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健診で血糖値を指摘された方へ|都賀で受ける精密検査の流れとポイント
2026.01.13
健康診断で血糖値やHbA1cの異常を指摘されると、「糖尿病かもしれない」と不安になる方は少なくありません。しかし、精密検査を受けることで、現在の状態を正確に把握し、適切な対応を取ることができます。早期に発見できれば、生活習慣の改善だけで血糖値をコントロールできることも多く、重症化を防ぐことにつながります。この記事では、血糖値の精密検査の目的、具体的な検査内容、受診の流れ、そして検査前の注意点について分かりやすく解説します。
【目次】
精密検査が必要な血糖値の基準
精密検査で何がわかる?血糖値検査の内容と目的
健康診断後の血糖値(糖尿病)の精密検査の流れ
精密検査前後の注意点と準備
まとめ|都賀で血糖値の精密検査を受けたい方へ
精密検査が必要な血糖値の基準

健康診断で血糖値の異常を指摘された場合には、まず医療機関で精密検査を受け、現在の状態を詳しく評価することが重要です。血糖状態の評価には、空腹時血糖値、随時血糖値、HbA1cの主に3つの指標が用いられ、それぞれ異なる特徴があります。空腹時血糖値は、一定時間の絶食後に測定されるため、基礎的な血糖調節状態を反映します。一方、随時血糖値は食事のタイミングにかかわらず測定され、日常生活における血糖変動の一端を把握することができます。また、HbA1cは過去1〜2か月を中心とした平均的な血糖状態を示す指標であり、長期的な血糖コントロールの評価に適しています。これらの指標を組み合わせて総合的に判断することで、より正確な病態評価や診断が可能となります。特に注意が必要なのは、HbA1cが5.6〜6.4%の範囲にある場合や、空腹時血糖値が正常高値から軽度高値を示す場合です。これらは耐糖能異常、いわゆる糖尿病予備群の可能性を示唆しており、放置すると将来的に糖尿病へ進行するリスクが高まります。そのため、早期に精密検査を受け、生活習慣の見直しなど適切な対策を講じることが重要です。
精密検査で何がわかる?血糖値検査の内容と目的

血糖値の精密検査では、健康診断の結果だけでは判断できない詳細な情報を得ることができます。ここでは、代表的な血糖値検査の内容と、それぞれの目的について詳しく解説します。
経口ブドウ糖負荷試験(OGTT):食事後の血糖の上がり方を測定
経口ブドウ糖負荷試験は、糖尿病の診断において最も重要な検査の一つです。この検査では、空腹状態で75gのブドウ糖液を飲み、その後の血糖値の変化を時間ごとに測定します。具体的には、飲む前、30分後、1時間後、2時間後というように採血を繰り返し、血糖値がどのように上昇し、どのように下がっていくかを観察します。健康な人であれば、ブドウ糖を摂取しても血糖値は適度に上昇した後、インスリンの働きによって速やかに正常値に戻ります。しかし、糖尿病や糖尿病予備群の場合は、血糖値が過度に上昇したり、なかなか下がらなかったりします。この検査によって、健康診断では見逃されがちな食後高血糖や境界型糖尿病を発見できるため、早期介入のチャンスを得ることができます。特に空腹時血糖値が正常でも食後に血糖値が急上昇する「隠れ糖尿病」の診断に有効です。
空腹時血糖値測定:朝起きて何も食べていない状態の血糖値
空腹時血糖値は、最低8時間以上絶食した状態で測定する血糖値です。通常は朝食前の採血で測定され、食事の影響を受けていない基礎的な血糖コントロールの状態を評価できます。この値が高い場合、肝臓からのブドウ糖放出が過剰であったり、基礎的なインスリン分泌に問題があったりする可能性があります。正常値は100mg/dL未満とされており、100〜125mg/dLは境界型(糖尿病予備群)、126mg/dL以上が糖尿病型と判定されます。ただし、1回の測定だけで確定診断するのではなく、複数回の測定や他の検査結果と合わせて総合的に判断します。空腹時血糖値は日々の変動もあるため、精密検査では複数回測定することで、より正確な状態把握が可能になります。
HbA1c検査:過去1〜2か月の平均血糖状態を反映
HbA1cは、赤血球のヘモグロビンに糖が結合した割合を示す指標で、過去1〜2ヶ月間の平均的な血糖状態を反映します。血糖値は食事や運動、ストレスなどで日々変動しますが、HbA1cはそうした短期的な変動に影響されず、長期的な血糖コントロールの状態を客観的に評価できる点が大きな特徴です。正常値は5.6%未満で、5.6〜6.4%は糖尿病予備群、6.5%以上で糖尿病が強く疑われます。HbA1c検査は採血のタイミングを選ばず、食事制限も不要なため、受診者の負担が少ない検査です。また、糖尿病と診断された後も、治療効果の判定や血糖コントロールの状態を継続的にモニタリングする指標として重要な役割を果たします。さらに、HbA1cと空腹時血糖値を組み合わせることで、より精度の高い診断が可能になります。
必要に応じて 尿検査・インスリン分泌量・その他合併症リスク評価も実施
血糖値やHbA1cの検査に加えて、状況に応じてさらに詳しい検査が行われることがあります。尿検査では尿中の糖やケトン体、蛋白質の有無を調べ、腎臓への影響や血糖コントロールの状態を確認します。また、インスリン分泌量を測定する検査では、膵臓がどれだけインスリンを分泌できているかを評価し、糖尿病のタイプ(1型か2型か)の判別や、今後の治療方針の決定に役立てます。さらに、糖尿病が疑われる場合や既に診断されている場合には、合併症のリスク評価も重要です。血圧測定、脂質検査(コレステロールや中性脂肪)、腎機能検査、眼底検査などを通じて、心血管疾患、腎症、網膜症といった合併症の早期発見に努めます。これらの検査を総合的に行うことで、一人ひとりの状態に応じた最適な治療計画を立てることができます。
血糖値の精密検査には複数の種類があり、それぞれが異なる視点から糖代謝の状態を評価します。経口ブドウ糖負荷試験で食後の血糖変動を、空腹時血糖値で基礎的な状態を、HbA1cで長期的なコントロール状況を把握し、必要に応じて追加検査を行います。これらを組み合わせることで、健康診断だけでは分からない詳細な情報が得られ、早期発見・早期治療につながります。気になる症状や検査結果がある方は、早めに内科クリニックを受診し、適切な検査を受けることをお勧めします。
健康診断後の血糖値(糖尿病)の精密検査の流れ

健康診断で血糖値の異常を指摘された後、精密検査を受ける際の具体的な流れを理解しておくと、スムーズに受診できます。ここでは、予約から結果説明、治療方針の決定まで、一連の流れを分かりやすく解説します。
予約・受付→問診(生活習慣・既往歴・健診結果を確認)
精密検査を受けるには、まずクリニックに予約を入れることから始まります(特に経口ブドウ糖負荷試験を受ける場合は事前に予約が必要です)。受診当日は、健康診断の結果用紙を持参してください。これにより、医師がどの検査項目に異常があったのかを正確に把握できます。受付後は、最初に問診が行われます。医師や看護師が、自覚症状の有無、家族歴(親や兄弟姉妹に糖尿病の方がいるかどうか)、既往歴、現在服用している薬、生活習慣(食事内容、運動習慣、飲酒や喫煙の有無など)について詳しく確認します。これらの情報は、糖尿病のリスク評価や今後の検査・治療方針を検討するうえで重要な資料となります。また、健康診断の結果についても、各項目がどの程度基準値を超えているかを確認し、追加で必要な検査内容を判断します。なお、問診に要する時間は、通常10〜15分程度です。
採血・検査(空腹時血糖・HbA1c・OGTTなど)
問診の後、実際の検査に移ります。基本的には採血を行い、空腹時血糖値とHbA1cを測定します。採血自体は数分で終わりますが、経口ブドウ糖負荷試験を行う場合は、より時間がかかります。この検査では、まず空腹時の血糖値を測定した後、75gのブドウ糖を溶かした液体を飲み、30分後、1時間後、2時間後というように時間を空けて複数回採血を行います。検査中は院内で待機する必要があり、飲食や喫煙、激しい運動は避けなければなりません。安静にしていることで、正確な血糖値の変動を測定できるからです。なお、待ち時間は読書やスマートフォンの操作など、安静を保てる範囲で過ごすことが可能です。検査の進行や時間管理は医療スタッフが行うため、指示に従って採血を受ければ問題ありません。OGTTを含む検査では、全体でおおよそ2〜3時間程度かかることを想定しておくと安心です。
結果説明→医師による診断・今後の方針の提案
検査結果は、当日中に分かる項目もあれば、数日後に結果が出る項目もあります。HbA1cや空腹時血糖値は当日中に結果が出ることが多く、その場で医師から説明を受けられます。経口ブドウ糖負荷試験の詳細な評価も、当日中に行われるのが一般的です。医師は検査結果をもとに、糖尿病かどうか、糖尿病予備群かどうか、あるいは正常範囲内かを診断します。その際、診断結果だけでなく、各数値の意味や今後考えられる健康リスクについても説明が行われます。また、糖尿病と診断された場合には、病状の進行度や合併症のリスクについてもあわせて評価されます。さらに、糖尿病予備群と判断された場合には、将来的に糖尿病へ進行する可能性や、予防のために必要な生活習慣の改善点などが説明されます。なお、疑問点や不安がある場合は、この時点で遠慮せずに医師へ質問することが大切です。
初回は検査結果に基づき 生活改善アドバイスや治療計画を立てる
診断結果に基づいて、一人ひとりに合わせた治療計画が立てられます。軽度の場合や糖尿病予備群の段階であれば、まずは生活習慣の改善から始めることが多くなります。具体的には、食事内容の見直し(糖質の摂り方、食事のバランス、食べる順番など)、運動習慣の確立(ウォーキングなど無理のない範囲での有酸素運動)、体重管理などが指導されます。血糖値がより高い場合や、生活習慣の改善だけでは不十分と判断された場合には、薬物療法が提案されることもあります。その場合も、薬の種類や効果、副作用について詳しく説明を受け、納得した上で治療を開始します。また、定期的な通院の必要性や、次回の検査時期についても案内があります。糖尿病は継続的な管理が重要な疾患であるため、医師と二人三脚で取り組む姿勢が大切です。
血糖値の精密検査は、予約から結果説明、治療方針の決定まで、一連の流れで進みます。問診で詳しい情報を伝え、必要な検査を受け、その結果に基づいて医師と相談しながら今後の対応を決めていきます。検査の所要時間は、実施する内容によって大きく異なります。空腹時血糖値とHbA1cのみであれば30分〜1時間程度で終わりますが、経口ブドウ糖負荷試験を含む場合は2〜3時間以上かかることもあります。事前に検査内容を確認し、時間に余裕を持って受診することをお勧めします。
精密検査前後の注意点と準備

血糖値の精密検査を正確に行うためには、事前の準備と検査後の対応が重要です。適切な準備をしないと、検査結果に影響が出てしまい、正しい診断ができなくなる可能性があります。ここでは、検査前の注意点、当日の過ごし方、服薬中の方が気をつけるべきこと、そして検査後の対応について解説します。
検査前:前日の飲食内容・アルコール・運動量を控えめに
精密検査の前日は、基本的に普段通りの生活を心がけつつ、いくつかの点に注意することが大切です。飲食については、極端に多量に食べたり、逆に過度な食事制限を行ったりせず、通常の食事量を保つようにしてください。ただし、脂肪分の多い食事や甘味の過剰摂取は、血糖値や脂質関連の検査結果に影響を及ぼす可能性があるため、控えめにすることが望まれます。また、アルコールは検査前日から控えることが一般的に推奨されます。アルコールは肝臓での糖代謝に影響し、血糖値を変動させることがあるためです。さらに、検査前日は激しい運動を避け、体への負荷が大きくならないよう配慮してください。特に、普段あまり運動習慣のない方が急に激しい運動を行うと、血糖値が一時的に変動することがあります。一方で、日常的に運動を行っている方は、完全に運動を中止する必要はなく、軽めの運動にとどめる程度が適切です。十分な睡眠を確保し、体調を整えて検査に臨むことも重要です。
当日は朝食を抜く指示がある場合が多い(医療機関の指示に従う)
精密検査の当日、特に空腹時血糖値や経口ブドウ糖負荷試験を受ける場合は、朝食を抜くように指示されることがほとんどです。空腹時血糖値を正確に測定するためには、最低でも8時間以上の絶食が必要とされています。そのため、前日の夕食後から検査終了まで、食事を摂らないようにします。水やお茶などのカロリーのない飲み物は、少量であれば問題ないとされることが多いですが、これも医療機関によって指示が異なる場合があります。また、牛乳、ジュース、砂糖入りのコーヒーや紅茶などは血糖値に影響を与えるため、摂取を避ける必要があります。さらに、ガムや飴なども糖分を含む場合があるため、控えることが望まれます。検査の予約時には、飲食や服薬に関する具体的な指示を必ず確認し、それに従うことが重要です。不明な点がある場合は、事前に医療機関へ問い合わせて確認しておくと安心です。検査当日の通院に際しては、時間に余裕を持って来院するよう心がけてください。
服薬中の方:お薬手帳を持参し、服薬状況を医師に伝える
現在、何らかの薬を服用している方は、必ずお薬手帳を持参し、医師に服薬状況を伝えてください。特に血糖値に影響を与える可能性のある薬としては、糖尿病治療薬はもちろん、ステロイド薬や利尿薬、一部の降圧薬なども該当します。これらの薬は血糖値の測定結果に影響を与える可能性があるため、医師が正確な評価を行うために情報が必要です。また、検査当日の朝の服薬については、医師の指示に従ってください。一般的には、血圧の薬などは通常通り服用することが多いですが、糖尿病の薬(特にインスリンや血糖降下薬)は、空腹時に服用すると低血糖を起こす危険があるため、検査後に服用するよう指示されることがあります。自己判断で薬を中止したり、服用したりせず、必ず事前に確認することが大切です。なお、サプリメントや漢方薬を服用している場合も、念のため医師に伝えてください。
結果を受け取った後は医師と今後の検査スケジュール・治療計画を必ず共有
検査結果の説明を受けた後は、今後の対応について医師と十分に話し合うことが重要です。糖尿病または糖尿病予備群と診断された場合、検査は一度で完結するものではなく、継続的な管理が必要となります。そのため、次回の検査時期や定期的に確認すべき検査項目、通院の頻度などをあらかじめ明確にしておくことが望まれます。また、生活習慣の改善が求められる場合には、具体的にどのような点に注意すべきか、目標とする数値はどの程度かを確認してください。食事や運動に関して不安や疑問がある場合には、管理栄養士や理学療法士などの専門職に相談できることもあります。さらに、薬物療法が開始される際には、薬の効果や副作用、正しい服用方法について十分に理解し、疑問点があれば遠慮せず質問することが大切です。あわせて、日常生活で注意すべき症状、例えば低血糖の兆候などについても確認しておく必要があります。定期的なフォローアップを通じて、血糖コントロールの状態を継続的に管理していくことが重要です。
まとめ|都賀で血糖値の精密検査を受けたい方へ

健康診断で血糖値やHbA1cの異常を指摘された場合、「まだ症状がないから大丈夫」と放置せず、早めに精密検査を受けることが重要です。精密検査を受けることで、現在の状態が糖尿病なのか糖尿病予備群なのか、あるいは一時的な変動なのかを正確に判断できます。また、血糖値だけでなく、合併症のリスクや今後注意すべき点も明らかになり、具体的な生活習慣改善の方向性が見えてきます。早期に発見し適切に対応すれば、生活習慣の見直しだけで血糖値をコントロールできることも多く、重症化を防ぐことができます。千葉市都賀エリアで血糖値の精密検査や糖尿病診療をお考えの方は、板谷内科クリニックにご相談ください。当院では、初回の精密検査から診察、生活指導、そして定期的なフォローまで一貫して対応しています。経験豊富な医師が一人ひとりの状態に合わせた最適な治療計画を提案し、患者が安心して治療を続けられるようサポートいたします。血糖値のことで不安や疑問がある方は、お気軽にご相談ください。
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厚生労働省が発表した平成28年「国民健康・栄養調査」の結果では、糖尿病が強く疑われる者(糖尿病有病者)、糖尿病の可能性を否定できない者(糖尿病予備群)はいずれも約1,000万人(合わせて約2,000万人)と推計されています。
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【目次】
糖尿病予備群(境界型糖尿病)とは
糖尿病予備群の主な症状
糖尿病予備群と診断された方へ
糖尿病予備群にならないための予防法
【糖尿病予備群にならないための予防法1】運動
【糖尿病予備群にならないための予防法2】食生活の見直し
【糖尿病予備群にならないための予防法3】禁煙
糖尿病予備群の疑いがある方、医師の診断を受けたい方へ
糖尿病予備群(境界型糖尿病)とは
糖尿病予備群(境界型糖尿病)とは、糖尿病と診断されるほどの高血糖ではないものの、血糖値が正常より高い状態にあることを指します。
「HbA1c 6.5%未満」「空腹時血糖が110 mg/dl以上126 mg/dl未満」「75g経口ブドウ糖負荷試験2時間の血糖値が140 mg/dl以上200 mg/dl未満」のいずれかを満たす人が該当します。
糖尿病予備群の主な症状
糖尿病予備群(境界型糖尿病)では、自覚症状がありません。
しかし体内では、既に血糖値を下げるホルモンである「インスリン」が出にくくなったり、効きづらくなったりする変化が起きています。
また糖尿病に特有の合併症である、網膜症、神経障害、腎機能障害も少しずつ進行するとも言われています。
さらに高血圧や脂質異常症なども併発しやすくなり、全体として、血糖値が正常な状態に比べ、動脈硬化の進行は加速されます。
なお、動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞などの重篤な疾患が引き起こされる危険性が高くなります。
糖尿病予備群と診断された方へ
糖尿病予備群の方は、食事、運動、喫煙、飲酒などの生活習慣を見直し、肥満や高血圧、ストレスなどに対する健康管理に取り組むことで、糖尿病へ進行するリスクを減らすことができます。
ですので、糖尿病予備群と診断された方は、まずは生活習慣の見直しから始めてください。
なお上述した通り、糖尿病予備群でも、既に血糖値を下げるホルモンであるインスリンが出にくくなったり、効きづらくなったりする変化が起きています。
また糖尿病に特有の合併症である、網膜症、神経障害、腎機能障害も少しずつ進行するとも言われています。
ですので、糖尿病予備群と診断された方は、絶対に放置してないでください。
糖尿病予備群にならないための予防法
糖尿病予備群では、生活習慣の改善により「糖尿病の発症のリスク」を減らすことができます。
では、具体的には何をすればいいのでしょうか。順番にご紹介していきます。
【糖尿病予備群にならないための予防法1】運動
糖尿病を予防するためには「運動」が効果的です。運動をすることで、ブドウ糖や脂肪酸の利用が促進。インスリンに頼らずに糖分が細胞や筋肉の中に吸収されるようになり、血糖値の低下が期待できます。
また長期的には、インスリン抵抗性を改善させ、血中のブドウ糖の量を良好にコントロールできるようにすることが期待されます。
ですので、糖尿病予備群と診断された方は、できれば毎日、少なくとも週に3~5回は体を動かしてください。
なお、糖尿病を予防するための運動としては「有酸素運動」と「レジスタンス運動」が推奨されております。
<有酸素運動>
有酸素運動とは、筋肉を収縮させる際のエネルギーに、酸素を使う運動のことです。
ジョギングや水泳、エアロビクス、サイクリングといった少量から中程度の負荷をかけて行う運動が代表的です。
有酸素運動は時間をかけて体を動かすため「心肺機能の向上」や「体脂肪の減少」などの効果が期待できます。
<レジスタンス運動>
レジスタンス運動とは、筋肉に負荷をかける動きを繰り返し行う運動です。
スクワットや腕立て伏せ・ダンベル体操など、標的とする筋肉に抵抗をかける動作を繰り返し行う運動をレジスタンス運動と言います(レジスタンス(Resistance)は和訳で「抵抗」を意味します)。
レジスタンス運動は、筋肉量増加・筋力向上・筋持久力向上を促す筋力トレーニングとして高齢者からアスリートまで広く行われています。
【糖尿病予備群にならないための予防法2】食生活の見直し
糖尿病予防の基本は「食生活を見直すこと」です。
食事は、自分の適正エネルギー量を知り、その範囲で栄養バランスを考えてさまざまな食品をまんべんなくとることが大切です。
食事を抜いたり、まとめ食いしたりはせず、朝食、昼食、夕食の3回ゆっくりよく噛んで、腹八分目で食べるよう心掛けてください。
バランスのとれた栄養を1日の必要量のカロリーでとることで、膵臓の負担は軽くなり、膵臓の能力は回復されます。
なお、食事のポイントについては以下をご覧ください。
<ゆっくり食べる>
早食いは食べすぎの原因となるほか、急激な血糖値の上昇を招きます。
食事をする際はひと口入れたら箸を置くクセをつけ、ゆっくり食べることを心掛けてください。
<野菜類から食べる>
早食いは食べすぎの原因となるほか、急激な血糖値の上昇を招きます。
食事をする際はひと口入れたら箸を置くクセをつけ、ゆっくり食べることを心掛けてください。
<アルコールは適量にする>
アルコールには一時的にはインスリンの働きを改善する効果があります。
しかし長期間飲んでいると逆にインスリンの分泌量が低下することがわかっていますので、アルコールは、ほどほどにしてください。
<腹八分目でストップ>
慢性的な食べすぎは、余分なブドウ糖をつくり、糖尿病を発症させる最大の原因となります。
いつもお腹いっぱいに食べないと満足できない人は、注意が必要です。
とくに脂肪分の多い肉類の食べすぎは、カロリーの取りすぎにつながりやすいので、量を控えてください。
<間食をしない>
間食をすると血糖値の高い状態が続き、インスリンを分泌する膵臓に大きな負担がかかります。
また、その状態のままで次の食事をすると、食後高血糖の原因にもなります。糖尿病を予防するためにも間食はできる限り控えてください。
【糖尿病予備群にならないための予防法3】禁煙
喫煙は交感神経を刺激して血糖を上昇させるだけでなく、体内のインスリンの働きを妨げる作用があります。
そのため、たばこを吸うと「糖尿病にかかりやすくなる」といえます。
日本人を対象とした研究データによると、喫煙者は非喫煙者と比べ糖尿病を発症するリスクが38%高くなると言われています。
ですので、糖尿病予備群の方は喫煙を控えてください。
糖尿病予備群の疑いがある方、医師の診断を受けたい方へ
糖尿病予備群の方は、自覚症状がありません。
そのため健康診断や、ほかの病気の検査をしている時に偶然見つかるということも多々あります。
健康診断で糖尿病の可能性を指摘された方はもちろん、日常生活の乱れを自覚していて、「糖尿病の症状かもしれない…」と気づかれた方は、早めに受診することをお勧めします。
糖尿病にお心当たりのある方、あるいは検診などで血糖値に異常を指摘された方などいらっしゃいましたら、まずお気軽にご相談ください。
また糖尿病予備群の方の“適切な対策”を知りたい方も、いつでもご相談ください。
当日の順番予約はこちらから
2023.01.21
糖尿病治療法の一つ、インスリン療法を解説
糖尿病・代謝内科に関する記事です。
この記事では、糖尿病の代表的な治療法である「インスリン療法」について解説していきます。
後半部分では「インスリン療法のメリット・デメリット」について解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box {
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【目次】
インスリンとは何か
インスリン療法とは
インスリン療法のしくみ
インスリン注射を行う前に血糖自己測定
インスリン療法の具体的な手法
インスリン療法のメリット
インスリン療法のデメリット
インスリン注射はほとんど痛くありません
インスリン療法は早期に始めることが効果的です
インスリン療法についてご相談したい方はいつでもご相談下さい
インスリンとは何か
インスリンとは、膵臓から分泌されるホルモンの一種です。
糖の代謝を調節し、血糖値を一定に保つ働きを持っております。
なお、インスリンの働きが悪くなったり分泌される量が少なくなったりすることで、血糖値が高い状態が続いてしまうのが「糖尿病」です。
糖尿病について詳しく知りたい方は「糖尿病情報センター」をご覧ください。
インスリン療法とは
インスリン療法とは、患者さん自身がインスリン製剤を継続的に投与して血糖をコントロールする治療法のことです。
インスリン製剤を投与する方法として、「頻回インスリン注射療法」と「持続皮下インスリン注入療法」があります。
頻回インスリン注射療法は、一般的にペン型の注射器を用いて1日に数回インスリン注射を行う方法です。お腹、太もも、上腕、お尻に注射することが推奨されています(これらの部位を少しずつ、ずらしながら注射します)。
一方、持続皮下インスリン注入療法は、携帯型のインスリンポンプを使用して皮下に留置した挿入した「カニューレ」からインスリンを持続的に注入する方法です。
インスリンの注入量や注入速度を細かく調整できるため、頻回インスリン注射療法で血糖コントロールが困難な人や低血糖を頻発する人、食事や勤務時間が不規則な人、妊娠中あるいは妊娠の予定がある人などに向いています。
なお、インスリン療法については「インスリンとは?特徴・種類・注意点」でも同様のことを伝えています。
インスリン療法のしくみ
インスリンの自己注射を行うのは「1型糖尿病」の方、または「2型糖尿病」のうち内服治療が難しい方です。
不足したインスリンを注射で補うことで、健康な人のインスリン分泌に近づけます。
なおインスリンの自己注射では、効果が長時間持続するインスリン製剤を1日に1,2回と、即効性のあるものを毎食前に打つなどして、この2つの分泌を再現します(どのインスリン製剤を使うか、どのタイミングで注射するかは体格や生活様式などに合わせて調整します)。
インスリン注射を行う前に血糖自己測定
インスリン注射を行う前に、自分で血糖値を測定する「血糖自己測定」を行うことがあります。
なぜなら日々の血糖値を記録することで、血糖コントロールを良好に行えるからです。
また直前に測定することで、「血糖値が低いにも関わらず自己注射を行い、さらに低血糖になる」といったことを防ぐことができます。
血糖自己測定の方法は以下の通りです。
⑴ 血糖測定器、測定用チップ、消毒用アルコール綿、穿刺器、穿刺針、自己管理ノート、針捨て容器を準備し、手を洗ってください。
⑵ 血糖測定器に測定用チップを、穿刺器に針をセットします。
⑶ 指先などを消毒します。そして針を消毒した場所に押し当て、穿刺器のボタンを押して針を刺してください。
⑷ 血液を測定用チップに染み込ませて、血糖値を測定します。
⑸ 残った血液を拭き取り、血糖値を自己管理ノートに記録してください。
インスリン療法の具体的な手法
インスリン注射の具体的な方法は以下の通りです。
⑴ 注入器、製剤カートリッジ、消毒綿など必要な物品を準備します。インスリン製剤が混濁している場合は均一になるようにカートリッジを振ってください。
⑵ インスリン製剤に注射針をセットします(針が曲がらないように真っすぐ刺してください)。
⑶ インスリン製剤の空打ちをして針先まで薬液を満たします。
⑷ ダイヤルを回転させて注射する単位数を医師の指示した値にセットしてください。
⑸ 注射する部位を消毒します。そして皮膚を軽くつまんで直角に注射針を刺してください。
⑹ ダイヤルが0になるまで、しっかりと薬液を注入します。そして10秒程度数え、注入ボタンを押したままで針を抜きます。
⑺ 針はキャップをかぶせてから取り外します。なお、針は1回きりの使用になりますので、ご注意ください。
※インスリン注射をする場所はお腹、太もも、おしり、腕です。
それぞれ薬の吸収速度が異なるため、注射部位を医師から指示される場合があります。
また、同じところに針を刺し続けると皮膚が硬くなり、痛みの原因になったり、薬の効きが悪くなります。
ですので毎回2〜3cmずらすようにしてください。
「糖尿病のインスリン注射器の使い方と副作用の対処法」でも同様のことを伝えています。
インスリン療法のメリット
インスリンを体外から補充することによって、無理にインスリンを出そうとする膵臓の働きすぎを防ぎ、疲れた膵臓を一時的に休めることができます。
インスリン治療によって膵臓の働きが回復したら、インスリン注射の回数を減らせたり、経口血糖降下薬だけの治療に戻せる可能性があります(インスリン療法により、膵臓のインスリン分泌機能が回復することもあります)。
インスリン療法のデメリット
残念ながら、インスリンには副作用があります。インスリン療法における主な副作用は、「低血糖症状」です。インスリンには、血糖値を下げ、良好な血糖コントロールが期待できる分、その裏返しで「低血糖症状」という副作用があります。
低血糖症状は、インスリン療法に限らず、糖尿病の治療に用いられる飲み薬全般でも起こりうる副作用です。
そのため、低血糖症状に対する適切な処置方法を把握し、血糖の自己測定などで自身を管理することが大切になってきます。
インスリン療法における副作用について詳しく知りたい方は「糖尿病ネットワーク」をご覧ください。
インスリン注射はほとんど痛くありません
インスリン注射は予防接種や採血などでイメージする注射とは異なり、痛みはそれほどありません。
なぜならインスリン注射で使う専用の注射針は、採血用の注射針とは違い、痛みが少なくなるようデザインされているからです(採血で使う注射針の3分の1ぐらいの細さで針の先も特殊なカットがしてあり、痛みが少ないように工夫されています)。
インスリン療法は早期に始めることが効果的です
上述した通り、インスリンを体外から補充することによって、無理にインスリンを出そうとする膵臓の働きすぎを防ぎ、疲れた膵臓を一時的に休めることができます。
そのため、インスリン療法は早期に始めることが効果的です。近年では、高血糖毒性をとり除くために、早期からインスリン注射薬を使ったり、また比較的軽症の糖尿病にもインスリン注射薬を用いる場合があります。
ですので、主治医にインスリン療法を勧められたら積極的に受け入れるようにしてください。
日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会が発表した「糖尿病標準診療マニュアル」でも、いくつかの経口薬を併用しても血糖コントロールが改善せず,HbA1c 9%以上が持続するなら、インスリン療法を積極的に始める必要があると伝えています。
インスリン療法についてご相談したい方はいつでもご相談下さい
糖尿病になっても、初期段階では自覚症状がありません。
そのため健康診断や、ほかの病気の検査をしている時に偶然見つかるということも多々あります。健康診断で糖尿病の可能性を指摘された方はもちろん、日常生活の乱れを自覚していて、「糖尿病の症状かもしれない…」と気づかれた方は、早めに受診することをお勧めします。
糖尿病にお心当たりのある方、あるいは検診などで血糖値に異常を指摘された方などいらっしゃいましたら、まずお気軽にご相談ください。
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2023.01.21
糖尿病と高血圧の関係
糖尿病・代謝内科に関する記事です。
糖尿病患者さんにおける「高血圧」の頻度は非糖尿病者に比べて約2倍高く、高血圧患者さんにおいても糖尿病の合併頻度は2~3倍高いと報告されています。
この記事では、糖尿病患者さんに向けて「糖尿病と高血圧の関係」を解説していきます。後半部分では「糖尿病と高血圧の予防」について解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
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【目次】
糖尿病の方がなぜ高血圧になりやすいのか
【糖尿病と高血圧の関係1】高血糖で循環血液量が増えるからです
【糖尿病と高血圧の関係2】肥満
【糖尿病と高血圧の関係3】インスリン抵抗性があるからです
糖尿病の血圧値について
糖尿病と高血圧予防
【糖尿病と高血圧予防】食生活の改善
糖尿病と高血圧予防|食事のポイント
【糖尿病と高血圧予防】運動
糖尿病と高血圧予防|運動の頻度について
糖尿病の方がなぜ高血圧になりやすいのか
糖尿病患者さんは「高血圧になりやすい」といわれています。なぜ糖尿病の方は高血圧になりやすいのでしょうか。糖尿病患者さんが高血圧になりやすいのには、以下の理由があげられます。
【糖尿病と高血圧の関係1】高血糖で循環血液量が増えるからです
血糖値が高い状態では、血液の浸透圧が高くなっています。そのため、水分が細胞内から細胞外に出てきたり、腎臓からの水分の吸収が増えたりして、体液・血液量が増加し、血圧が上昇します。
【糖尿病と高血圧の関係2】肥満
2型糖尿病患者さんには肥満が多いのが特徴です。肥満になると交感神経が緊張し、血圧を上げるホルモンが多く分泌されるため、高血圧になります。このようなことから、糖尿病患者さんは高血圧になりやすいと考えられています。
【糖尿病と高血圧の関係3】インスリン抵抗性があるからです
インスリン抵抗性とは、インスリンの作用を受ける細胞の感受性が低下している状態です。インスリン抵抗性は、インスリンが効きにくくなったのを補うためにインスリンが多量に分泌され「高インスリン血症」を招きます(インスリン抵抗性自体が糖尿病の原因にもなります)。高インスリン血症では、交感神経の緊張、腎臓でナトリウムが排泄されにくい、血管壁を構成している細胞の成長が促進されるといった現象が起きて、血管が広がりにくくなり、血液量も増え、血圧が高くなるのです。
<高血圧とは?>
高血圧とは、運動したときなどの一時的な血圧上昇とは違い、安静時でも慢性的に血圧が高い状態が続いていることを指します。具体的には「収縮期血圧が140mmHg以上」「拡張期血圧が90mmHg以上」の場合をいい、どちらか一方でもこの値を超えていると高血圧と診断されます。高血圧は自覚症状がほとんどありません。しかし放置してしまうと心疾患や脳卒中など生命を脅かす病気につながるため「サイレント・キラー」といわれています。高血圧が引き起こす合併症について知りたい方は「高血圧の症状にお困りの患者の方へ」をご覧ください。
糖尿病の血圧値について
日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2014」では、糖尿病患者さんの降圧目標を、130/80mmHg未満としています。ただし、高齢者では厳しい血圧コントロールは、ふらつきや起立性低血圧などの原因となる可能性があるため、やや高めに設定されています。高齢者では、それぞれの患者さんの病気の状態に合わせて慎重に血圧コントロールをしていきます。詳しくは「高血圧治療ガイドライン2014」に記載していますので、ご興味のある方はご覧ください。
糖尿病と高血圧予防
糖尿病と高血圧予防に有効な対策は「食生活の改善」と「運動」です。順番にご説明していきますね。
【糖尿病と高血圧予防】食生活の改善
食事は、自分の適正エネルギー量を知り、その範囲で栄養バランスを考えてさまざまな食品をまんべんなくとることが大切です。食事を抜いたり、まとめ食いしたりはせず、朝食、昼食、夕食の3回ゆっくりよく噛んで、腹八分目で食べるよう心掛けてください。バランスのとれた栄養を1日の必要量のカロリーでとることで、すい臓の負担は軽くなり、すい臓の能力は回復されます。
糖尿病と高血圧予防|食事のポイント
糖尿病と高血圧を予防するためには「食べ方」も大切です。食事する際は以下のポイントに注意してください。
<糖尿病と高血圧予防|食事のポイント1>野菜類から食べる
野菜類から先に食べることで食後の血糖値の上昇が緩やかになります。また、野菜や豆類などで少しお腹をふくらませておくと、肉類やご飯の量を減らすこともできます。ですので、食事をする際は、野菜類から食べるようにしてください。
<糖尿病と高血圧予防|食事のポイント2>ゆっくり食べる
早食いは食べすぎの原因となるほか、急激な血糖値の上昇を招きます。食事をする際はひと口入れたら箸を置くクセをつけ、ゆっくり食べることを心掛けてください。
<糖尿病と高血圧予防|食事のポイント3>規則正しく3食を食べる
1日に2食や、間隔の空き過ぎた食事の取り方はよくありません。食事を抜いたり、まとめ食いしたりはせず、規則正しく「3食」を食べることを心掛けてください。
<糖尿病と高血圧予防|食事のポイント4>腹八分目
慢性的な食べすぎは、余分なブドウ糖をつくり、糖尿病を発症させる最大の原因となります。いつもお腹いっぱいに食べないと満足できない人は、注意が必要です。とくに脂肪分の多い肉類の食べすぎは、カロリーの取りすぎにつながりやすいので、量を控えてください。
【糖尿病と高血圧予防】運動
運動をすることで、ブドウ糖や脂肪酸の利用が促進され、インスリンに頼らずに糖分が細胞や筋肉の中に吸収されるようになり、血糖値の低下が期待できます。また、長期的には、インスリン抵抗性を改善させ、血中のブドウ糖の量を良好にコントロールできるようにすることが期待されます。なお、おすすめの運動は「有酸素運動」と「レジスタンス運動」です。それぞれの運動については下記をご覧ください。
<糖尿病と高血圧予防|おすすめの運動1>有酸素運動
有酸素運動とは、筋肉を収縮させる際のエネルギーに、酸素を使う運動のことです。ジョギングや水泳、エアロビクス、サイクリングといった少量から中程度の負荷をかけて行う運動が代表的です。有酸素運動は時間をかけて体を動かすため「心肺機能の向上」や「体脂肪の減少」などの効果が期待できます。
<糖尿病と高血圧予防|おすすめの運動2>レジスタンス運動
レジスタンス運動とは、筋肉に負荷をかける動きを繰り返し行う運動です。スクワットや腕立て伏せ・ダンベル体操など、標的とする筋肉に抵抗をかける動作を繰り返し行う運動をレジスタンス運動と言います(レジスタンス(Resistance)は和訳で「抵抗」を意味します)。レジスタンス運動は、筋肉量増加・筋力向上・筋持久力向上を促す筋力トレーニングとして高齢者からアスリートまで広く行われています。
糖尿病と高血圧予防|運動の頻度について
運動の頻度は「できれば毎日」少なくとも週に3~5回行うのが良いといわれています。しかし、普段から運動に親しんでいない方(または高齢の方)などでは、急激な運動はかえって体の負担となり、思いがけない事故を引き起こしてしまうこともあります。ですので、無理のない範囲で行なってください。運動は定期的に長く続けられることが秘訣です。自然の中で風景を堪能しながらの「ウォーキング」や楽しく続けられる「スポーツ」など、自分にあった運動の方法を探してみてくださいね。
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2022.10.05
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