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【医師監修】メタボリックシンドロームとは一体何か?簡単に解説します
2025.02.05
この記事では「メタボリックシンドローム」について解説していきます。後半部分では「メタボリックシンドロームの予防と改善方法」をご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
【目次】
メタボリックシンドロームとは?
メタボリックシンドロームの診断基準
メタボリックシンドロームの原因
メタボリックシンドロームを放置する危険性
メタボリックシンドロームの予防と改善方法
特定健診を受け、メタボ予防を行いましょう
メタボリックシンドロームとは?
メタボリックシンドローム(Metabolic syndrome)とは、内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさることで、心臓病や脳卒中などのリスクが高まる病態を指します。具体的には、男性では腹囲が85cm以上、女性では90cm以上であることに加え、血圧・血糖・血清脂質のうち2つ以上が基準値を超えると「メタボリックシンドローム」と診断されます。したがって、腹囲が大きいだけでは、メタボリックシンドロームに該当しません。
メタボリックシンドロームは、放置すると心筋梗塞や脳卒中などの重大な合併症を引き起こす可能性がある危険な病態です。そのため、メタボリックシンドロームを予防するためには、早期発見と適切な対策が極めて重要になります。メタボリックシンドロームを予防するためにも、定期的な健康診断を受け、自身の健康状態を把握してください。
なお現在、メタボリックシンドロームは予備群も含めると男性は40~74歳で2人に1人、女性は5人に1人存在し、増加傾向にあるといわれています。メタボリックシンドロームは、糖尿病、高血圧、脂質異常症、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患だけでなく、高尿酸血症や慢性腎臓病、認知症、がんなどの発症リスクも高めますので十分にご注意ください。
メタボリックシンドロームの診断基準
メタボリックシンドロームの診断基準は、内臓脂肪の蓄積を示す腹囲測定を必須項目とし、これに加えて複数の代謝異常を評価します。以下、メタボリックシンドロームの診断基準です。
<腹部肥満>
ウエストサイズ 男性85cm以上 女性90cm以上
<血圧>
収縮期血圧(最高血圧) 130mmHg以上
拡張期血圧(最低血圧) 85mmHg以上
(いずれか、または両方)
<血糖値>
空腹時血糖値 110mg ⁄ dl以上
<中性脂肪値・HDLコレステロール値>
中性脂肪値 150mg ⁄ dl以上
HDLコレステロール値 40mg ⁄ dl未満
(いずれか、または両方)
ウエストサイズの基準について、男性の基準値(85cm以上)は比較的多くの人が該当します。一方で、女性の基準値(90cm以上)に該当する人は少ないため、一部の医療専門家は女性向けの基準をより厳しくすべきだと考えています。また、近年では「ウエストサイズは身長の半分を目安にすべき」という意見も出ています。
なぜなら、身長180cmの人と150cmの人が同じ基準でよいはずがないからです。もちろん、この数値はあくまで目安のため、ウエストサイズが身長の半分以下でも注意が必要です。ウエストサイズが基準値未満でも、不適切な食生活や運動不足などにより、内臓脂肪が増加するリスクがありますので、十分にご注意ください。
メタボリックシンドロームの原因
メタボリックシンドロームの主な原因は、過剰なカロリー摂取と運動不足です。高脂肪・高糖質の食事を頻繁に摂り、必要以上のカロリーを摂取すると、体内に余分な脂肪が蓄積されます。特に内臓脂肪の増加はインスリン抵抗性を引き起こし、血糖値の上昇や脂質代謝異常を招く可能性があります。さらに、運動不足も深刻な問題です。日常的な身体活動が不足するとエネルギー消費が減少し、脂肪が蓄積されやすくなります。
また、筋肉量の減少により基礎代謝が低下し、太りやすい体質を作り出しますので、ご注意ください。なお、肥満には「皮下脂肪型肥満」と「内臓脂肪型肥満」があります(内臓脂肪型肥満はお腹の中、腸のまわりに多くの脂肪が蓄積した肥満です。
一方、皮下脂肪型肥満はお尻や太ももなどの肉付きがよくなるものです)。飲みすぎ、食べすぎ、栄養の偏り、運動不足などの生活習慣が重なると、内臓脂肪型肥満のリスクが高まります。さらに、こうした生活習慣の乱れは、高血圧、脂質異常症、高血糖といった健康問題を引き起こしやすくなり、その結果、内臓脂肪型肥満、高血圧、脂質異常症が組み合わさり、メタボリックシンドロームへと進行することになりますので、ご注意ください。
メタボリックシンドロームは命に関わる重大な病気のリスクを高めるため、早期発見と適切な対策が極めて重要です。
メタボリックシンドロームを放置する危険性
メタボリックシンドロームの方は、そうでない方と比べて、2型糖尿病を発症するリスクが約3倍も高くなります。また、非アルコール性脂肪肝、高尿酸血症、慢性腎臓病、睡眠時無呼吸症候群などの病気にもつながることがあるため、注意が必要です。メタボリックシンドロームは自覚症状が少ないため、放置されやすい傾向があります。そのため、メタボリックシンドロームを予防するためには、定期的な健康診断を受け、自身の健康状態を正確に把握することが重要です。
さらに、メタボリックシンドロームの予防には、生活習慣の改善が不可欠です。バランスの取れた食事や定期的な運動を通じて、メタボリックシンドロームを予防してください。また、必要な場合は薬による治療も検討してください。適切な時期に薬物療法を開始し、危険因子を管理することも重要です。
メタボリックシンドロームの予防と改善方法
メタボリックシンドロームの予防・改善において最も重要なのは生活療法です。過食や運動不足などの生活習慣を改善することが必要です。以下に、メタボリックシンドロームの予防・改善方法をご紹介します。メタボリックシンドローム
【メタボリックシンドロームの予防と改善方法1】バランスの取れた食事
メタボリックシンドロームの食事療法の基本は、適正なエネルギー摂取を行った上で、運動をしてエネルギー消費を増やすことです。具体的には、日々の食事は標準体重当たりタンパク質量1.0~1.2g(動物性タンパク質40~50%)、必須脂肪酸2g/日、脂肪20g/日、糖質100g/日以上が良いとされています。そして配分は、炭水化物60%、脂肪20~25%、タンパク質15~20%が良いとされています。なお、食事では以下のような工夫をすることも大切です。
・アルコールは適量を守り、過剰に摂取しないようにする
・食塩の摂取量は1日あたり10g以下に抑える
・こんにゃくやキノコなど、食物繊維を豊富に含む食品を積極的に摂取する
・グリセミックインデックス(GI)が低い食品を選ぶ
・甘いジュースやお菓子の摂取を控える
・食事はよく噛んで食べ、満腹感を得るまで腹七分~八分に留める
・緑黄色野菜を意識的に取り入れる
・間食や夜食は避け、決まった時間に食事を摂る
【メタボリックシンドロームの予防と改善方法2】定期的な運動
メタボリックシンドロームの予防において、運動は非常に効果的です。メタボリックシンドロームの改善には、週に10メッツ・時以上のウォーキング、ジョギング、水泳、体操などの有酸素運動が推奨されています。
また、筋力トレーニングを週2回程度取り入れることで、基礎代謝の向上が期待できるため、おすすめです。さらに、運動量が多いほど内臓脂肪が減少しやすいという報告もあります。したがって、運動を毎日継続することが重要です。
個人の体力や運動能力、生活環境に応じて、適切な運動の強度や時間を検討してください。
【メタボリックシンドロームの予防と改善方法3】ストレス管理
慢性的なストレスは、コルチゾールなどのストレスホルモンの分泌を増加させ、内臓脂肪の蓄積を促進します。また、ストレスによる過食や飲酒も問題を悪化させる可能性があります。
したがって、メタボリックシンドロームの予防するためにもストレス管理は大切です。なお、効果的なストレス管理のためには、定期的な運動によるエンドルフィンの分泌促進、十分な休息と趣味の時間の確保が重要です。
さらに、家族や友人との交流などの社会的つながりもストレス解消に役立ちます。これらの方法を組み合わせることで、ストレス耐性を高め、メタボリックシンドロームのリスクを軽減できます。
【メタボリックシンドロームの予防と改善方法4】十分な睡眠
不十分な睡眠は、食欲を調整するホルモンのバランスを崩し、過食や肥満のリスクを高めます。そのため、十分な睡眠を確保することが重要です。メタボリックシンドロームの予防には、睡眠時間をしっかり確保することが不可欠です。なお、健康的な睡眠のためには、規則正しい就寝・起床時間の設定が基本です。また、寝室の環境(温度、湿度、静けさ)を快適に保ち、就寝前のブルーライト(スマートフォン、タブレットなど)の使用を控えることも効果的です。質の良い睡眠は、ホルモンバランスの調整や代謝機能の維持に重要な役割を果たします。
【メタボリックシンドロームの予防と改善方法5】喫煙
喫煙は内臓脂肪の蓄積を促進し、インスリン抵抗性を高めることが知られています。また、血管の収縮や動脈硬化を引き起こし、高血圧のリスクを上昇させます。さらに、喫煙は善玉コレステロールを減少させ、悪玉コレステロールを増加させることで、脂質代謝異常を引き起こします。加えて、喫煙は炎症反応を促進し、酸化ストレスを増大させることで、全身の代謝に悪影響を与えます。これらの影響により、喫煙者はメタボリックシンドロームに陥るリスクが非喫煙者と比べて著しく高くなります。したがって、メタボリックシンドロームの予防と健康維持のためには、禁煙が非常に重要です。禁煙は困難を伴うこともありますが、禁煙外来や禁煙補助薬の利用、周囲のサポートを得ることで、成功の可能性が高まります。禁煙によって、メタボリックシンドロームのリスクだけでなく、がんや心血管疾患のリスクも大幅に低減できます。
【メタボリックシンドロームの予防と改善方法6】定期的な健康診断
年に1回以上の健康診断は、メタボリックシンドロームの早期発見と予防に不可欠です。健康診断では、体重、BMI、腹囲の測定、血圧測定、血液検査(血糖値、HbA1c、中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)、肝機能検査、尿検査などが行われます。
これらの検査結果を経年的に比較することで、自身の健康状態の変化を把握し、必要に応じて早期に生活習慣の改善や医療介入を行うことができます。また、健康診断の結果について医師に相談し、個別のアドバイスを受けることも重要です。
定期的な健康診断を通じて自身の健康状態を正確に把握し、適切な予防策を講じることで、メタボリックシンドロームのリスクを大幅に軽減できます。
特定健診を受け、メタボリックシンドローム予防を行いましょう
現在、40歳以上74歳以下の方を対象に、特定健康診査・特定保健指導を実施しています。特定健康診査・特定保健指導とは、メタボリックシンドロームの観点から健康状態を評価し、「メタボリックシンドロームに該当する方」や「それに近い状態の方」に対して、適切な情報提供や生活習慣改善の指導を行い、糖尿病や心臓・血管の病気の発症を減らすことを目指す取り組みです。
特定健康診査・特定保健指導を実施することで、多くの効果が期待できます。まず、健康リスクを早期に把握し、重症化を防ぐことができます。
また、個人の生活習慣や健康状態に応じた効果的な改善策を提案することで、より個別化された指導が可能になります。これにより、生活習慣病の予防が進み、長期的な医療費の削減にもつながります。
さらに、定期的な健診と指導を通じて、自身の健康管理への意識が高まり、健康的な生活習慣を身につけることで生活の質が向上します。したがって、メタボリックシンドロームや生活習慣病に心当たりのある方には、特定健康診査・特定保健指導を推奨いたします。なお、当院では、患者さん一人ひとりの状態に合わせた総合的な治療を提供しています。
高血圧や高血糖に心当たりのある方、あるいは日常生活の乱れにより「生活習慣病かもしれない…」と感じている方などがいらっしゃいましたら、まずお気軽にご相談ください。
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糖尿病予備群(境界型糖尿病)の症状や対策について解説
糖尿病・代謝内科に関する記事です。
厚生労働省が発表した平成28年「国民健康・栄養調査」の結果では、糖尿病が強く疑われる者(糖尿病有病者)、糖尿病の可能性を否定できない者(糖尿病予備群)はいずれも約1,000万人(合わせて約2,000万人)と推計されています。
この記事では、糖尿病の可能性を否定できない者「糖尿病予備群」について解説していきます。
後半部分では「糖尿病予備群にならないための予防法」について解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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【目次】
糖尿病予備群(境界型糖尿病)とは
糖尿病予備群の主な症状
糖尿病予備群と診断された方へ
糖尿病予備群にならないための予防法
【糖尿病予備群にならないための予防法1】運動
【糖尿病予備群にならないための予防法2】食生活の見直し
【糖尿病予備群にならないための予防法3】禁煙
糖尿病予備群の疑いがある方、医師の診断を受けたい方へ
糖尿病予備群(境界型糖尿病)とは
糖尿病予備群(境界型糖尿病)とは、糖尿病と診断されるほどの高血糖ではないものの、血糖値が正常より高い状態にあることを指します。
「HbA1c 6.5%未満」「空腹時血糖が110 mg/dl以上126 mg/dl未満」「75g経口ブドウ糖負荷試験2時間の血糖値が140 mg/dl以上200 mg/dl未満」のいずれかを満たす人が該当します。
糖尿病予備群の主な症状
糖尿病予備群(境界型糖尿病)では、自覚症状がありません。
しかし体内では、既に血糖値を下げるホルモンである「インスリン」が出にくくなったり、効きづらくなったりする変化が起きています。
また糖尿病に特有の合併症である、網膜症、神経障害、腎機能障害も少しずつ進行するとも言われています。
さらに高血圧や脂質異常症なども併発しやすくなり、全体として、血糖値が正常な状態に比べ、動脈硬化の進行は加速されます。
なお、動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞などの重篤な疾患が引き起こされる危険性が高くなります。
糖尿病予備群と診断された方へ
糖尿病予備群の方は、食事、運動、喫煙、飲酒などの生活習慣を見直し、肥満や高血圧、ストレスなどに対する健康管理に取り組むことで、糖尿病へ進行するリスクを減らすことができます。
ですので、糖尿病予備群と診断された方は、まずは生活習慣の見直しから始めてください。
なお上述した通り、糖尿病予備群でも、既に血糖値を下げるホルモンであるインスリンが出にくくなったり、効きづらくなったりする変化が起きています。
また糖尿病に特有の合併症である、網膜症、神経障害、腎機能障害も少しずつ進行するとも言われています。
ですので、糖尿病予備群と診断された方は、絶対に放置してないでください。
糖尿病予備群にならないための予防法
糖尿病予備群では、生活習慣の改善により「糖尿病の発症のリスク」を減らすことができます。
では、具体的には何をすればいいのでしょうか。順番にご紹介していきます。
【糖尿病予備群にならないための予防法1】運動
糖尿病を予防するためには「運動」が効果的です。運動をすることで、ブドウ糖や脂肪酸の利用が促進。インスリンに頼らずに糖分が細胞や筋肉の中に吸収されるようになり、血糖値の低下が期待できます。
また長期的には、インスリン抵抗性を改善させ、血中のブドウ糖の量を良好にコントロールできるようにすることが期待されます。
ですので、糖尿病予備群と診断された方は、できれば毎日、少なくとも週に3~5回は体を動かしてください。
なお、糖尿病を予防するための運動としては「有酸素運動」と「レジスタンス運動」が推奨されております。
<有酸素運動>
有酸素運動とは、筋肉を収縮させる際のエネルギーに、酸素を使う運動のことです。
ジョギングや水泳、エアロビクス、サイクリングといった少量から中程度の負荷をかけて行う運動が代表的です。
有酸素運動は時間をかけて体を動かすため「心肺機能の向上」や「体脂肪の減少」などの効果が期待できます。
<レジスタンス運動>
レジスタンス運動とは、筋肉に負荷をかける動きを繰り返し行う運動です。
スクワットや腕立て伏せ・ダンベル体操など、標的とする筋肉に抵抗をかける動作を繰り返し行う運動をレジスタンス運動と言います(レジスタンス(Resistance)は和訳で「抵抗」を意味します)。
レジスタンス運動は、筋肉量増加・筋力向上・筋持久力向上を促す筋力トレーニングとして高齢者からアスリートまで広く行われています。
【糖尿病予備群にならないための予防法2】食生活の見直し
糖尿病予防の基本は「食生活を見直すこと」です。
食事は、自分の適正エネルギー量を知り、その範囲で栄養バランスを考えてさまざまな食品をまんべんなくとることが大切です。
食事を抜いたり、まとめ食いしたりはせず、朝食、昼食、夕食の3回ゆっくりよく噛んで、腹八分目で食べるよう心掛けてください。
バランスのとれた栄養を1日の必要量のカロリーでとることで、膵臓の負担は軽くなり、膵臓の能力は回復されます。
なお、食事のポイントについては以下をご覧ください。
<ゆっくり食べる>
早食いは食べすぎの原因となるほか、急激な血糖値の上昇を招きます。
食事をする際はひと口入れたら箸を置くクセをつけ、ゆっくり食べることを心掛けてください。
<野菜類から食べる>
早食いは食べすぎの原因となるほか、急激な血糖値の上昇を招きます。
食事をする際はひと口入れたら箸を置くクセをつけ、ゆっくり食べることを心掛けてください。
<アルコールは適量にする>
アルコールには一時的にはインスリンの働きを改善する効果があります。
しかし長期間飲んでいると逆にインスリンの分泌量が低下することがわかっていますので、アルコールは、ほどほどにしてください。
<腹八分目でストップ>
慢性的な食べすぎは、余分なブドウ糖をつくり、糖尿病を発症させる最大の原因となります。
いつもお腹いっぱいに食べないと満足できない人は、注意が必要です。
とくに脂肪分の多い肉類の食べすぎは、カロリーの取りすぎにつながりやすいので、量を控えてください。
<間食をしない>
間食をすると血糖値の高い状態が続き、インスリンを分泌する膵臓に大きな負担がかかります。
また、その状態のままで次の食事をすると、食後高血糖の原因にもなります。糖尿病を予防するためにも間食はできる限り控えてください。
【糖尿病予備群にならないための予防法3】禁煙
喫煙は交感神経を刺激して血糖を上昇させるだけでなく、体内のインスリンの働きを妨げる作用があります。
そのため、たばこを吸うと「糖尿病にかかりやすくなる」といえます。
日本人を対象とした研究データによると、喫煙者は非喫煙者と比べ糖尿病を発症するリスクが38%高くなると言われています。
ですので、糖尿病予備群の方は喫煙を控えてください。
糖尿病予備群の疑いがある方、医師の診断を受けたい方へ
糖尿病予備群の方は、自覚症状がありません。
そのため健康診断や、ほかの病気の検査をしている時に偶然見つかるということも多々あります。
健康診断で糖尿病の可能性を指摘された方はもちろん、日常生活の乱れを自覚していて、「糖尿病の症状かもしれない…」と気づかれた方は、早めに受診することをお勧めします。
糖尿病にお心当たりのある方、あるいは検診などで血糖値に異常を指摘された方などいらっしゃいましたら、まずお気軽にご相談ください。
また糖尿病予備群の方の“適切な対策”を知りたい方も、いつでもご相談ください。
当日の順番予約はこちらから
2023.01.21
糖尿病治療法の一つ、インスリン療法を解説
糖尿病・代謝内科に関する記事です。
この記事では、糖尿病の代表的な治療法である「インスリン療法」について解説していきます。
後半部分では「インスリン療法のメリット・デメリット」について解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box {
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【目次】
インスリンとは何か
インスリン療法とは
インスリン療法のしくみ
インスリン注射を行う前に血糖自己測定
インスリン療法の具体的な手法
インスリン療法のメリット
インスリン療法のデメリット
インスリン注射はほとんど痛くありません
インスリン療法は早期に始めることが効果的です
インスリン療法についてご相談したい方はいつでもご相談下さい
インスリンとは何か
インスリンとは、膵臓から分泌されるホルモンの一種です。
糖の代謝を調節し、血糖値を一定に保つ働きを持っております。
なお、インスリンの働きが悪くなったり分泌される量が少なくなったりすることで、血糖値が高い状態が続いてしまうのが「糖尿病」です。
糖尿病について詳しく知りたい方は「糖尿病情報センター」をご覧ください。
インスリン療法とは
インスリン療法とは、患者さん自身がインスリン製剤を継続的に投与して血糖をコントロールする治療法のことです。
インスリン製剤を投与する方法として、「頻回インスリン注射療法」と「持続皮下インスリン注入療法」があります。
頻回インスリン注射療法は、一般的にペン型の注射器を用いて1日に数回インスリン注射を行う方法です。お腹、太もも、上腕、お尻に注射することが推奨されています(これらの部位を少しずつ、ずらしながら注射します)。
一方、持続皮下インスリン注入療法は、携帯型のインスリンポンプを使用して皮下に留置した挿入した「カニューレ」からインスリンを持続的に注入する方法です。
インスリンの注入量や注入速度を細かく調整できるため、頻回インスリン注射療法で血糖コントロールが困難な人や低血糖を頻発する人、食事や勤務時間が不規則な人、妊娠中あるいは妊娠の予定がある人などに向いています。
なお、インスリン療法については「インスリンとは?特徴・種類・注意点」でも同様のことを伝えています。
インスリン療法のしくみ
インスリンの自己注射を行うのは「1型糖尿病」の方、または「2型糖尿病」のうち内服治療が難しい方です。
不足したインスリンを注射で補うことで、健康な人のインスリン分泌に近づけます。
なおインスリンの自己注射では、効果が長時間持続するインスリン製剤を1日に1,2回と、即効性のあるものを毎食前に打つなどして、この2つの分泌を再現します(どのインスリン製剤を使うか、どのタイミングで注射するかは体格や生活様式などに合わせて調整します)。
インスリン注射を行う前に血糖自己測定
インスリン注射を行う前に、自分で血糖値を測定する「血糖自己測定」を行うことがあります。
なぜなら日々の血糖値を記録することで、血糖コントロールを良好に行えるからです。
また直前に測定することで、「血糖値が低いにも関わらず自己注射を行い、さらに低血糖になる」といったことを防ぐことができます。
血糖自己測定の方法は以下の通りです。
⑴ 血糖測定器、測定用チップ、消毒用アルコール綿、穿刺器、穿刺針、自己管理ノート、針捨て容器を準備し、手を洗ってください。
⑵ 血糖測定器に測定用チップを、穿刺器に針をセットします。
⑶ 指先などを消毒します。そして針を消毒した場所に押し当て、穿刺器のボタンを押して針を刺してください。
⑷ 血液を測定用チップに染み込ませて、血糖値を測定します。
⑸ 残った血液を拭き取り、血糖値を自己管理ノートに記録してください。
インスリン療法の具体的な手法
インスリン注射の具体的な方法は以下の通りです。
⑴ 注入器、製剤カートリッジ、消毒綿など必要な物品を準備します。インスリン製剤が混濁している場合は均一になるようにカートリッジを振ってください。
⑵ インスリン製剤に注射針をセットします(針が曲がらないように真っすぐ刺してください)。
⑶ インスリン製剤の空打ちをして針先まで薬液を満たします。
⑷ ダイヤルを回転させて注射する単位数を医師の指示した値にセットしてください。
⑸ 注射する部位を消毒します。そして皮膚を軽くつまんで直角に注射針を刺してください。
⑹ ダイヤルが0になるまで、しっかりと薬液を注入します。そして10秒程度数え、注入ボタンを押したままで針を抜きます。
⑺ 針はキャップをかぶせてから取り外します。なお、針は1回きりの使用になりますので、ご注意ください。
※インスリン注射をする場所はお腹、太もも、おしり、腕です。
それぞれ薬の吸収速度が異なるため、注射部位を医師から指示される場合があります。
また、同じところに針を刺し続けると皮膚が硬くなり、痛みの原因になったり、薬の効きが悪くなります。
ですので毎回2〜3cmずらすようにしてください。
「糖尿病のインスリン注射器の使い方と副作用の対処法」でも同様のことを伝えています。
インスリン療法のメリット
インスリンを体外から補充することによって、無理にインスリンを出そうとする膵臓の働きすぎを防ぎ、疲れた膵臓を一時的に休めることができます。
インスリン治療によって膵臓の働きが回復したら、インスリン注射の回数を減らせたり、経口血糖降下薬だけの治療に戻せる可能性があります(インスリン療法により、膵臓のインスリン分泌機能が回復することもあります)。
インスリン療法のデメリット
残念ながら、インスリンには副作用があります。インスリン療法における主な副作用は、「低血糖症状」です。インスリンには、血糖値を下げ、良好な血糖コントロールが期待できる分、その裏返しで「低血糖症状」という副作用があります。
低血糖症状は、インスリン療法に限らず、糖尿病の治療に用いられる飲み薬全般でも起こりうる副作用です。
そのため、低血糖症状に対する適切な処置方法を把握し、血糖の自己測定などで自身を管理することが大切になってきます。
インスリン療法における副作用について詳しく知りたい方は「糖尿病ネットワーク」をご覧ください。
インスリン注射はほとんど痛くありません
インスリン注射は予防接種や採血などでイメージする注射とは異なり、痛みはそれほどありません。
なぜならインスリン注射で使う専用の注射針は、採血用の注射針とは違い、痛みが少なくなるようデザインされているからです(採血で使う注射針の3分の1ぐらいの細さで針の先も特殊なカットがしてあり、痛みが少ないように工夫されています)。
インスリン療法は早期に始めることが効果的です
上述した通り、インスリンを体外から補充することによって、無理にインスリンを出そうとする膵臓の働きすぎを防ぎ、疲れた膵臓を一時的に休めることができます。
そのため、インスリン療法は早期に始めることが効果的です。近年では、高血糖毒性をとり除くために、早期からインスリン注射薬を使ったり、また比較的軽症の糖尿病にもインスリン注射薬を用いる場合があります。
ですので、主治医にインスリン療法を勧められたら積極的に受け入れるようにしてください。
日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会が発表した「糖尿病標準診療マニュアル」でも、いくつかの経口薬を併用しても血糖コントロールが改善せず,HbA1c 9%以上が持続するなら、インスリン療法を積極的に始める必要があると伝えています。
インスリン療法についてご相談したい方はいつでもご相談下さい
糖尿病になっても、初期段階では自覚症状がありません。
そのため健康診断や、ほかの病気の検査をしている時に偶然見つかるということも多々あります。健康診断で糖尿病の可能性を指摘された方はもちろん、日常生活の乱れを自覚していて、「糖尿病の症状かもしれない…」と気づかれた方は、早めに受診することをお勧めします。
糖尿病にお心当たりのある方、あるいは検診などで血糖値に異常を指摘された方などいらっしゃいましたら、まずお気軽にご相談ください。
当日の順番予約はこちらから
2023.01.21
糖尿病と高血圧の関係
糖尿病・代謝内科に関する記事です。
糖尿病患者さんにおける「高血圧」の頻度は非糖尿病者に比べて約2倍高く、高血圧患者さんにおいても糖尿病の合併頻度は2~3倍高いと報告されています。
この記事では、糖尿病患者さんに向けて「糖尿病と高血圧の関係」を解説していきます。後半部分では「糖尿病と高血圧の予防」について解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
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【目次】
糖尿病の方がなぜ高血圧になりやすいのか
【糖尿病と高血圧の関係1】高血糖で循環血液量が増えるからです
【糖尿病と高血圧の関係2】肥満
【糖尿病と高血圧の関係3】インスリン抵抗性があるからです
糖尿病の血圧値について
糖尿病と高血圧予防
【糖尿病と高血圧予防】食生活の改善
糖尿病と高血圧予防|食事のポイント
【糖尿病と高血圧予防】運動
糖尿病と高血圧予防|運動の頻度について
糖尿病の方がなぜ高血圧になりやすいのか
糖尿病患者さんは「高血圧になりやすい」といわれています。なぜ糖尿病の方は高血圧になりやすいのでしょうか。糖尿病患者さんが高血圧になりやすいのには、以下の理由があげられます。
【糖尿病と高血圧の関係1】高血糖で循環血液量が増えるからです
血糖値が高い状態では、血液の浸透圧が高くなっています。そのため、水分が細胞内から細胞外に出てきたり、腎臓からの水分の吸収が増えたりして、体液・血液量が増加し、血圧が上昇します。
【糖尿病と高血圧の関係2】肥満
2型糖尿病患者さんには肥満が多いのが特徴です。肥満になると交感神経が緊張し、血圧を上げるホルモンが多く分泌されるため、高血圧になります。このようなことから、糖尿病患者さんは高血圧になりやすいと考えられています。
【糖尿病と高血圧の関係3】インスリン抵抗性があるからです
インスリン抵抗性とは、インスリンの作用を受ける細胞の感受性が低下している状態です。インスリン抵抗性は、インスリンが効きにくくなったのを補うためにインスリンが多量に分泌され「高インスリン血症」を招きます(インスリン抵抗性自体が糖尿病の原因にもなります)。高インスリン血症では、交感神経の緊張、腎臓でナトリウムが排泄されにくい、血管壁を構成している細胞の成長が促進されるといった現象が起きて、血管が広がりにくくなり、血液量も増え、血圧が高くなるのです。
<高血圧とは?>
高血圧とは、運動したときなどの一時的な血圧上昇とは違い、安静時でも慢性的に血圧が高い状態が続いていることを指します。具体的には「収縮期血圧が140mmHg以上」「拡張期血圧が90mmHg以上」の場合をいい、どちらか一方でもこの値を超えていると高血圧と診断されます。高血圧は自覚症状がほとんどありません。しかし放置してしまうと心疾患や脳卒中など生命を脅かす病気につながるため「サイレント・キラー」といわれています。高血圧が引き起こす合併症について知りたい方は「高血圧の症状にお困りの患者の方へ」をご覧ください。
糖尿病の血圧値について
日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2014」では、糖尿病患者さんの降圧目標を、130/80mmHg未満としています。ただし、高齢者では厳しい血圧コントロールは、ふらつきや起立性低血圧などの原因となる可能性があるため、やや高めに設定されています。高齢者では、それぞれの患者さんの病気の状態に合わせて慎重に血圧コントロールをしていきます。詳しくは「高血圧治療ガイドライン2014」に記載していますので、ご興味のある方はご覧ください。
糖尿病と高血圧予防
糖尿病と高血圧予防に有効な対策は「食生活の改善」と「運動」です。順番にご説明していきますね。
【糖尿病と高血圧予防】食生活の改善
食事は、自分の適正エネルギー量を知り、その範囲で栄養バランスを考えてさまざまな食品をまんべんなくとることが大切です。食事を抜いたり、まとめ食いしたりはせず、朝食、昼食、夕食の3回ゆっくりよく噛んで、腹八分目で食べるよう心掛けてください。バランスのとれた栄養を1日の必要量のカロリーでとることで、すい臓の負担は軽くなり、すい臓の能力は回復されます。
糖尿病と高血圧予防|食事のポイント
糖尿病と高血圧を予防するためには「食べ方」も大切です。食事する際は以下のポイントに注意してください。
<糖尿病と高血圧予防|食事のポイント1>野菜類から食べる
野菜類から先に食べることで食後の血糖値の上昇が緩やかになります。また、野菜や豆類などで少しお腹をふくらませておくと、肉類やご飯の量を減らすこともできます。ですので、食事をする際は、野菜類から食べるようにしてください。
<糖尿病と高血圧予防|食事のポイント2>ゆっくり食べる
早食いは食べすぎの原因となるほか、急激な血糖値の上昇を招きます。食事をする際はひと口入れたら箸を置くクセをつけ、ゆっくり食べることを心掛けてください。
<糖尿病と高血圧予防|食事のポイント3>規則正しく3食を食べる
1日に2食や、間隔の空き過ぎた食事の取り方はよくありません。食事を抜いたり、まとめ食いしたりはせず、規則正しく「3食」を食べることを心掛けてください。
<糖尿病と高血圧予防|食事のポイント4>腹八分目
慢性的な食べすぎは、余分なブドウ糖をつくり、糖尿病を発症させる最大の原因となります。いつもお腹いっぱいに食べないと満足できない人は、注意が必要です。とくに脂肪分の多い肉類の食べすぎは、カロリーの取りすぎにつながりやすいので、量を控えてください。
【糖尿病と高血圧予防】運動
運動をすることで、ブドウ糖や脂肪酸の利用が促進され、インスリンに頼らずに糖分が細胞や筋肉の中に吸収されるようになり、血糖値の低下が期待できます。また、長期的には、インスリン抵抗性を改善させ、血中のブドウ糖の量を良好にコントロールできるようにすることが期待されます。なお、おすすめの運動は「有酸素運動」と「レジスタンス運動」です。それぞれの運動については下記をご覧ください。
<糖尿病と高血圧予防|おすすめの運動1>有酸素運動
有酸素運動とは、筋肉を収縮させる際のエネルギーに、酸素を使う運動のことです。ジョギングや水泳、エアロビクス、サイクリングといった少量から中程度の負荷をかけて行う運動が代表的です。有酸素運動は時間をかけて体を動かすため「心肺機能の向上」や「体脂肪の減少」などの効果が期待できます。
<糖尿病と高血圧予防|おすすめの運動2>レジスタンス運動
レジスタンス運動とは、筋肉に負荷をかける動きを繰り返し行う運動です。スクワットや腕立て伏せ・ダンベル体操など、標的とする筋肉に抵抗をかける動作を繰り返し行う運動をレジスタンス運動と言います(レジスタンス(Resistance)は和訳で「抵抗」を意味します)。レジスタンス運動は、筋肉量増加・筋力向上・筋持久力向上を促す筋力トレーニングとして高齢者からアスリートまで広く行われています。
糖尿病と高血圧予防|運動の頻度について
運動の頻度は「できれば毎日」少なくとも週に3~5回行うのが良いといわれています。しかし、普段から運動に親しんでいない方(または高齢の方)などでは、急激な運動はかえって体の負担となり、思いがけない事故を引き起こしてしまうこともあります。ですので、無理のない範囲で行なってください。運動は定期的に長く続けられることが秘訣です。自然の中で風景を堪能しながらの「ウォーキング」や楽しく続けられる「スポーツ」など、自分にあった運動の方法を探してみてくださいね。
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2022.10.05
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