が低下している状態です。インスリン抵抗性は、インスリンが効きにくくなったのを補うためにインスリンが多量に分泌され「高インスリン血症」を招きます(インスリン抵抗性自体が糖尿病の原因にもなります)。高インスリン血症では、交感神経の緊張、腎臓でナトリウムが排泄されにくい、血管壁を構成している細胞の成長が促進されるといった現象が起きて、血管が広がりにくくなり、血液量も増え、血圧が高くなるのです。 <高血圧とは?> 高血圧とは、運動したときなどの一時的な血圧上昇とは違い、安静時でも慢性的に血圧が高い状態が続いていることを指します。具体的には「収縮期血圧が140mmHg以上」「拡張期血圧が90mmHg以上」の場合をいい、どちらか一方でもこの値を超えていると高血圧と診断されます。高血圧は自覚症状がほとんどありません。しかし放置してしまうと心疾患や脳卒中など生命を脅かす病気につながるため「サイレント・キラー」といわれています。高血圧が引き起こす合併症について知りたい方は「高血圧の症状にお困りの患者の方へ」をご覧ください。   糖尿病の血圧値について 日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2014」では、糖尿病患者さんの降圧目標を、130/80mmHg未満としています。ただし、高齢者では厳しい血圧コントロールは、ふらつきや起立性低血圧などの原因となる可能性があるため、やや高めに設定されています。高齢者では、それぞれの患者さんの病気の状態に合わせて慎重に血圧コントロールをしていきます。詳しくは「高血圧治療ガイドライン2014」に記載していますので、ご興味のある方はご覧ください。   糖尿病と高血圧予防 糖尿病と高血圧予防に有効な対策は「食生活の改善」と「運動」です。順番にご説明していきますね。 【糖尿病と高血圧予防】食生活の改善 食事は、自分の適正エネルギー量を知り、その範囲で栄養バランスを考えてさまざまな食品をまんべんなくとることが大切です。食事を抜いたり、まとめ食いしたりはせず、朝食、昼食、夕食の3回ゆっくりよく噛んで、腹八分目で食べるよう心掛けてください。バランスのとれた栄養を1日の必要量のカロリーでとることで、すい臓の負担は軽くなり、すい臓の能力は回復されます。   糖尿病と高血圧予防|食事のポイント 糖尿病と高血圧を予防するためには「食べ方」も大切です。食事する際は以下のポイントに注意してください。 <糖尿病と高血圧予防|食事のポイント1>野菜類から食べる 野菜類から先に食べることで食後の血糖値の上昇が緩やかになります。また、野菜や豆類などで少しお腹をふくらませておくと、肉類やご飯の量を減らすこともできます。ですので、食事をする際は、野菜類から食べるようにしてください。 <糖尿病と高血圧予防|食事のポイント2>ゆっくり食べる 早食いは食べすぎの原因となるほか、急激な血糖値の上昇を招きます。食事をする際はひと口入れたら箸を置くクセをつけ、ゆっくり食べることを心掛けてください。 <糖尿病と高血圧予防|食事のポイント3>規則正しく3食を食べる 1日に2食や、間隔の空き過ぎた食事の取り方はよくありません。食事を抜いたり、まとめ食いしたりはせず、規則正しく「3食」を食べることを心掛けてください。 <糖尿病と高血圧予防|食事のポイント4>腹八分目 慢性的な食べすぎは、余分なブドウ糖をつくり、糖尿病を発症させる最大の原因となります。いつもお腹いっぱいに食べないと満足できない人は、注意が必要です。とくに脂肪分の多い肉類の食べすぎは、カロリーの取りすぎにつながりやすいので、量を控えてください。   【糖尿病と高血圧予防】運動 運動をすることで、ブドウ糖や脂肪酸の利用が促進され、インスリンに頼らずに糖分が細胞や筋肉の中に吸収されるようになり、血糖値の低下が期待できます。また、長期的には、インスリン抵抗性を改善させ、血中のブドウ糖の量を良好にコントロールできるようにすることが期待されます。なお、おすすめの運動は「有酸素運動」と「レジスタンス運動」です。それぞれの運動については下記をご覧ください。 <糖尿病と高血圧予防|おすすめの運動1>有酸素運動 有酸素運動とは、筋肉を収縮させる際のエネルギーに、酸素を使う運動のことです。ジョギングや水泳、エアロビクス、サイクリングといった少量から中程度の負荷をかけて行う運動が代表的です。有酸素運動は時間をかけて体を動かすため「心肺機能の向上」や「体脂肪の減少」などの効果が期待できます。 <糖尿病と高血圧予防|おすすめの運動2>レジスタンス運動 レジスタンス運動とは、筋肉に負荷をかける動きを繰り返し行う運動です。スクワットや腕立て伏せ・ダンベル体操など、標的とする筋肉に抵抗をかける動作を繰り返し行う運動をレジスタンス運動と言います(レジスタンス(Resistance)は和訳で「抵抗」を意味します)。レジスタンス運動は、筋肉量増加・筋力向上・筋持久力向上を促す筋力トレーニングとして高齢者からアスリートまで広く行われています。   糖尿病と高血圧予防|運動の頻度について 運動の頻度は「できれば毎日」少なくとも週に3~5回行うのが良いといわれています。しかし、普段から運動に親しんでいない方(または高齢の方)などでは、急激な運動はかえって体の負担となり、思いがけない事故を引き起こしてしまうこともあります。ですので、無理のない範囲で行なってください。運動は定期的に長く続けられることが秘訣です。自然の中で風景を堪能しながらの「ウォーキング」や楽しく続けられる「スポーツ」など、自分にあった運動の方法を探してみてくださいね。 当日の順番予約はこちらから

2022.10.05