板谷内科クリニックブログ

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糖尿病・代謝内科の男性についての記事一覧

糖尿病・代謝内科

男性に多い糖尿病の症状とは?見逃しやすいサインと早期受診のポイントを医師が解説

糖尿病・代謝内科に関する記事です。
「疲れが取れない…」「夜中に何度もトイレに起きる…」といった変化を、年齢や仕事の疲れだと考えてしまう男性は少なくありません。実はこうした症状は糖尿病の初期段階で現れるサインである可能性があります。男性は女性と比べて医療機関を受診するタイミングが遅くなる傾向があり、その結果、糖尿病の発見が遅れてしまうことが少なくありません。したがって症状を自己判断して、放置することは絶対に避けてください。また、症状に気づいた時点で、すでに病状が進行しているケースも見られますので注意してください。この記事では、男性に多く見られる糖尿病の症状、見落としやすいサイン、そして受診を検討すべきタイミングについて詳しく解説します。心当たりのある方は、ぜひ参考にしてください。 .cv_box { text-align: center; } .cv_box a{ text-decoration: none !important; color: #fff !important; width: 100%; max-width: 400px; padding: 10px 30px; border-radius: 35px; border: 2px solid #fff; background-color: #ffb800; box-shadow: 0 0 10pxrgb(0 0 0 / 10%); position: relative; text-align: center; font-size: 18px; letter-spacing: 0.05em; line-height: 1.3; margin: 0 auto 40px; text-decoration: none; } .cv_box a:after { content: ""; position: absolute; top: 52%; -webkit-transform: translateY(-50%); transform: translateY(-50%); right: 10px; background-image: url("https://itaya-naika.co.jp/static/user/images/common/icon_link_w.svg"); width: 15px; height: 15px; background-size: contain; display: inline-block; } 当日の順番予約はこちらから 【目次】 糖尿病の症状の全体像 男性に特に現れやすい・見落とされやすい糖尿病の症状 男性の糖尿病発見が遅れる3つの理由 放置した場合のリスク|合併症 こんな症状があれば早めに受診を|チェックリスト まとめ   糖尿病の症状の全体像 糖尿病、特に2型糖尿病は、初期段階では自覚症状がほとんどないまま進行することが多い病気です。20代や30代では「自分はまだ大丈夫」と思い込みやすく、40代になっても定期的なチェックを後回しにしてしまう方も少なくありません。そのため、症状を感じてから受診した時点で、すでに数年にわたり高血糖状態が続いていたケースも珍しくありません。自覚症状がないからといって、血糖値に問題がないとは言えませんので、注意してください。なお、代表的な症状として、まず喉の渇きが強くなり、水分を多く摂るようになる口の渇き・多飲が挙げられます。また、それに伴って尿の回数や量が増える多尿・頻尿も特徴的なサインです。さらに、食事量が変わらないにもかかわらず体重が落ちていく体重減少、そして十分に休んでも疲れが取れない疲れやすさも、糖尿病に多く見られる症状です。これらは単独で現れることもあれば、複数が同時に現れることもありますので、心当たりがある方は注意して見てください。糖尿病の初期症状については「糖尿病の初期症状が出た方はいつでも当院にご相談ください」でより詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。   男性に特に現れやすい・見落とされやすい糖尿病の症状 男性は糖尿病の症状を「年齢」や「疲れ」のせいと捉え、見過ごしてしまう傾向があります。ここでは、男性に特に現れやすく、見落とされやすい糖尿病の症状について解説します。 強い疲労感・体力低下 糖尿病になると、インスリンが十分に働かず、細胞にエネルギーが行き渡らない状態になります。その結果、慢性的なだるさや倦怠感が続くようになります。この症状は仕事の疲れや睡眠不足と混同されやすく、受診のきっかけになりにくい点が問題です。20代や30代では多少の疲れも気力で乗り切れるため気づきにくく、40代になって「以前より疲れやすくなった」「集中力が続かない」と感じても、年齢のせいだと判断してしまう男性は少なくありません。なお、十分に休んでも回復しない疲労感は、単なる体力の低下ではなく、体内で血糖がうまく利用できていないサインかもしれません。心当たりがある場合は、自己判断で済ませず、一度血糖値をチェックしてください。 頻尿・夜間のトイレ 血糖値が高い状態が続くと、浸透圧利尿という仕組みによって尿量や排尿回数が増えます。これが、糖尿病に多く見られる頻尿の原因です。ただし、頻尿は前立腺肥大や膀胱炎でも起こるため、混同されやすい症状でもあります。糖尿病による頻尿は、1回あたりの尿量が多く、尿の色が薄いという特徴があるため、見分ける際の参考にしてください。また、夜中に何度も尿意で起きる場合は、単なる老化現象ではなく、糖尿病の可能性として意識することが大切です。40代以降に夜間のトイレが増えたと感じる方は、一度検査でチェックしてみることをおすすめします。 性機能の低下(ED:勃起不全) 糖尿病による高血糖状態が続くと、末梢神経や血管に障害が起こり、陰茎への血流が低下します。これがEDを引き起こす原因の一つです。EDは、糖尿病の比較的早期から現れる症状であるにもかかわらず、本人が「年齢のせい」や「ストレス」と捉えてしまい、見逃されやすいサインでもあります。30代や40代でEDを自覚しても、糖尿病と結びつけて考える方は多くありません。なお、EDの背景に血糖値の異常が隠れている可能性は十分に考えられます。そのため、EDを自覚している場合は、それをきっかけに血糖値をチェックすることを強くおすすめします。早期に気づくことで、適切な対策につなげることができます。 筋肉量の減少・体力の低下 インスリンが不足すると、体はエネルギー源として筋肉を分解するようになります。これを糖新生の亢進と呼びます。その結果、食欲は変わらないにもかかわらず、筋肉量が落ち、体重が減っていくという変化が現れることがあります。一見、健康的な体重減少に見えるため、本人が異変に気づきにくい点も特徴です。さらに、男性はこうした筋力低下を「加齢によるもの」と片付けてしまいやすい傾向があります。20代や30代で鍛えていた体が、40代になって急に締まりがなくなったと感じる場合、それは年齢だけが原因とは限りません。急激な筋肉量の減少は、糖尿病が進行しているサインである可能性があるため、注意してください。 傷の治りが遅い・皮膚トラブルの繰り返し 高血糖の状態が続くと、免疫機能が低下し、血流も悪くなります。その結果、皮膚にできた傷や水虫、毛包炎などが治りにくくなります。特に、男性に多く見られる水虫(足白癬)は、糖尿病があると重症化しやすい点に注意が必要です。一度治っても繰り返し再発する場合や、なかなか完治しない場合は、単なる皮膚の問題ではなく、糖尿病が関係している可能性を考えてください。小さな傷でも治りが遅いと感じたら、皮膚科だけでなく、血糖値の検査もチェックしてみることをおすすめします。 男性に現れやすい糖尿病の症状は、疲労感や頻尿、ED、筋肉量の減少、皮膚トラブルなど多岐にわたります。いずれも「年齢」や「疲れ」として片付けられやすく、見落とされやすい点が共通しています。なお、これらの症状の背景には、糖尿病による高血糖状態が隠れている可能性があります。一つでも心当たりがある場合は、放置せずに医療機関で血糖値をチェックしてください。早期に気づくことが、症状の悪化を防ぐ第一歩になります。   男性の糖尿病発見が遅れる3つの理由 糖尿病を早期に発見できれば、それだけ対策の選択肢も広がります。しかし、男性の場合、発見が遅れてしまう傾向があります。ここでは、男性の糖尿病発見が遅れる3つの理由について解説します。 症状を「仕事疲れ・加齢」と自己解釈しやすい 糖尿病の初期症状である疲労感や倦怠感は、仕事の忙しさや年齢による体力の変化と非常に似ています。そのため、男性は症状を感じても「仕事疲れだろう」「もう若くないから」と自己解釈し、受診に結びつけない傾向があります。特に、20代や30代では多少の不調があっても気力で乗り切れてしまうため、症状そのものに気づきにくい時期でもあります。そして40代になり、疲れやだるさを実感するようになっても、「もうそういう年齢だから」と片付けてしまう男性は少なくありません。この自己解釈の積み重ねが、結果として糖尿病の発見を遅らせる大きな要因になります。実際には、糖尿病による疲労には特有のサインがあり、単なる疲れとは区別できる場合があります。疲労感が糖尿病のサインかどうかについては、「疲れやすいのは糖尿病のサイン?疲労と血糖値の関係・見分け方を医師が解説」でより詳しく解説していますので、気になる方はあわせて確認してください。 男性は定期的な医療機関への受診を避ける傾向(職場健診だけで満足しがち) 男性は女性に比べて、体調に変化があってもすぐに医療機関を受診しない傾向があります。多くの場合、年に一度の職場健診を受けていれば十分だと考えてしまいます。ただ、職場健診の血糖検査だけでは、糖尿病の初期段階を必ずしも捉えられるとは限りません。検査のタイミングや項目によっては、異常が見つかりにくいケースもあります。20代や30代のうちは健診結果に大きな異常が出にくいため、油断してしまう方も多くいます。また、健診結果に多少の指摘があっても、「経過観察」のまま再検査や精密検査を受けずに放置してしまう男性も少なくありません。その結果、40代以降になって初めて自覚症状が表面化し、次の健診まで発見の機会が持ち越されることで、進行に気づくまでの時間が長くなってしまいます。年に一度の健診だけに頼らず、気になる変化があればその都度チェックする姿勢が大切です。 体型が標準〜痩せ型でも糖尿病になるという認識が低い 糖尿病というと、肥満体型の人がかかる病気というイメージを持っている方が多くいます。そのため、標準体型や痩せ型の男性は、自分は糖尿病とは無縁だと思い込みやすい傾向があります。しかし、実際には体型に関わらず糖尿病を発症するケースは少なくありません。特に、筋肉量が少なく内臓脂肪が多いタイプの体型では、見た目が痩せていても血糖値が高くなることがあります。20代や30代でこうした体型だった方が、40代になって代謝が落ち、さらに血糖値が上がりやすくなることも珍しくありません。このような認識のずれにより、症状が出ていても糖尿病を疑わず、受診が後回しになってしまいます。体型だけで安心せず、症状や検査結果にも目を向け、定期的にチェックすることが大切です。 症状を自己解釈で片付けてしまうこと、定期受診を避けて職場健診だけに頼ること、そして体型による思い込みがあること。この3つが重なると、糖尿病の発見が数年単位で遅れる可能性があります。いずれも一つひとつは小さな油断に見えますが、積み重なることで進行に気づかないまま時間が過ぎてしまいます。心当たりがある方は、健診結果や体の変化を見直し、早めに医療機関を受診してください。   放置した場合のリスク|合併症 糖尿病を放置すると、三大合併症と呼ばれる神経障害・網膜症・腎症が進行し、日常生活への影響が大きくなっていきます。まず、神経障害が進行すると、手足のしびれや痛み、さらには感覚が鈍くなる症状が現れます。男性の場合、この神経障害がEDの悪化に直結することも少なくありません。また、感覚が鈍くなることで、足の傷や火傷に気づきにくくなる点にも注意が必要です。次に、腎症が進行すると、腎臓の機能が徐々に低下し、末期になると透析治療が必要になる可能性があります。実際、日本における透析が必要になる原因疾患の第1位は、糖尿病性腎症です。一度透析が必要な状態になると、生活の自由度は大きく制限されてしまいます。さらに、糖尿病は血管にもダメージを与えるため、心筋梗塞や脳卒中のリスクが非糖尿病者と比べて2〜4倍高くなることもわかっています。これらは命に直結する病気であるため、決して軽視できません。20代や30代のうちは自覚症状がなくても、40代以降にこれらの合併症が表面化するケースも珍しくありません。定期的なチェックを怠らず、早期の対策を心がけてください。   こんな症状があれば早めに受診を|チェックリスト これまで紹介してきた症状を踏まえ、以下の項目に当てはまるものがないか、チェックしてみてください。 ・口が渇く・水分を大量に飲むようになった ・夜中にトイレに起きる回数が増えた ・原因不明の体重・筋肉の減少がある ・疲れやすい・集中力の低下が続いている ・勃起不全(ED)が気になる ・傷の治りが遅い・皮膚トラブルが繰り返す ・家族に糖尿病を指摘された人がいる ・健康診断で血糖値・HbA1cの異常を指摘されたことがある これらの項目のうち、1つでも当てはまる場合は、放置せずに早めに内科を受診し、血液検査を受けることをおすすめします。複数の項目に心当たりがある場合は、なおさら注意が必要です。20代や30代では、自覚症状が乏しいため、チェックリストに当てはまっても見過ごしてしまうことがあります。そのため、放置せずに、早めの対応を心がけてください。なお、こうした小さな変化の積み重ねが、40代以降の合併症につながっていく可能性があります。また、健康診断で異常を指摘された経験がある場合は、「経過観察」のままにせず、再検査や精密検査を受けることが大切です。症状がなくても、定期的にチェックする習慣を持つことが、早期発見の第一歩になります。心当たりのある方は、この機会に一度、医療機関での血液検査を検討してください。   まとめ 男性の糖尿病は、疲れやすさやED、頻尿、筋肉の減少といった、日常生活に溶け込んだ症状から現れることが多く、発見が遅れやすいという特徴があります。これらの症状を「年齢のせい」「仕事の疲れ」と自己判断してしまうことが、発見を遅らせる大きな要因になっています。なお、この自己判断のまま放置を続けると、神経障害や腎症、さらには心筋梗塞や脳卒中といった心血管疾患のリスクも高まっていきます。逆に、自覚症状が軽いうちに対処できれば、その後の生活への影響を抑えられる可能性が高くなります。20代や30代では症状を実感しにくく、40代になってから不調を感じ始める方も少なくありません。だからこそ、年代を問わず、定期的にチェックする習慣を持つことが大切です。千葉市都賀周辺にお住まいで、今回ご紹介したような症状に心当たりがある方は、当院にて血液検査や診察、生活指導を行っておりますので、ぜひご検討ください。一人で悩まず、お気軽にご相談ください。 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2026.08.26