千葉県千葉市の都賀駅周辺でIgA腎症(慢性糸球体腎炎)にお悩みの方へ

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どんな病気?

IgA腎症(慢性糸球体腎炎)とは腎臓内の糸球体(毛細血管)にIgAというタンパクが沈着することで炎症などを引き起こす病気です。
IgA腎症の多くは自覚症状がほとんどなく、健康診断や検診で検尿をした際に血尿やタンパク尿などの異常を指摘されて見つかるケースが多いです。はっきりとした原因は明らかになっておらず、のどなどでウイルス感染をした時に生じたIgAが糸球体に付着することで発症すると言われています。
放置しておくと腎不全などの重大な病気を引き起こすため注意が必要です。

診断方法

IgA腎症(慢性糸球体腎炎)では腎機能が正常であることが多く、検尿によって尿の異常を指摘されIgA腎症が見つかることが大半です。
発症してすぐにはタンパク尿が認められないことがあり、特に血尿の状態によって炎症の強さを測ることができます。IgA腎症(慢性糸球体腎炎)と断定するためには腎生検(腎臓の一部をとり、顕微鏡で調べる検査)が必要です。

治療方法

IgA腎症(慢性糸球体腎炎)の治療方法として効果的なのは口蓋扁桃摘出術(扁桃腺をとる手術)とステロイドパルス(ホルモンの一種であるステロイドを点滴する治療)を併用した扁摘パルス療法です。
IgA腎症は放っておけば透析や腎移植を必要とする末期腎不全に至りますが、早期発見、早期治療を行うことで腎不全を防げる病気でもあります。まだ症状がないからと言って軽視せず、加療して頂きたい疾患です。

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