板谷内科クリニックブログ

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エリスについての記事一覧

内科

新型コロナウイルス「エリス」(EG5株)についての最新情報と影響

内科に関する記事です。
この記事では、新型コロナウイルスの変異株「EG.5(通称エリス)」について解説していきます。後半部分では、「エリスの最新情報」をご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。 【目次】 「エリス」とは何か? エリスの特徴・従来のコロナとの違い エリスの症状について エリスの感染力について エリス(EG.5株)のワクチンについて エリスの最新情報について 当院でも新型コロナウイルスの予防接種が可能です   「エリス」とは何か? EG.5(通称エリス)とは、新型コロナウイルスの新変異株です。エリスは、オミクロン株の派生株「XBB株」から、さらに枝分かれした株の一つになります。エリスは、これまでに中国、アメリカ、韓国、日本、カナダ、オーストラリア、シンガポール、イギリス、フランス、ポルトガル、スペインなど51カ国で感染が報告されています。したがって、世界保健機関(WHO)は、感染者数が増えている新型コロナウイルスの変異株「EG.5」を「注目すべき変異株(VOI)」に指定し、各国にモニタリングを呼びかけております。詳しくは「国立感染症研究所の発表データ」をご覧ください。   エリスの特徴・従来のコロナとの違い 世界保健機関(WHO)は、エリスが他の「注目すべき変異株(VOI)」と比べて重症化するという示唆はなく、リスクも同程度だと正式に述べています。ただし、注目すべき変異株に指定するということは、感染力や「重症化率」が他の変異株より高い可能性があるため、警戒が必要なことを意味しています。したがって、十分注意しなくてはなりません。「公益社団法人日本WHO協会」でも同様のことを伝えています。   エリスの症状について 新型コロナウイルスの変異株「エリス」の主な症状は、以下の通りです。 ・発熱 ・継続的なせき ・味覚・嗅覚の変化 ・倦怠感 ・鼻水 ・のどの痛み ※エリスの症状は、これまでのコロナと似たような症状となっています。ただし、初感染の方やワクチン未接種の方は、症状が重く、高熱、強い喉の痛み、咳、頭痛、関節痛、筋肉痛がでます。また、嘔吐、下痢などの消化器症状がでる方もいますので、注意が必要です。   エリスの感染力について エリスは、他の変異株よりも感染力が高いことが示唆されています。米疾病対策センター(CDC)の推計に基づくと、現在の新型コロナウイルス感染者に占めるEG.5感染者の割合は約17%となっており、米国内の派生型としては最も感染者が多いと伝えています(2023年8月地点) 。なお、東京都保険医療局が報告した病原体サーベイランス(ゲノム解析)では、9/18~9/24の期間におけるEG.5感染者の割合は44.0%、9/25~10/1の期間におけるEG.5感染者の割合は47.5%と発表しております。詳しくは「東京都保険医療局:最新のモニタリング項目の分析について」をご覧ください。   エリス(EG.5株)のワクチンについて 現在、オミクロン株の派生型「XBB・1・5」に対応したワクチン接種を実施しております。このワクチンは、感染の主流になっているXBB系統の『EG.5(エリス)』にも効果があると言われております。そのため、東京都の保健医療局では、市民に対して「ワクチン接種の検討をしてください」と呼びかけています。   エリスの最新情報について 2023年10月20日現在、オミクロン株から派生した新たな変異株EG.5(通称エリス)が流行しています。静岡県が県内の新型コロナ感染者の変異株の比率を調べた結果、「感染力が強い」とされるEG.5(通称エリス)は35%で、2週間前の前回調査に比べ11ポイント増加しております。また、9月に県所管地域(静岡市・浜松市以外)で確認されたXBB系統139人のうち、EG.5系統は49人(35.3%)となっており、2週間前の調査の23.9%に比べて11.4ポイント増加しています。新型コロナウイルスに関する最新情報をお探しの方は、「新型コロナと感染症・医療情報」や「新型コロナウイルス感染症対策」や「厚生労働省のホームページ」をご覧ください。   当院でも新型コロナウイルスの予防接種が可能です 当院では、新型コロナワクチンの接種を実施しております。当院の接種対象者は、「12歳以上かつ前回接種から3ヵ月以上経過されている方」、「接種当日に接種券を持参できる方」となっております。接種費用は無料となっておりますので、新型コロナワクチンの接種をしたい方は、「新型コロナワクチン接種予約」からご予約ください。

2023.10.20