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糖尿病・代謝内科の慢性合併症についての記事一覧
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都賀で糖尿病の慢性合併症にお悩みの方へ
糖尿病・代謝内科に関する記事です。
糖尿病は血糖値が高くなる病気です。
血糖値が高い状態が長く続くと、血管が傷ついて、将来的に心臓病や、失明、腎不全といった、糖尿病の慢性合併症が起きてしまいます。
この記事では、糖尿病の慢性合併症について解説していきます。後半部分では「糖尿病の慢性合併症の予防策」や「糖尿病を放置するリスク」について解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。 .cv_box {
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【目次】
糖尿病の慢性合併症とは
慢性合併症に分類される病気について
【糖尿病の慢性合併症】細小血管症
【糖尿病の慢性合併症】大血管症
糖尿病の慢性合併症の予防策
糖尿病を放置するリスク
不安な方はいつでもご相談ください
糖尿病の慢性合併症とは
糖尿病は血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)が高くなる病気です。長い間、血糖値を高いままにしておくと、全身の血管がもろく、そして詰まりやすくなります。そのため血液が適切に供給されなくなり、全身の様々な臓器に障害が起こります。これを糖尿病の慢性合併症と呼んでいます。なお、糖尿病の合併症には急性と慢性があります。急性と慢性の違いについては「糖尿病情報センターのホームページ」をご覧ください。
慢性合併症に分類される病気について
糖尿病の慢性合併症には、大きく分けると細い血管にみられる合併症(細小血管症)と、太い血管にみられる合併症(大血管症)の2つがあります。
【糖尿病の慢性合併症】細小血管障害
糖尿病に特有な合併症として、細い血管が傷つけられて生じる細小血管障害があります。細小血管障害は、眼の網膜に障害が起こる「がん症」、腎臓の機能が低下する「腎症」、主に足の感覚に関わる“末梢神経”や内臓などの働きに関わる“自律神経”に障害が起こる「糖尿病神経障害」の3つです。
<がん症>
がん症とは、糖尿病が原因で目の中の網膜という組織が障害を受け、視力が低下する病気です。網膜とは、目の中に入ってきた光を刺激として受け取り、脳への視神経に伝達する組織で、カメラでいうとフィルムの働きをしています。網膜症は、網膜内の血管に障害が起こり、視力の低下や失明を招く危険な病気です。
<糖尿病腎症>
腎臓に傷みが生じて腎臓の機能が低下することを腎機能低下、腎症などと呼びますが、特に糖尿病が原因で腎臓の機能が低下した場合を、「糖尿病腎症」と呼びます。糖尿病性腎症の初期には、検尿で微量アルブミンが検出され、進行すると持続性の蛋白尿となります。腎機能が低下すると、全身の浮腫や尿毒症などを来たし、透析療法が必要になります。
<糖尿病神経障害>
神経障害は、糖尿病の三大合併症のひとつです。 症状は、手足のしびれや 痛み、感覚の鈍麻、下痢や便秘を繰り返す、立ちくらみ、味覚が鈍くなる、発汗異常、排尿障害、勃起障害など、様々な形で全身にあらわれます。進行すると無自覚性低血糖や無痛性心筋虚血、壊疽、突然死のような深刻な状態に陥る危険性があります。
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【糖尿病の慢性合併症】大血管障害
大血管症は太い血管の障害です。頭への血管であれば脳梗塞。心臓の血管であれば狭心症や心筋梗塞、足の血管であれば末梢動脈疾患という病気になります。太い血管の合併症は、血糖値はもちろんですが、血圧や脂質も大きく影響します。
<脳梗塞>
脳梗塞とは、何らかの原因で脳の動脈が閉塞し、血液がいかなくなって脳が壊死してしまう病気です。片方の手足の麻痺やしびれ、呂律が回らない、言葉が出てこない、視野が欠ける、めまい、意識障害など様々な症状が突然出現し、程度は様々ですが多くの方が後遺症を残します。
<心筋梗塞>
心筋梗塞とは、心臓(心筋)が酸素不足になり壊死する病気です。心筋を取り巻いている冠動脈は心臓に血液と酸素を送っています。これが動脈硬化で硬くなりコレステロールなどが沈着すると血液の通り道が塞がれ、心筋に血液を送ることができません。そのため心筋は酸素不足となり、心筋細胞が壊死を起こしてしまいます。これが心筋梗塞です。
<末梢動脈疾患>
末梢動脈疾患とは、足の動脈が狭くなったり詰まったりして血液の流れが悪くなり、足に様々な症状を引き起こす病気です。以前は、「閉塞性動脈硬化症」あるいは「下肢慢性動脈閉塞症」と呼ばれていましたが、現在は、その原因に関係なく、国際的に「末梢動脈疾患」に統一されています。
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糖尿病の慢性合併症の予防策
糖尿病の治療を継続し病気と上手につき合うことで、糖尿病の慢性合併症を予防できます。合併症を予防するためにも、糖尿病と診断されたら、運動療法や食事療法、必要に応じて薬を使った治療を行い、血糖値をコントロールすることが重要です。血糖値が安定している場合でも、定期的に血糖値や血圧、体重、尿たんぱくなどの検査を受け、合併症のチェックや治療も怠らないようにしてください。
糖尿病を放置するリスク
糖尿病を放置すれば、失明、血液透析、下肢の切断などにつながります。さらに、脳梗塞、心筋梗塞、アルツハイマー型認知症など、様々な病気の原因や、それらの病気自体を悪化させる可能性もあります。ですので、糖尿病を絶対に放置しないでください。糖尿病は早期から治療を開始することが何より重要です。
不安な方はいつでもご相談ください
糖尿病になっても、初めのうちは自覚症状がありません。そのため健康診断や、ほかの病気の検査をしている時に偶然見つかるということも多々あります。健康診断で糖尿病の可能性を指摘された方はもちろん、日常生活の乱れを自覚していて、糖尿病の症状かもと気づかれた方は、早めに受診することをお勧めします。糖尿病にお心当たりのある方、あるいは検診などで血糖値に異常を指摘された方などいらっしゃいましたら、まずお気軽にご相談ください。
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2022.11.13
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